どうしてそういう音がするのかというと、 それはあなたがそう思いこんでいるからだと思います。 バーミンガムへ行って同じ急須で熱いお茶を注いで、 イギリス人にどんな音がするか訊いてみてください、 また重慶へ行って冷たいお茶を注いで、 中国人にどんな音がするか訊いてみてください。 その結果を検討してから、 またいっしょに考えましょう。 どうして、熱いお茶を注ぐとき、 「こぽごぽ」という音がするのでしょうか? 冷たいお茶を注ぐときは、 「さーっ」とか、「ジャー」とかいう音なのに、 熱いお茶を注ぐときだけ、 「こぽこぽ」という、いい音がします。 同じ急須から注いでいるのに、 音が違うように思うのです。 不思議です。  (つむじん 三十四歳)