生活のたのしみ展と
ほぼ日ストアで、
「きほんのスピーカーキット」を
販売します。

本格的なスピーカーを、
誰でも作れるキットができました。
インテリアにもよく馴染み、
家に置いているだけで嬉しくなるデザイン、
名前は「きほんのスピーカーキット」。
必要な材料がキットに含まれているので、
誰でも気軽に、たのしみながら作れます。
そして、じぶんが作ったものとは思えないほど、
素敵な音がお部屋に響くことでしょう。
6月7日(木)からの「第3回生活のたのしみ展」と、
7月中旬の「ほぼ日ストア」での発売に先がけて、
キットについてご紹介します。

販売スケジュール

生活のたのしみ展
2018日(木)11日(月)
ほぼ日ストア
2018月中旬販売開始予定

キットの内容を紹介します。

「きほんのスピーカーキット」の製作が決まってから、
こうしてお伝えできるようになるまで、
森 友治さんとの試行錯誤を重ね、
およそ1年の月日をかけて完成しました。
きょうの予告では、オリジナルで製作した
キットの詳細について発表します。

Spring Summer Fall Winter Audio
きほんのスピーカーキット
¥19,440(税込)

お部屋に置いてあって嬉しくなるような、
かわいくて、暖かみのあるデザインの
スピーカーを作るためのキット。
「Spring Summer Fall Winter Audio」
という、ブランド名には、
1年中いつでも聴きたくなるオーディオ、
という森さんの想いが込められています。
キットに付属している真鍮のエンブレムにも
その名前が刻まれています。
じぶんで作ったスピーカーとともに過ごす季節を、
どうぞたのしんでくださいね。

「きほんのスピーカーキット」には、
反りが少なくて加工の精度が高い
MDFという木材チップからできた板を使っています。
そこに、天然木を薄いシート状に加工したツキ板を、
あらかじめ貼った状態でご用意してします。
個性豊かな木目の味わいを感じられる
ブラックチェリーのツキ板です。
キットを組み立てたあとで付属のオイルを仕上げに塗ると、
時間とともに色が深くなっていき、
育っていく変化をたのしむことができます。

そして、スピーカーとして
とてもたいせつな要素が、音です。
「きほんのスピーカーキット」では、
味わい深い音の響きを
たのしめるような箱のつくりをしています。
目の前でボーカルが歌ってくれている、
すぐそばでギターを弾いてくれている、
そんな光景が浮かぶような音質を目指して、
何度も試作を重ねて設計しました。

もしかしたら、「スピーカー」ときくと、
大音量で迫力のあるサウンドを思い浮かべるかたが
いらっしゃるかもしれませんね。
大きな音を出してたのしむこともできますが、
実際にお家で音楽を聴くことを考えると、
家族やご近所さんに気をつかって、
大音量で聴ける機会はあまり多くありません。
暮らしの中に響く音楽は、
小さな音でたのしむことが多い、と考えました。
そこで「きほんのスピーカーキット」では、
音量を小さく絞ったとしても、
きちんと低音が響くように設計をしました。
完成させたスピーカーではじめて音を鳴らしたとき、
じぶんで作ったものとは思えないような音が響いて、
うれしい驚きがあるはずですよ。

「きほんのスピーカーキット」の製作は、
バラバラになった板の状態から、
左右2つの箱を組み立てるところからはじまります。
キットを組み立てるのに必要な部品は、
森さんがセレクトをしたものが
あらかじめキットの中に含まれています。
「どんな部品を買えばいいのかわからない」
といった心配はしなくて大丈夫!

