ほぼ日刊イトイ新聞

野球とガンダム

知らない人は、知らないものだ。

みなさん、こんにちは。永田です。
メールボックスからあふれるほどの投稿、
どうもありがとうございます。

例によって抱腹絶倒しながら
編集作業を進めています。
「知らない」って、ほんとにおもしろいなあ。

そして、これは、
アテネやトリノのオリンピック企画、
甲子園企画をやったときにも思ったことなんですけど、
「知ってる」と「知らない」の
境界部分をテーマに大勢で遊ぶと、
「知ってる人」も「知らない人」も
楽しめるんですよね。

そういった大きな感想はさておき、
今日も数々の「知らない」をご紹介していきましょう。
まずは、「野球」からです!
本日も尋常ならざるボリュームとなっておりますので
どうぞ、お時間のあるときに
ゆるゆるとお楽しみくださいませー。

野球

幼い頃、一塁走者が
「リーリーリー」と言ってる「リー」を、
「リー」という人名だと思っていました。
きっと昔メジャーリーグかなんかで、
一塁走者がバッターボックスのリーに対して
「リー!(打ってくれ!)」とゲキを飛ばしたところ
見事リーがホームランをかっ飛ばした事に基づいて‥‥
と勝手に物語を作って納得していました。
(ジー)
いきなりすごいのが来ましたね。
「リー」が人名ですか。
もちろんレオン・リー選手のことは
ご存じないですよね?
当然、レロン・リー選手のことだって
知らないですよね。
あと、「リーリーリー」と言ってるのは
一塁走者じゃなくて一塁コーチですよ。
自分の友達は、
バッティングマシンとピッチングマシンがあって、
勝手に打ち合わせるもんだと思ってたらしいです。
自分も詳しくないです。
(どっちがどっち?)
バッティングマシンと
ピッチングマシンが互いに打ち合う!
誰がなんのためにそんなことを!
それは、あれですか。
「高専対抗ロボコン」みたいなものですか。
「人とコンピューターがチェスで対決」
みたいなものですか。
ユニフォームが2種類あるのは、
片方は少し古いんだけど
まだ着られるから着ているんだと思っていました。
(たこわさ)
「イチロー! イチロー!
 なんでゴミ箱にユニフォームを捨てるの!」
「だって‥‥古いんだもん‥‥」
「まだ着られるでしょ!
 ビジター用にしなさい!」
子供の頃は
「サヨナラホームラン」は引退の決まっている選手が
最後に打つホームランだと思っていました。
だからあんなに喜んで(時には泣く程)
いろんなプレゼントをもらっているんだと
信じていました。
(ビフテキ)
「鉄平、元気でな」
「東京に行っても忘れないでね!」
「ぐすん‥‥ぐすん‥‥」
「泣くなよ、マー君!
 鉄平がつらくなっちゃうだろ!」
「そろそろ出発の時間だぞ」(←野村先生)
「みんな、ありがとう!
 カキーーーーン!!」
「サヨナラホームランだl!」
あ、こりゃ引退じゃなくて引っ越しだわ。
「借金」「貯金」がいつどのようにたまるのか、
まったく分かりません。
日本シリーズまでがその基準になるんでしょうか。
それとも首位との差に関係するのですか。
(ぴろこ)
そのとおりです。
日本シリーズまでに借金を払わないと
利子がふくらんでたいへんなことになってしまいます。
それを取り立てる役目が緑色の背広を着た
「名球会」と呼ばれる人たちです。
金やんや張本さんなどが
月末になると家や職場へ押しかけてくるのです。
そういった冗談はさておくとして、
ずばり、これだけ覚えよう!
「勝利数>敗戦数」なら「貯金」!
「10勝5敗」なら「貯金5」!
「勝利数<敗戦数」なら「借金」!
「4勝6敗」なら「借金2」!
スポーツニュースの記事などに
「2ヵ月ぶりの5割復帰を果たし、
 貯金シリーズを目論んでの3連戦だったが、
 中継ぎ陣総崩れで初戦を落とし借金生活へ逆戻り」
というような言い回しがあれば、その意味は、
「2ヵ月ぶりに勝利数と敗戦数が同じ量になって、
 これから3つ続く試合に勝てば貯金になるじゃん!
 と思って試合に臨んだけれども、
 リリーフしたピッチャーがみんな打たれて、
 3つ続く試合の1試合目に負けてしまい、
 結果、またしても勝利数より敗戦数のほうが
 多くなってしまったよ」ということになります。
コーチボックスって、ありますよね。
1塁コーチボックスに立っている人って、
「セーフ、セーフ!」とゼスチャーするでしょう。
あれは、1塁の審判に向かってやっていて、
ゼスチャーにつられて
「セーフ!」とやってしまうことが狙いなので、
必死でやっているんだと思っていました。
つられたら、審判の負け。
少しくらいは、そういう意味合いがあるんですよね?
(ハンケチ王子)
うん、まあ、そういうことじゃないでしょうか。
「意味ないだろ!」って思うかもしれませんが、
やって損することでもないでしょう?
やって損することじゃないなら、
意味はないかもしれないけれど、
