黒い革靴の甲に白く入った数字は いったい何を表わしているのでしょう？　 これ、サイズなんです。 しかもイギリス（UK）のサイズ表記。 つまり「10」ということは、 アメリカ（US）で「10.5」inch、 日本でいうと「28.5」cmになります。 いきなり、サイズの話ですみません。 このサイズ表記もデザインとしてしまう靴は、 靴の本場であるイギリスと職人の町・浅草で 靴づくりを学んだデザイナーの山本真太郎さんが手掛ける 「K.L.G WHITE」の革靴です。 ブランドの読み方は「ケイエルジ ホワイト」。 スタイルはイギリス仕込みのオフィサーシューズです。 オフィサーシューズというのは、 ミリタリー従事者が正装のときに履く革靴のこと。 スニーカーのような気持ちのよい履き心地で、 実際、ほんとうに走れそうなんですよ。 「K.L.G WHITE」ではサイドに入る 「UK」印を、このショップでは特注で 「5DW」印とさせていただきました。 黒は黒でも、ソフトタッチで仕上げた牛革と、 そこにエナメルを施したエナメルタイプの ２素材で展開します。

気持ちよくどこまでも歩けそうなシューズは、 アメリカのオレゴン州ポートランドのフットウェアブランド 「KEEN」からデビューしたてほやほやの 「WK400」というモデルのウォーキングシューズです。 歩くことに特化したこのシューズは、 円弧を描くアウトソールに注目。 「転がるような感覚で」前へ前へと進む、 “KEEN.CURVE™ テクノロジー”を搭載。 高反発とクッション性を両立させて、 快適な歩行をサポートします。 全天候型のラバーソールで、 アスファルトの街歩きから、トレイルや砂利道など、 あらゆる道路で安定した快適な履き心地を実現しました。 「サンダルは、つま先を守ることができるのだろうか？」 というシンプルな疑問をきっかけに始まった「KEEN」。 つま先のあるサンダル「ニューポート」が注目を集め、 ラインナップがサンダルに特化するなかで、 この「WK400」は、 はじめてつくったウォーキングシューズ。 20年にわたりアウトドア・フットを作る、 信頼の高いブランドです。

「VINCENT SHOELACE」は京都出身、 東京在住の夫婦が日本でつくっている シューレースブランドです。 今回、「5DW」で特別につくってもらったのは、「TRAVIS」というモデルの、 福木染（イエロー）×藍（インディゴ）と、 コチニール（ピンク）×炭（ブラック）の２型。 奄美大島の染色家・金井志人さんが ほかでは真似のできない独自の方法で 心を込めて染め上げました。 ワーキングシューズにもウォーキングシューズにも、 ここぞとばかりに「VINCENT SHOELACE」の 靴紐を通してみました。 「K.L.G.WHITE」には「Paul」を。 「KEEN」には「PEE-WEE」を。 どうですか？　なんとも楽しそうじゃありませんか。 「Paul」は、アウトドアで使われる ナイロンコードをモチーフに、 あえて革靴用につくられたモデル。 「PEE-WEE」は、コットン100%の、 まるでキャンディのような配色のシューレースです。