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雨も、日差しも、これひとつ。〈O2〉別注のモンベルの超軽量傘が晴雨兼用で再登場!

予告04 mont-bell ×〈O2〉

もともとは、糸井が愛用していたことから社内に広がった 「mont-bell(モンベル)」の折り畳み傘。 「これ、すごくいいんだよ」と教えてもらい、 「生活のたのしみ展」にご出店いただいたのがはじまりでした。 3日間で500本以上売れるという勢いに、 私たちも驚いたことを覚えています。 それからというもの、社内でも愛用者が続出し、 「3本、4本持っている」という人もいるほどに。 (※モンベルの傘を愛用している ほぼ日乗組員3名による座談会もどうぞ。)

これまでに〈O2〉別注カラーで 「トラベルアンブレラ」を2度つくっていただきましたが、 3度目となる今回は、 はじめての晴雨兼用モデル 「トラベル 2-Way アンブレラ 50」を、 これまでと同じグレージュカラーでお願いしました。 雨の日も、晴れの日も。 毎日の相棒になる一本です。

mont-bellの設楽(しだら)さんと古館(ふるだて)さんに スペックやお手入れ方法についてお話をうかがいましたので、 その内容をお届けします。

雨も、強い日差しも。一本で。

今回の「トラベル 2-Way アンブレラ 50」は、 裏にサンブロック生地が張られていて、 広げると裏が黒いんですね。

設楽 そうなんです。 表は軽くて丈夫なポリエステル生地、 裏はサンブロック生地でしっかり遮光しています。 雨を防ぐ層と光を防ぐ層の“合わせ技”ですね。

mont-bell 広報部の設楽さん

裏地がついていることもあり、 これまでのシリーズと比べると やや生地は厚めでしょうか。

設楽 そうですね。 従来は10デニールの糸で織っていましたが、 今回はもう少し太い20デニールに。 そのぶん耐久性はあがっています。 あと、前回の別注と同じグレージュカラーですが、 糸が太くなったぶん、ややグレーみが強くなっています。

重量もすこし増えてはいますけど、 それでもとっても軽い。

設楽 これまでがLサイズの卵と同等の約90gだったところ、 今回は約130g。 糸が太くなったことに加えて、 裏面にサンブロックのコーティングを施しているぶん、 少しだけ重くなっています。 それでも、機能が増えたうえで 約40g増に収まっているので、 十分軽い仕上がりだと思います。 晴雨兼用になったことで、 ほぼ毎日持てることを想定すると、 多少重くなっても耐久性を優先しています。 「軽くてすぐへたる」より、 「少し重くても長く使える」ほうが、 結果的に相棒になりますから。

紫外線遮へい率はいかがでしょう?

古館 99.7%です。

ほぼ100%! これだけ薄くて軽い生地で そこまで遮ってくれるのはすごいですね。

生地の話。

表地は「軽くて丈夫」ということですが、 生地についてもう少し詳しく聞かせてください。

設楽 軽さと強度を両立したポリエステルの生地を使っています。 水をはじきやすい、疎水性の高い素材です。 薄手でありながら、日常使いにも十分な強度があります。 それを、リップストップ加工しています。

リップストップ?

設楽 格子状に糸を織り込むことで、 穴が開いても裂けが広がりにくいんです。 “裂けるのを止める”という意味で、 リップストップと言います。

古館 アウトドア用品ではよく使われる加工です。 傘でも、風や引っかけによるダメージを 最小限に抑えるために入れています。

もしも穴が開いてしまっても、 大きな心配はいらないんですね。

設楽 そうですね。 ただ、店舗にお持ちいただければ 生地を替えることもできますし、 穴埋めなどの補修にも対応しています。

mont-bell 品川店

頼もしいですね。 mont-bellさんの傘は、 お直ししながら長く使えるところも魅力です。

古館 骨の修理もできますし、 グリップなどのパーツ単体での販売もしています。 “だめになったら使い捨て”ではなく、 できるだけ長く使ってほしいですから。

mont-bell 営業部の古館さん

山から街へ、そしてまた山へ。

もともと晴雨兼用のモデルは、 mont-bellさんではいつ頃からあるんですか?

