ひきだしポーチ・ポケット／姉

ほぼ日手帳の仲間「ひきだしポーチ」は、
お気に入りのものや大切なものをひとまとめに収納できるポーチ。
整理されたひきだしをまるごと持ち歩くように使えます。

シックなブラウンの地に、水玉がランダムに配置されたキュートな生地。
色とりどりのピンクの泡がはじけているかのようなデザインの
「高野口パイル ピンクスパークル」。
和歌山県の清流、紀ノ川の近くにある工場で
職人さんの繊細な技術によって生まれた生地です。

二枚の布を向かい合わせにして、
そこに垂直に糸を通し、平行に切り離すことで
布地から糸が生えているような質感を実現した
特殊な織り方をしたものです。

水玉部分はフリーハンドのような味わいのある円になっていて、
てざわりのよい立体的なつくり。
温かみがありつつ、華やかさも感じられます。
内側と引き手のストラップはショッキングピンク。

「ひきだしポーチ・姉」のかたちは、ウォレットサイズのじゃばら状。
カード類や通帳までたっぷり入るお財布として役立つのはもちろん、
文房具やチケット、イヤホンなどの小物を
分類しながら収納することができます。

「ひきだしポーチ・ポケット」はカードや名刺、鍵やイヤホンなど
身の回りの小さなものをひとまとめにできるミニポーチです。
整理されたひきだしをまるごと持ち歩くように使えます。

おいしいからおしえたいCLUB
リンズィさんのレザーウッドハニー140g

レザーウッドハニーは、
オーストラリアのコンクール
「Tasmania Bee keeper association」で
毎年金賞を受賞するほどのはちみつで
天然の甘味は滑らかでエレガント、
またハーブのような芳醇な香りが特徴的です。

【くわしい紹介コメントはこちら】
ヴァイアンドフェロウズ「リンズィさんのレザーウッドハニー」

飯島奈美さんのLIFE
ジレエプロン

長時間キッチンに立つ飯島奈美さんに
欠かせない機能がたくさんつまったエプロンを、
機能性にすぐれるレディスウェアをつくるブランド
「lelill(レリル)」のデザイナー、児玉洋樹さんと一緒につくりました。

この「ジレエプロン」は、ボタンをとめて紐を結ぶと
まるでワンピースやジャンスカ（ジャンパースカート）のようになる一着。
前を開けて羽織れば、今どきのジレっぽく着ることもできます
（ジレはフランス語で、ベストのような袖のないウエアのことです）。

まるで洋服のようなデザインですが、
一見普通に見えても、実は使う人に寄り添った、
まるで道具の様に使える機能性を有した
日常着というコンセプトでつくったこのエプロン。
はねる油や粉、水滴から
きちんと身体をカバーをする実用性を備えています。
財布や携帯電話が入る大きなポケット、タオルをかけられるループ、
ペンホルダーなどのうれしい仕掛けは、
フードスタイリストとして長時間スタジオでエプロンをつけて仕事をする
飯島さんならではのアイデアです。
脱ぎ着がしやすく、長時間着ていても肩がこらないよう、
立体パターンになっているところもポイントです。

ブラックは、綿の平織りの生地である「タイプライタークロス」。
強度があり、なおかつ薄く、他の繊維と比べても耐熱性が高い素材です。
ブラックは「カジュアルめ」で
長く愛用していったときにデニムのような味が出ます。

「みずいろ」は、
明るくややラベンダーがかったきれいなブルーが特徴。
幅の広いコーディネートが可能です。
コットン100％の細い糸を高密度で織ったシャツ生地で、
ブラックと同様、薄いのに強度があり、
他の繊維と比べても耐熱性が高い素材です。
ブラックに比べて、さらに、やや軽めになっています。

weeksdays
東屋 磁器のお皿

熊本県天草地方で採れた単一原料の陶石を使用した磁器のお皿です。
国内最高品質の白磁原料を、
長崎県波佐見町の白岳窯で焼き上げました。
伊藤まさこさんが監修、猿山修さんがデザイン、
東屋の熊田剛祐さんが制作の指揮をとって、
５年の歳月をかけて完成したものです。

オーソドックスでシンプルな仕上がりなので、
いろいろな料理にお使いいただけます。
スタッキングしやすく、かろやかで、
重ねた姿もきれいな形状をしていますよ。

「石灰釉」は透明な釉薬なので、白い生地が艶やかに際立ちます。

天草の陶石は、やわらかさが特徴。
ですがこういった大きく薄いものをつくるのは、
焼成中のゆがみがでやすいため、
それを想定した原型づくりが大きな課題でした。
これを解決してくださったのは、
猿山さんと長く組み、様々なデザインを具現化してきた
有田で活動する、原型師の金子哲郎さん。
完成した原型をもとに、長崎県波佐見町の白岳窯で、
きれいなエッジが出るように、より手間をかけ、
丁寧に仕上げを行っています。

伊藤まさこさんのコメント

今回できあがったのは、丸いお皿とオーバル皿大小。
色は、天草の白い陶石を生かして、
まっ白のものと、土灰釉という釉薬をかけた、
ちょっとうすいブルーがかったものの２色です。

オーバルの直径は大きい方が34センチほど、
小さい方は約24センチ。丸いお皿は約21センチ。

どれもすっきりとしていて美しく、繊細な表情をしています。
料理を盛ってテーブルに置くと、その場所の空気がきりりとする。
少し緊張感があるところも気に入っています。

リムの内側にあるラインは、
時に「料理はここまでね」という境界線になることもあれば
（チャーハンを盛った時のように）、
その境界線を飛び越えて、盛りつけることも
（グリーンの蒸し野菜の写真のように）。
デザインでもあり、
またデザインを感じさせないさりげなさも併せ持つところは
さすが、猿山修さんのデザインです。

また、お箸もナイフやフォークなどのカトラリーとも合うのが、
この器のよいところ。
和にも洋にも、中華やちょっとエスニック風など、
あらゆる料理を受け止めてくれる、懐の深い器です。