めざせ! みんなで「180度パタン」ほぼ日手帳で開脚部。先生は、“開脚の女王”Eiko先生(ミリオンセラー本『ベターッと開脚』著者)

手帳をきっかけに、ほぼ日の社内に
期間限定の部が発足しました。
その名も「ほぼ日手帳で開脚部」。
ほぼ日手帳の特徴のひとつ
「180度パタンと開く造本」のように
パタンと足が開くことを目指し、
手帳に記録しながら1ヶ月ストレッチを
続けてみる部活動です。
体を柔らかくする方法を教えてくれたのは、
100万部突破の開脚本
『ベターッと開脚』の著者、Eiko先生。
さて、1ヶ月間みんなでストレッチを続けたら、
どんな結果になったでしょうか?
教わったストレッチ方法もご紹介しますので、
よければあなたもやってみてくださいね。


こんなふうに続けました。

ほぼ日手帳で開脚部、今日はメンバーが、
1ヶ月間どのようにストレッチを
続けていたかをご紹介します。

Eiko先生からワークショップのときに、
こんなアドバイスがありました。
「みなさん、せっかく同じ会社なんだから、
昼休みに集まって、一緒に15分とか
やればいいんじゃない? 」たしかに。

というわけで、毎日みんなで昼に集まって、
開脚をすることにしました。
共通のLINEグループ
(みんなでメールを送りあえるグループ)を作り、
「そろそろやる?」「やりましょう!」など、
声をかけあいながらがんばることに。

みんなでやることで、ついついサボるのを
防ごうという作戦です。

ワークアウトの写真
「今日は大ホールでやりまーす!」など、
そのときそのときで空いている場所を使い、
気軽な感じでおこなっていました。

それぞれ予定もあるので、常に
全員参加というわけにはいきませんでしたが、
みんなでやるとはかどります。
特によかったのが
「ぜんぜん柔らかくなる気がしない」
「痛ーい!」「わたしも」などなど、
ぼやきながらやれるということ。
喋っていると、ストレッチの辛さも忘れられます。

ワークアウトの写真
「すごい、前より柔らかくなってる!」など、
小さな前進もみんなで褒め合って
モチベーションアップ。こういうの、地味に大事。
LINEキャプション
一緒にやれなかったメンバーも
「今日は家でやりました」「すばらしい!」
など言いあって、
お互いが続けやすくなるようにしていました。
メンバーの写真
ほかのほぼ日乗組員がのぞきに来て、
お試しでやってみることも。
興味を持って、そのまま一緒に毎日
やるようになったメンバーもいました。
メンバーの写真
こんなのも開脚がんばり中の一コマ。
メンバーの写真
ものすごく大人数でやった日もありました。

それにしても、何かを『続ける』って、
本当に大変。
今回自分たちで開脚をやってみて、
あらためてよくわかりました。
忙しい日もあるし、体調がいまいちな日もあるし、
気分がのらない日もあるし、
なんとなく忘れてしまう日もあるし‥‥。
ほぼ日手帳で何かを続けているみなさん、
本当におつかれさまです。

みんなで開脚をするうちに、
ストレッチについての疑問が出てきて、
メールでEiko先生に質問したこともありました。
そのときの開脚Q&Aもご紹介します。

Eiko先生に聞いた、
開脚Q&A

Q
どうやったら体が柔らかくなりますか?
Eiko先生
もう、毎日やるしかないです。
とにかく毎日やることがいちばん大事。
お酒を飲んだあとでもやる。毎日やる。
それがいちばんです。
「結果を出すぞ」と思ってがんばってください。

Q
開脚ストレッチに「やりすぎ」はありますか?
Eiko先生
完全に痛いところまでやったら、やりすぎ。
無視してやり続けると、どこかを傷めます。
ですから傷めないように気をつけながら
「イタ気持ちいい」と「痛い」の間を探ってください。

