植物由来の染色方法であるボタニカル・ダイは、
ひとつに見える色も、
じつは200種類ほどの色素からできています。
(そのなかには「ひとには見えない色」も
 入っているんですって!)
ボタニカル・ダイで染めた布は、光を乱反射し、
複雑なニュアンスを うむため、
ひとの目にとてもやさしく、深く、
複雑な印象をあたえます。
また、化学染料よりも
やわらかく仕上がるのも、いいところ。
夏のくびまきにぴったりの染め方なんです。

ボタニカル・ダイで染めたくびまきは、
この夏、2色が登場します。
「麻のおおきなましかく」の、
「ログウッド」(ブルー)と
「ローゼル」(ベージュピンク)です。

ログウッド。
すべての色を含むと言われる植物で、
たくさんの色を表現できるので、
魔法の樹とも言われています。
(ふるくは、ナポレオンのフロックコートや、
 イギリス海軍のピーコートなどの衣類に、
 またピアノの鍵盤の黒、ギターの赤い板なども
 ログウッドで染められていたのだそうです。)
色=光をすべて持っている、というところから、
光を持ってきてくれる植物、お守りの樹、としても
大切にされてきました。
ローゼル。
今回のラインナップでは、唯一の暖色です。
古くから食用や薬用に使われてきた植物で、
萼(がく)と苞(ほう)の部分は
クレオパトラもお茶にして飲んだと言われています。
(いまも「ハイビスカス・ティー」
 という名前で知られています。)

昨夏にはじめて登場した「おおきなましかく」ですが、
この夏は、全体を軽く、
すこしだけサイズを小さくしています。
(一辺を110センチにしました。)
さわると、ハリがあって、すべすべ。
ギュッとつかんで離すと、ポンと膨らみ、
たたむと、とってもコンパクトになるので、
持ち運ぶのにもべんりです。

さて、こちらは定番の「ほぼ日の麻のくびまき」です。
幅60センチ、長さは175センチ。
くびからそのまますとんとさげてもかわいいし、
もちろんぐるぐるっとまいてもいい長さです。

この夏のラインナップは、ブルー系の2色。
まず、定評のある「ほぼ日」のタータン。
よこ糸に紺と鼠(ねず)ときなり、
たて糸にはちょうど半分ずつ、紺ときなりの糸を使って、
大きな柄に仕上げています。
基調となっている紺色から
「ブルー・ニュイ」と名付けました。
日暮れから真夜中にかけての、
夏のヨーロッパの空の色なんです。

この配色と柄の大きさをいかして、
折りかた、まきかたを変えて、
紺を多めに見せたり、
きなりっぽい表情にすることができます。
カジュアルに思える色、デザインは、
いかにもデニムや白いシャツに合いそう。
いっぽうで、写真のようにエレガントな赤いワンピースとも
抜群に相性がいいですよ。
そして、最後にご紹介するのは「ブルー・ロワ」。
このくびまきだけは、 糸染めにすこし時間を要するため、
6月13日(金)より販売スタート。
3色のブルーで染めた糸を
ヘリンボーン柄(綾織り)にしています。
微妙な糸の色のちがいが、この織りとあいまって、
複雑な表情をうんでいます。
くるくる変化する夏の陽射しのもとや、
部屋の中、そして夜。つける場所と時間によって、
いろんなニュアンスがたのしめるくびまきです。

着ている服をえらばない、合わせやすい色。
シャツを1枚重ねるように
ふわりと羽織るのもすてきですし、
きっちりまいてもかわいいですよ。
もちろん、男性のカジュアルシーンでも
使いやすい色、柄です。

この2本、ことしは、麻ならではのざっくり感をアップ。
ハリのある麻糸の個性をいかして仕上げているので、
ぎゅっとつかむと、
ポンとはじけるような弾力があり、
くびにまいたとき、いい感じのボリュームが出るんですよ。

次回予告では「とめるショップ」の新作をご紹介します!

ほぼ日のくびまき 2014 summer は3カテゴリー6デザイン、すべて麻100%。あたらしい「とめるショップ」もいっしょに、5/28(水)午前11時より販売開始です。
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