昨年お求めくださった方にも、
はじめての方にも、あらためてご説明を。
北海道余市町に、トマトジュース用の
トマトを栽培している
中野勇さんという方がいます。
以前から中野さんのつくるトマトを
知っていた糸井は、こんなふうに言います。
「これまで、いろんなところでトマトを食べたけれど
これ以上においしいものはまだ見つからないです」
中野さんのトマトには、
葉や茎に細かい産毛が生えています。
これは「水をできるだけ控える」という
栽培法によって起きる現象で、
空気中のわずかな水分を吸い上げようとして、
トマトが生命力をふりしぼっている証拠なのだとか。
そんなふうに厳しく育てられた、
養分がたっぷりなトマトを
一切の添加物を加えずそのままジュースに加工したのが、
この「おらがトマト」なのです。
さらに今年は、
トマトにとって最高の条件が揃っていました。
ひとつは、天候に恵まれたこと。
収穫期である7~8月の雨量が少なく
日照時間が長かったおかげで、
例年よりもさらにあまく
濃厚なトマトが収穫できたのだとか。
もうひとつは、中野さんの絶え間ない努力です。
「これで満足、ということは絶対にありません」と、
さらに上のトマトを求めつづける中野さんは、
今年の春、一家総出で
全39棟のビニールハウスに「雨どい」を設置し、
水分がトマトに悪影響を与えないようにしたそう。
そんな努力が実り、
今年は「糖度9度以上は確実」という、
あまいトマトができました。
そんな中野さんにご褒美が舞い込むように、
うれしいお知らせも。
ベルギー・ブリュッセルに本部を置く
「iTQi(国際味覚審査機構)」の審査にて
中野さんのトマトジュースが
「特記に値する優秀な味覚」と評価され、
2つ星を獲得したのだそうです。
▲賞状と一緒に、ご一家で記念撮影!
「iTQi」が認証する「優秀味覚賞」は、
優れた味覚と品質を持つ食品と飲料品に対して
与えられる賞です。
この賞に受賞することは、
世界に通じるおいしさであることの証なのですね。
「みなさまの『おいしかった』という声が
わたしたちの励みです」
とおっしゃる、中野さん。
そんな中野さんのトマトジュース、
販売はいよいよ12月5日(金)からです。
どうぞ、ご期待ください!