設楽 最初は雨傘からスタートしたのですが、 その後、日傘の需要が出てきて、 「だったら兼用で使えたほうがいいよね」という社内の声から、 晴雨兼用が生まれました。

アウトドアでも、傘を使う場面はあるのでしょうか。

設楽 ありますね。たとえばキャンプ。 急に雨が降ってきたときに、 さっと広げられると楽です。

レインウエアを出して着るよりも、効率的ですね

設楽 標高の低い山や平地のハイキングコースでも便利です。 樹林帯に入ると雨脚が弱まることもあるので、 ちょっとした雨ならとりあえず傘をさすだけでいい。 山を下りたあと、 そのままバス停や公共交通機関で使えるのもいいですね。

もっと過酷なアウトドアの場合でも、 使う機会はあるのでしょうか。

古館 今回の「トラベル 2-Way アンブレラ 50」は 名前のとおり旅行などに適しているので、 そこまで本格的な場面での使用は推奨していませんが、 晴雨兼用傘のアウトドアでの立ち位置の話をすると、 タフな場面でも使われる人が多くなっていますね。

変化が起きているんですね。

古館 本来、「岩場では両手が空いているほうが安全」 というセオリーがあるのですが、 最近は日差しが強すぎるんです。

傘をささざるを得ない、という感じでしょうか。

古館 そうですね。 森林限界という言葉があって、 だいたい標高2300メートルくらいを超えると、 大きな木が生えなくなります。 つまり、遮るものが何もない。 近年の真夏の稜線は、本当にカンカン照りなんです。 だから、雨も日差しも防げる 一本の価値が大きくなっています。 ただ、岩場では両手が空いていないと危険ですので、 歩行時の使用は避けてください。

長く愛用するためのメンテナンス。

長く愛用するために、 使い方のアドバイスなどがあれば教えてください。

設楽 濡れたら乾かす、が基本ですが、 一番多いトラブルは、いきなりバッと開いて 骨が折れてしまうことですね。

すみません、 バッと開くの、やりがちです‥‥。

古館 広げる際は、 まずシャフト(中棒)を伸ばしてから、 すべての関節を伸ばしてあげてください。 この一手間で、骨折れは防げますよ。

少し落ち着いて扱う、ですね。 収納時のアドバイスなどもありますか。

古館 今回の傘は、マジックテープが生地を擦ると、 遮光コーティングを傷つける可能性があるので、 専用カバーに入れるときは、 きちんとテープを留めてからしまうのがいいですね。

とにかく丁寧に扱ってあげることですね。 表地は撥水性がありますが、 その機能を長持ちさせるコツはありますか。 やっぱり、撥水スプレーがいいのでしょうか。

古館 撥水加工は、 表面にとても細かい“毛”のようなものが 立っている状態だと考えてください。 この“毛”のようなものは、 生地表面の「撥水基」と呼ばれる部分で、 よく“草原の木”に例えるんですが、 木が均一に立っていれば、水は地面に届きません。 でも、その木が寝てしまうと、水が入り込む。

なるほど。 寝てしまうのは、経年変化などが原因ですか。

古館 それもありますが、 人の皮脂や日焼け止めクリーム、 排気ガスなどの油分や汚れでも起こります。 撥水性が落ちたように見えて、 実は表面が汚れているだけ、ということも多いです。

じゃあ、使えば使うほど 汚れが溜まっていってしまうのでは‥‥。

古館 そのとおり。 でも、解決策はあります。 傘を開いて、汚れが付着した生地に 水かぬるま湯をかけ、 スポンジなどでやさしく洗ってください。 汚れがひどい場合は、 スポンジに中性洗剤を含ませていただいても大丈夫です。 その際は、洗剤の成分が残らないように、 しっかりと洗い流してください。 また、もっと手軽な方法として、 ぬるま湯を含ませた布で表面をやさしく拭くだけでも、 「撥水基」が立ち直ってくれる場合もあります。

意外でした! ぬるま湯で拭いたら、 撥水が取れてしまうのかと思っていました。

古館 むしろ傘にとってはやさしいケアです。 それでも水を弾かない場合は、 撥水スプレーをしてあげてください。

mont-bellさんでも売っていますよね。

古館 あります。 ただ、スプレーは吹きかけるだけで終わりではなく、 その後にドライヤーを当てるまでがセットです。

ドライヤー、意外です。

古館 撥水剤は、熱を与えることで定着するんです。 スプレー後の生乾きの状態で、 少し離れた位置から温風をまんべんなく当てるだけ。

初めて聞くお手入れ方法です。 どれくらいの頻度でやってあげるのがおすすめですか。

古館 毎回やる必要はありません。 気になったときで十分です。 「最近、弾かなくなったな」と感じたタイミングで。 少し手をかけてあげるだけで、 ぐっと長持ちしますよ。

これまでに使っていたmont-bellの傘も 一度きちんとお手入れしてみようと思います。 本日はありがとうございました!

mont-bell ×〈O2〉
トラベル 2-Way アンブレラ 50 ¥7,150(税込)

  • mont-bell ×〈O2〉トラベル 2-Way アンブレラ 50 グレージュ

    グレージュ