インパクトばつぐんのこちらのカバーは、
タレントの中川翔子さんが描いた
愛猫マミタスのイラストを、
手帳カバーいっぱいにプリントしたもの。
裏側のミルクティー色や、内側の濃い茶色など、
幅広い年齢層のかたにたのしんでいただけるように
チャーミングな柄にも、シックな色彩感を意識しました。
また、マミタスの毛並みや存在感を
すこしでも感じていただこうと、
生地はあえてザラッとした手触りのものを選んでいます。
中川翔子さんからは、
「マミタスは私にとって、愛を分け与えてくれる親友。
そんなマミタスが手帳になるなんて、
どんなときにも彼女が見守り、
励ましてくれるようで心強いです。
少しでも、使ってくださるみなさんの
日々の癒しになればいいなあ、と願っています」
とのコメントが。
また、こちらのカバーは中川さんの
「大好きな猫たちの幸せのために何かできたら」
という想いのもと、製作されたもの。
売り上げの一部は「ミグノンプラン」に寄付され、
１匹でも多くの動物を救うための活動に使われます。

こちらは写真家の石川直樹さんの山の写真を
大きく全面に配置した、力強い魅力のある手帳カバー。
写真は、ネパールのヒマラヤ山脈のひとつ、
標高6119mの「ロブチェ・ピーク」という山を、
石川さんが登頂時に撮影したもの。
白銀の雪山と群青色の空のコントラストが美しく、
斜面には一歩ずつ山を登る登山家たちの姿も見え、
人間の生命力を感じさせます。
このカバーの製作にあたり、特にこだわったのは、色。
コットン生地に、成層圏の空の色を
できるだけ忠実に再現するため、
何度も染色し直しました。
眺めているだけで、広大な世界へと
引き込まれそうになるカバーです。

毎年人気の「世界の伝統柄」シリーズは、
各国に伝わる柄や、その地域の風景をもとに
佐藤卓デザイン事務所の
日下部昌子さんがデザインを手がけているものです。
今年の「世界の伝統柄」シリーズでは
メキシコの少数民族であるオトミ族に伝わる
刺繍の柄をモチーフにしました。
動物から植物がはえているような不思議な模様は、
オトミ族に伝わる神話をモチーフにしているのだとか。
このカバーでは、そんなオトミ族の刺繍模様を
白地にターコイズブルーのシルエットで表現し、
さわやかな印象に仕上げました。
内側は山吹色で、バタフライストッパーはグレー。
キュートな絵柄ながら、
大人が持ってもすてきなカバーです。

そして本日、最後にご紹介するこちらは、
糸井重里がゲームデザインを担当した、
1994年発売のスーパーファミコン用ソフト
「MOTHER２─ギーグの逆襲」との
コラボレーションカバー「Onett（オネット）」。
「MOTHER2」の冒険がはじまるオネットの町が、
モチーフになっていて、
町の通りには、主人公のネス（ぼく）の姿や
シャーク団たちの姿も見えます。
カバーには町のマップと、町の西にある
「くちばし岬」が１枚にプリントされていて、
バタフライストッパーは、オネットの海と森。
カバー内側としおりの先のチャームは
ネスのリュックの色、イエロー。
きれいな発色は、スーパーファミコンでの
ゲームのプレイ画面を思い起こさせます。
また、こちらのカバーには、ドット絵のどせいさんと
「どせいさんフォント」がプリントされた、
赤いオリジナル下敷きがついてきます。

2015年の手帳、いかがでしたでしょうか。
‥‥とはいえ、今日ご紹介した手帳は
全部のラインナップの中の、ほんの一部。
まだまだたくさんご紹介したいので、
明日の予告も引き続き、
ラインナップを先取りしてご紹介します。
どうぞ、おたのしみに。