Q
筋肉痛になってしまいました。
このまま続けて大丈夫ですか?
Eiko先生
いわゆる「筋肉痛」については、
強めにストレッチをかけると出るものなので、
気にしなくて大丈夫です。
私もハードにキツめにストレッチをすると
次の日にはよく筋肉痛が出ます。
ただし、筋肉痛がずっと治らない場合は、
ストレッチをゆるめにおこなうようにしてください。

Q
ストレッチにいい時間帯はありますか?
Eiko先生
できる時間にやれば大丈夫ですが、
おすすめはお風呂上がりですね。
体が柔らかくなっていて、効果が出やすいです。
さらに言えば、シャワーでさっと済ませるより、
湯船につかったほうが
しっかりあたたまるので、おすすめ。
逆に、朝一番は体がかたいのでおすすめしません。
すこし動いて、体が柔らかくなってから
ストレッチするようにしてください。

Q
続けていれば全員、確実に結果はでますか?
Eiko先生
それぞれ、どのようにかたいかも違いますし、
年齢ややる頻度なども違いますから、
1ヶ月で全員がベターッとなるかというと、
そういうことはないです。
ただ、正しいやりかたで毎日続けれていれば、
きっと結果は出るはずです。

Q
開脚ができるようになると、
どんな良いことがありますか?
Eiko先生
実のところ私は、バレエや体操、
スポーツなどのために
柔らかくなりたいとかでなければ、
普通の人がベターッと180度開く必要は
ないと思っているんですね。
私自身「職業柄、かたいと説得力がないから」
という理由ではじめましたし。
ただ、どんな人でも
「イタタタ‥‥」と刺激を受けつつ体を伸ばす、
この「ストレッチ」という行為自体が
体にいいんですね。
だから私はそういった意味で、
日常にストレッチをとりいれることを
おすすめしています。
あとは転びにくくなったりとか、
道路を渡りたい時にガードレールを
ピピッとまたげるとか(笑)。
車に乗ってて助手席にいて
「運転変わって」とか言われても、
わたしはいちいち外に出ません、とか(笑)。
そのくらいでしょうか。

またストレッチを続けながら、
開脚部のメンバーそれぞれが書いていた
手帳の内容もご紹介します。
わりとシンプルに、近くにあるペンを使って、
ささっと書いていた人が多いようでした。
参考になると良いですが‥‥。
(写真を押すと拡大します)


【weeks】「週間予定+メモ」のフリースペースに、
その日やったメニューを書く。(オカムラ)
【オリジナル】使っていなかった月間カレンダーを活用。
埋めていくことで達成感を出す。(田中ま)
やったことをくわしく書いてモチベーションを維持。
(わかた)
【オリジナル】Eiko先生の本の中にある
ストレッチ方法をコピーして、手帳に貼る。
やりかたが気になったらすぐ確認。(わかた)
【オリジナル】先生に教わったポイントを、
絵を添えつつ、わかりやすくまとめる。(トミタ)
【オリジナル】ストレッチした日は
チェックボックスに「開脚マーク」。(トミタ)
【オリジナル】180度以上開脚できてしまう
体操選手の番組を見た衝撃を書いておき、
モチベーションアップ。(トミタ)
【weeks】ストレッチをした日には、
ぺたっと青いシールを貼る。
貼るときちょっとうれしい気分に。(かなえ)
【weeks】シンプルに星マークで記録。
単純なマークもたくさん並ぶとかわいい。(渋谷)
【オリジナル】年間インデックスのページに
やった日は「◯」、軽くやっただけの日は「△」を
書き入れる。いつやったかも記録。(エイミー)
【weeks】その日得た気づきを、
日記のように、ざーっと書いておく。
ちょっとした体の変化も記録。(あしざわ)
【weeks】「サボっちゃった‥‥」
という日は大きくバツを書いて、
自分への戒めにする。(むっちゃん)

それぞれ、こんなふうに工夫をしながら、
1ヶ月間、ストレッチ生活を続けてみました。

さて、次回は結果発表。
みんな、どのくらい柔らかくなったでしょうか?

(つづきます)