<ほぼ日手帳・カバーの系譜 その2> 洋服をえらぶ楽しみを、 カバーえらびでも体感してほしい。 そんな思いから、柄もののカバーは生まれました。

2002年に誕生した「ほぼ日手帳」は、
今年で11年目になりました。
毎年、リリースするたくさんのカバー。
色味を少しずつ調整してみたり、
今までになかった柄に挑戦してみたり‥‥。
それまでに積み重ねた過去があるからこそ、
新しい手帳カバーが誕生します。

2012年版までの手帳カバーの軌跡たどる
「ほぼ日手帳・カバーの系譜」も、今回で3回目。
本日は「ドット」に焦点を当ててみます。

「ドット」の手帳カバーは、
柄ものカバー誕生の翌年、2008年に登場しました。
(柄ものカバーの誕生については
ほぼ日手帳・カバーの系譜 その2」をご覧ください)
以来、ドット柄は、一度もなくなることなく
ラインナップに残り続けている、
まさに「定番」の柄なんです。
その遍歴を年代を追って見ていきましょう。

2008年版

プリント・スノードット

プリント・ミニドット

2008年版では、2種類の「ドット柄」が登場。
黒地にグレーの水玉で、
ゆったりとした間隔を保っている「スノードット」と、
濃いめの紺地に水色のドットが
きめ細かくあしらわれている「ミニドット」。
このふたつのカバーを比べてみると、
色味は似ているのですが、
ドットの大きさや配置されている間隔だけで
印象が異なることがわかりますねー。

2009年版

ベージュ・ドット

ブルー・ドット

2009年版の「ベージュ・ドット」は、
その名の通り、薄いベージュに
ちょっと大きめの白いドットのカバーです。
この年は、spring限定カバーも
「ブルー・ドット」と、水玉模様を採用。
とってもさわやかですねー。

2010年版

ブラウン・ドット

ブラウン・ドット(cousin)

2010年版には、ブラウンに白のドットが
きめ細かく配置された「ブラウン・ドット」が登場。
シックな色味ですが、重くなりすぎず、ポップな仕上がり。
また、カズンのカバーは、この年にはじめて柄物に挑戦し、
カズンの「ブラウン・ドット」が誕生、
オリジナルサイズとともに、好評いただきました。

2011年版

ツートン・ドット
 

KUKKA
ローズピンク・ドット

KUKKA
ハーブグリーン・ドット

2011年版のドット柄は、なんと3種類!
「ツートン・ドット」はネクタイの柄では定番で、
大人のさりげないおしゃれを
演出してくれるカバーになりました。
「ツートン・ドット」のような上品な水玉とは別に、
かわいらしい水玉のカバーもほしいよね、
と手帳の担当乗組員が考えていたところ、
OHTOのくまに妹がいるらしいという噂を聞きつけ、
白羽の矢がたったのが、2010年にデビューしたKUKKA
色は紙ぶくろとそろえ、
カバー全体に大きめの水玉模様をあしらいました。
つまり、KUKKAの水玉模様は
手帳カバーオリジナルの柄だったんです。

ああっ! 今見ていて気づきました。
この柄だって、立派な水玉模様ですね。

Smiling Minnie
(Black & Red)

ミニーのスカートをモチーフとした「Smiling Minnie」は、
2011年で10年目という節目を迎えた「ほぼ日手帳」の
アニバーサリーモデルとしてお目見えしたものです。
黒、赤、白の水玉がそろうだけで、
ミニーと連想できるって、ほんと、不思議ですよね。
このカバーもカウントすると、
2011年版の「ドット柄」はぜんぶで4種類にもなるんですねー。

2012年版

そして、2012年版のドット柄のカバーは、
水滴で黒地のインクがにじんだような、大きめの水玉模様。
こうして系譜で見てみると、
かなりユニークなドットなんですねー。
この「ドット012」、裏側の大部分を占めるポケットには
ドットがあしらわれていないこと、ご存知ですか?

ポケットの部分にドットを入れず、
裏側の大部分を黒地のみにしたことで、
カジュアルすぎず、大人っぽい印象のカバーになりました。
たとえばビジネスシーンでも、
裏のほうを見えるようにすれば、
違和感なくおつかいいただくことができます。
今まで単色のカバーを使っていたけれど、
ちょっとおしゃれなカバーに挑戦したい、
という方にも、おすすめです。

3月に入り、いよいよ年度末や卒業のシーズンですね。
4月からの新しい手帳は、もうお決まりでしょうか。
もし、まだでしたら、
ぜひ、定番の「ドット柄」も選択肢にいれてみてくださいね。
ほぼ日ストアで、本体を2冊以上お求めいただく場合は、
4月25日(水)午前11時まで実施している
「ちかとも」キャンペーンも、ぜひご利用ください。

2012-03-09-FRI