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白いページがあっても気にせず
自由に手帳を使う人がいたと思えば
小さな文字をびっしりと手帳に書き連ねる人もいるのが
「ほぼ日手帳」のおもしろさです。
乗組員の手帳をのぞいてみると‥‥
いました、いました!
またもや身内の登場で大変恐縮ですが
乗組員の中でも
書き込む文字量の多い二人の手帳を
おひろめさせていただきます。
まずは「ほぼ日ブックス」の金庫番、
会社全体の財務を担当する
CFOやまだの手帳です。


●「ほぼ日手帳」と
 「税務手帳」を使い分けています。


ぼくは「ほぼ日手帳」と「税務手帳」、
二冊の手帳を使い分けています。
「税務手帳」には税務情報や
税金関係の締め切り日など
公認会計士として
必要な情報がつまっているんです。
税務情報を横目に見ながら
「あ、この締め切りがいついつだから、
 この前にはこれをしないと」
というように
スケジュール管理をするのにも
「税務手帳」は欠かせないんですね。
ただ、スケジュール以外のことを
書くスペースがほとんどないんです。



だから「ほぼ日手帳」も必要なんですね。
「ほぼ日手帳」の使い方としては
ひたすら会議のメモを書いています。
たくさん書けるところを重宝しています。
1日ページに入っている縦の線を使って、
線の右側は会議のメモ、
左側にはそのときの自分の感想を書く。
そうすると、どんなにたくさん書いても
会議の要点が一目でわかっていいんです。
「ほぼ日手帳」はいつも持ち歩いているので
読み返して頭を整理するのにも
役に立っていますね。
時系列をはっきりさせることができるノートとして
使い勝手がいいんです。



もうひとつ、「ほぼ日手帳」の使い方として
あまり大きな声では言えませんが
会議のときにまじめな顔をして
下の言葉を一生懸命読んでいたりもします(笑)。

山田真哉


写真ではよく見えないかもしれませんが、
かなり小さな文字が
きれいに並んでいる手帳でした。

そしてもう一人。
1日ページの文字の量と
手帳の厚さでは乗組員ナンバー1!
糸井重里のマネジメントをやりつつ
プロモーションでも走り回るコイケの手帳を
ご紹介させていただきます。


●方眼ひとマスにひと文字ずつ書けるところが
 気に入っています。


糸井のマネジメントを担当していることもあり、
糸井重里と私、二人分のスケジュールを
1日ページに書き込んでいます。
二人のスケジュールを
特に色分けをしているわけでもないのですが
打合せに同席することも多いので
ちゃんとわかるものなんです。
でもときどきデスクにある
スケジュール管理用のカレンダーから
手帳に書き写すのを忘れて
「しまった!」ってこともあるんですけど‥‥(笑)。

なにかと連絡することや
調整ごとが多い仕事なので
TO DOリストも大活躍しています。
スガノと同じく、その日にやること、
忘れてはいけない締め切りや連絡などを
思いついたときに書いて、
やったことをチェックして、毎日を終える。
という繰り返しです。

仕事のスケジュールが入っていない
休日のページ部分には
糸井のミーティングや取材に同席した時に
話されている内容のメモを書いています。
このときに役に立つのが方眼のマス目。
ひとマスにひと文字書いていくと
とにかくたっぷり書けるところが気に入っています。
私の使い方としては横にずっとつなげて書くより、
秘密の縦ラインのところで
左側と右側のブロックに分けて
左のブロックを書き終えたら、
右のブロックに書いていく。
左はじから右はじまで一気に書いていると
話の流れなどにあわせて
行の途中で改行をしてしまい、
その分、スペースができてしまうのですが
この使い方をすることで
余白をあまり残さずに
びっしりと無駄なく書けるんです。



読み直すとおもしろいですし、
社内に情報を共有するときや
取材原稿のチェック、
糸井へ送るスケジュール報告の
ネタにもなっているのが
このこまかく書いているページたちなのです。

仕事のことでうまっている手帳のように
見えるかもしれないのですが、
プライベートなページもちゃんとあります(笑)。
ライブや舞台を見にいくのが好きで、
「公演のチケットを捨てたくないなぁ」
って思っていたときに
『ほぼ日手帳の秘密』でサカキシンイチロウさんの使い方を見て
「手帳に貼ればいいのか!」って思ったんです。
行ったライブや舞台、映画のチケットは
すべてその公演があった日に貼っています。
あとからチケットを貼ることが多いのですが、
その公演を思い出して楽しくなるんです。

あと、よく手帳の厚さを驚かれるのですが
自分の名刺、もらった名刺、
糸井の月間スケジュールのコピー、
付箋、通帳、SAKEROCKのCD、
タムくんのポストカード‥‥入れすぎでしょうか。
でも今やっている仕事に必要なものを
はさんでいるとこうなっちゃうんですよね。



こいけ


手帳CLUBをご覧いただいている中に
マネージャーという職業の方が
どれほどいらっしゃるかわからないのですが、
ご夫婦、お母さんとお子さんのスケジュールなど
複数の人の1日が1冊の手帳の中に
一緒に入っているというのは
手帳の使い方としておもしろいものですね。
『ほぼ日手帳の秘密』では
忙しくてすれちがいになりがちなご夫婦が
食卓に1冊の手帳を置いて、
お互い宛のメッセージを書きあっているという
すてきな手帳を見せていただきました。
二人分のことを書いている、二人で使っている、
もしくはもっと大勢で、
例えば部室のノートにしているなどなど
複数の方で「ほぼ日手帳」を
お使いいただいているということがありましたら
ぜひtecho@1101.comにご一報ください。
手帳にまつわる楽しいエピソードは
いつでも大歓迎です!

2006-11-16-THU
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