事前にご用意いただく道具も、
ふだんの生活で使うようなものばかりです。
「マスキングテープ、プラスドライバー、
はさみ、ウェットティッシュ、両面テープ、
布ガムテープ、わりばし、ゼムクリップ」
と、これだけで作りはじめられます。
ちなみに、「生活のたのしみ展」と
ウェブの「ほぼ日ストア」では、
「Spring Summer Fall Winter Audio」の
手書きのロゴをあしらった、
オリジナル柄のマスキングテープが
購入特典としてついてきます。
(写真で使用している柄とは異なります)
キットを手にしたその日から、
作りはじめることもできてしまいます。

組み立ての作業は、とてもシンプル。
板をマスキングテープで留めておき、
接着剤でくっつければ、
箱の形は完成するように設計されています。
あとは、別売りのスピーカーユニットと
アンプを接続して音楽をおたのしみください。
スピーカーをはじめて作る人でも
失敗しないような工夫が詰め込まれていて、
板に溝を入れて組み立てをラクにしたり、
接着剤が外にはみ出ないような設計がされていたり、
ネジの入る穴があらかじめ開けてあったり。
作業の途中で失敗をしないよう、
念入りに検討を重ねて作ったキットです。

組み立て作業そのものにかかる時間は、
ものづくりに慣れていないかたでも
およそ3時間ぐらいあれば
2箱を作ることができるはずです。
ボンドを乾燥させる時間を加えても、
週末の2日間で完成させられます。
「きほんのスピーカーキット」特製の
組み立て説明書では、
工程ごとに写真が撮られているのでわかりやすく、
森さんの丁寧な説明を読みながら作業を進められます。
それでも作業の途中で迷うことがあれば、
説明書に掲載されているURLから、
組み立て動画を見ることもできますよ。

交換用スピーカーグリル(2枚セット)
¥6,858~¥9,558(税込)

スピーカーグリル(RH) ¥6,858(税込)

スピーカーグリル(SC) ¥9,558(税込)

スピーカーグリル(WD) ¥8,478(税込)

スピーカーグリル(SL) ¥8,370(税込)

スピーカーの音が鳴る部分に
ふたをしている板を「グリル」と呼びます。
「きほんのスピーカーキット」では、
黒いネットをつけたグリルが
もともと付属されていますが、
別売りで、着せ替えのできる
木製のグリルも4種類ご用意しました。
お部屋の雰囲気にあわせて
お好きなデザインを選ぶことができます。
「きほんのスピーカーキット」とおなじく、
オイルを塗って仕上げると、
経年によって色の変化をたのしめますよ。

明日の予告では、 音を鳴らすためには欠かせない、
「アンプ」と「スピーカーユニット」の
選び方についてご紹介します。
どうぞおたのしみに。

(つづきます)

2018-05-30-WED

「生活のたのしみ展」に
森 友治さんが来て、
「きほんのスピーカーキット」を
先行販売します。

6月7日(木)から6月11日(月)までの
「第3回生活のたのしみ展」で、
「きほんのスピーカーキット」と
スピーカーの着せ替え用グリルの先行販売と、
スピーカーユニット、アンプの販売をします。
「きほんのスピーカーキット」は、
実物をご覧いただける、はじめての機会です!
キットの開発をした森 友治さんが毎日お店に立って、
キットの組み立てかたや、
パーツの選び方の解説をしてくださいます。
会場では、視聴や組み立て体験できるほか、
「きほんのスピーカーキット」の組み立て説明書と
森さん特製の40ページの撮り下ろし写真集
『ダカフェ日記のつづきのはなし』を
会場にいらしたかた限定でプレゼントします。

(森 友治)
「きほんのスピーカーキットの店」

きほんのスピーカーキット
¥19,440(税込)
※「きほんのスピーカーキット」の中には、
アンプとスピーカーユニットは含まれません。

交換用スピーカーグリル
(2枚セット)

(RH)
¥6,858(税込)

(SC)
¥9,558(税込)

(WD)
¥8,478(税込)

(SL)
¥8,370(税込)

アンプ

AP15d
¥10,584(税込)

AP20d
¥15,984(税込)

TU-8150
¥48,600(税込)

スピーカーユニット

FF85WK
¥5,184(税込)

P800K
¥1,620(税込)

販売スケジュール

生活のたのしみ展
2018日(木)11日(月)
ほぼ日ストア
2018月中旬販売開始予定