「カレーの恩返し」は「ほぼ日」オリジナルの
いつものおうちのカレーがさらにおいしくなる
「仕上げ用」のスパイスミックスです。
一からカレーを作るためのスパイスではなく、
仕上げ用のスパイス。
各ご家庭それぞれのやりかたで、
普段どおりの「我が家のカレー」を作ったあと、
最後に仕上げとして加えると、
おうちのじまんのカレーに
「華やかさ」や「あざやかさ」がプラスされ、
ますますおいしくいただけるという
どこか魔法のようなスパイスです。

発案とレシピ作成は、糸井重里。
じつは、もともと長期間にわたり
個人的にカレーの研究をしていた糸井が、
自分ならではの「いちばん好きなカレー」を
追い求めてたどりついたスパイスミックスが、
そのおおもとです。

とくに商品化は予定していなかったものですが、
糸井がこのスパイスを使ったカレーを
ほぼ日の乗組員たちに振る舞ったり、
スパイスミックスをじたいを
親しい人たちにおすそわけしたりしていたところ、
「おいしい」「すごく好き」「売ってたらほしい」
といった声がたくさんありました。
気軽にこのスパイスを買えるようになると、
自分たちもうれしい。
そこで、スパイスのプロフェッショナル、
マスコットフーズ株式会社のみなさんに相談して
できあがったのが、この「カレーの恩返し」です。

「カレーの恩返し」のつかいかたは、
ずいぶんかんたんです。
ご家庭のいつものやりかたでカレーを作り、
さいごの仕上げの煮込みの段階で
適量の油で炒めた「カレーの恩返し」を入れ、
ひと煮立ちさせれば、それでおしまい。
工程としてはシンプルですが、
あら挽きにした何種類ものスパイスの組み合わせと、
「我が家のカレー」のおいしさの相乗効果で
とびきりおいしいスパイスカレーができあがります。

「カレーの恩返し」を使ったカレーに特徴的なのは、
その「華やかさ」と「あざやかさ」。
おうちのカレーをベースに、
どこか、きらきらした印象の味わいのある
カレーができあがます。
また「おなかがすく香り」もこのスパイスの特徴。
（なぜか多くの人が「おなかがすく香り」と表現します）
食欲が刺激されて、おかわりもすすみます。
チャームポイントの赤い粒のピンクペッパーは
口のなかで、かりっとはじけます。
ひとつひとつ挽きかたを変えたスパイスにより
口に入れたときに「ざくざく食べる感じ」があって、
その感じもたのしいです。
辛み成分はほとんど入っていませんが、
「スパイシー」なカレーになるため、
食べるとけっこう汗をかく、という声も多いです。

分量の目安は、５〜６皿分（ひと鍋分）につき１袋。
とはいえ、辛さなどではなく
カレーに風味をプラスするものなので、
おこのみで、多めにも控えめにも使っていただけます。

小分けの袋に入っている「カレーの恩返し」は、
親しい方やお世話になっている方への
おすそわけにも使いやすいサイズです。
実際に、糸井やほぼ日乗組員たちも
お世話になっている方へのちいさなおみやげとして
差し上げていることがわりとあります。
前回、販売させていただいたときには、
「帰省するときの両親へのおみやげにしました」
「友人からの荷物に、オマケとして１袋入っていて
うれしかったです」という声もありました。

また、ちょっとした特別感のある
「カレーの恩返し」を使ったカレーは
家に人が集まるときのランチや
ディナーメニューとしても、おすすめです。
ちょっとしたイベント感もあるスパイスなので、
「カレーの恩返し」をきっかけに
友人たちとカレーパーティーを開いた人や、
キャンプのメニューがカレーになった人もいるそうです。
大勢であつまるときには、
「スパイス入り」と「入れないもの」を両方作って、
みんなで食べくらべてみても、たのしいです。

「カレーの恩返し」は半端に余ってしまっても、
カレースパイスとして、ほかの料理にも使えます。
（袋にはチャックがついています）
手軽な使い方は、塩と合わせてカレー塩にすること。
また、カレーうどんやカレーせんべいにかけたり、
ポタージュに入れたり、スパイスチキンを作ったり、
マヨネーズやソースに混ぜたりと、
さまざまな使い方ができます。
肉豆腐や肉じゃが、豚汁など、
和風味のものにもじつは合います。
アレンジメニューは「ほぼ日」でも
まだまだ研究中ですので、
「これぞ」というレシピを見つけたときは、
ぜひ、教えていただけたらうれしいです。