秋のセンチメンタルテリトリー
カシミアのTシャツ フレンチボーダーシャツ
10/15 デザイン
10/15 デザイン
10/16 素材とくふう
10/17 サイズ

みなさん、こんにちは。ほぼ日カシミア物語
カシミアのTシャツのページへ、ようこそ!

今日は、「素材とくふう」について、お伝えします。

「カシミアのTシャツ」の素材については、
「ほぼ日 カシミア物語」のなかでも説明しましたが
ここでもういちど、お話しいたしますね!

 



「カシミアのTシャツ」は、
世界のなかでも「最高級」といっていい
内モンゴルのカシミア100%で、できています。

内モンゴルという地は、
一年を通じての寒暖の差が激しいところ。
その厳しい自然環境が、
世界でも最高レベルのカシミアを育てるのです。

「うすくて、かるくて、かっこいい」が合い言葉の
「カシミアのTシャツ」は、そんな、
高品質のカシミアがあってこそ、実現できました。


カシミアは、
細ければ細いほど、長ければ長いほど
やわらかく、なめらか。
それが「高品質の証し」であるとされています。

厳しく品質管理されている内モンゴルでは、
「太さ15ミクロン前後、長さ38ミリ以上」という
とても高品質なカシミアが、安定してとれる地域。

細くて長いカシミアを使うことで、
超長綿のコットンでできた「やさしいタオル」のような、
ふんわりやわらかで、
なおかつ、うすくてかるいニットになりました。
無理かもしれないと思われた
「カシミアのTシャツがほしいね」という希望が、
ほんとに実現したんですよね。


最近、「カシミア100%」と表示されているのに、
じつはそうでなかった商品がお店から回収される、
というニュースがありました。

そこで、わたしたちは
おおもとの生産地である「内モンゴル」の工場まで
じっさいに、視察におもむいたのです。

そして、その工場からカシミアを買い付けている
「イトチューウールリミテッド」さんと
直接やりとりをすることにして、
確実に「100%、本物のカシミア」であることを
たしかめながら、つくってきました。

ですから、心配はまったくいらないのですが、
みなさんに本当にご安心いただくため、
「財団法人毛製品検査協会」という
第三者機関に科学的な検査をお願いし、
「100%、本物のカシミアである」という
証明をしてもらったのです。

 

 

念には念を、ということで
こうした「検査証明書」も掲載することにしました。

 



ふつうの「セーター」のばあい、
すそやそでのリブ部分は
「すぼまっている」つくりが多いのですが、
「カシミアのTシャツ」は、
ここにもすこし、くふうをこらしました。

すそ、そで口のリブ部分が、すぼまっていません。

このため、生地が腰や手首のところでひっかからず、
長そでTシャツを
着たときのようなシルエットになるのです。

これ、「ストーンリブ」と名づけました。

え、どういう意味かって?
それはもちろん、着たときに、
すそやそでが「ストーン」とまっすぐだからです。

「Tシャツ感覚のカシミア」を
実現するための、ひとつのアイディアです。


襟まわりや肩、ボディとそでのつなぎめの部分は、
「3本針のミシン」で縫製しています。

これは、Tシャツやスウェットの「襟ぐり」や
そでなどのつなぎ目に用いられる縫製のしかた。
ニット製品では、ほとんどみかけない手法です。

あえて、ひと手間よぶんにかけることで
見ための点でも、Tシャツらしくしています。


最高の素材でつくる、親しみのある「カシミア」。

今日は、そんなシャツを実現するための
「素材」と「くふう」について、お伝えしました。

さて、明日は
着たときのシルエットにこだわった
「かたちとサイズ」について、
しっかりと、お伝えしていくつもりです。

それでは、またこのページで、お会いいたしましょう!

前のページにもどる