やらないよりはやっておいたほうが
いいんじゃないでしょうか。
そういうふうな仕事って社内にないですか。
ショートは、短い打球を捕る担当なので、
四角の中をいろいろと動くと思ってましたが?
センターは、まん中担当ですから、
ホームベースと2塁を結んだ線を
延長した先のほうにいます。よね?
(リウ)
「短い打球」! 「四角の中」!
言ってることは正しいのですが、
つかわれているフレーズが新鮮すぎます。
わたしが子どもの頃は一人のピッチャーが
一試合を投げていたような気がします。
途中で交替するのはとても調子が悪くて
どうしようもない場合だけかと思っていました。
最近は、序盤、中継ぎ、締め、と
分業化されているようですが、
ピッチャーはそんなに
軟弱者ばかりになってしまったのでしょうか。
(みんと)
軟弱者かどうかはさておき、
「序盤、中継ぎ、締め」という
三段階の呼び名に新鮮さを覚えます。
むしろ、「中継ぎ」が
合ってることのほうに驚いてしまいます。
父がメジャーリーグファンで
いつもテレビで見ているので、
私もそこそこ野球に詳しいつもりでしたが、
先日、初めてランニングホームランの存在を知り
「ホームランとは外に飛んでいった
 ボールのことである(ファウルを除く)」というのが
勝手な思い込みだとわかりました。
ホームランが役萬だとしたら、
ランニングホームランは数え役萬みたいなもんです。
野球を麻雀でたとえられても
わかりづらくなるだけですか。そうですか。
「下位打線」を「怪打線」だと
思っていた方がいるようですが
私はそれを読むまで、
「快打線」だと信じていました。
(ゆか)
これと同様のネタを
真っ先にぼくにメールしてきたのが
うちの小池(元吉本興業)でした。
野球好きの夫に付き合って
テレビではもちろん、
年に何度かは球場へも足を運ぶのですが、
どうにもこうにも野球については覚えられません。
これまで特に夫を驚かせたのは
「ブルペン」を外国だと思っていたことです。
(イメージとしては南国)
「○○がブルペン入りしました」というのは
沖縄のキャンプやハワイのキャンプなど、
練習のために出かけました
という意味だと思っていました。
ちょっとでかけて、
練習してからまた戻ってくるのだと。
(ぺ)
どんだけ遠いねん、ブルペン。
前回も申し述べましたように、
ブルペンというのは球場内にある
投球練習場のことです。
どこにあるかは球場によって異なります。
最近のドーム球場などでは
屋内にあることがほとんどですが、
神宮球場なんかではファールグランドにあります。
ところで、「ブルペン入りしました」
というフレーズから察するに、
この人は、キャンプ中のニュースを観て
こういう誤解に及んでしまったんでしょうね。
後輩(女)の子と球場に野球を観に行ったとき、
「今日はどっちが打つの?」と聞いてきました。
攻守は日替わりだと思ってたらしい。
あと、その子は試合前の練習風景をみて、
本気で応援してました。
だもんだから、試合が始まった時には
すでにぐったりしてました。
(あっきー)
ただの感想になってしまって恐縮ですが、
たぶん、その子は、
とってもいい子なんじゃないかな。
「『ハーラーダービー』って、
 ピッチャーのホームラン競争のことだよ」って、
野球好きの弟が、昔教えてくれました。
『巨人の星』にはそんなこと
書いていなかったような‥‥と思ったけど、
ピッチャーやる人って野球が上手だから
ホームランも打てるんだろうと納得しました。
なんか違うらしいと気がついて久しいのですが、
未だによくわかっていません。
(あみゅ)
言われてみれば不思議だな。
どうして「ピッチャーの勝利数を競うこと」を
「ハーラーダービー」って言うんだろ?
打率や防御率は言わないよね?
ともかく、「ハーラーダービー」は
ピッチャーのホームラン競争ではありません。
数年前、某アイドル事務所の野球大会に当選しました。
野球大好きな私は自前のメガホンと
応援バットを持って行くことにしました。
当日、そんなものを持参しているのはもちろん私だけ。
しかも応援するチームが点をとられたのに
ウェーブするようスタッフに指示されました。
なにゆえ3点もとられてウェーブ?!
かたくなに座り続ける私は
確実に東京ドームで浮いていました。
アイドルと野球は両立しないのですね‥‥。
(もはや勝ち負けは覚えていません)
アイドルのスイングを的確に分析する野球ファン。
アイドルから別のアイドルへの継投に
疑問を投げかける野球ファン。
アイドルの投球を甘く判定する審判を観て
「今日は、ずいぶん外、広く取るなあ」
などとつぶやく野球ファン。
夫の草野球を毎週見に行っていた頃(今は行かない)
スコアボードを書かされました。
野球のルールもよく知らなかったのに‥‥
今思うと懸命な努力をしていた。
テレビの野球中継を見ながら
スコアを書くんです‥‥K‥‥とか。
(さやか)
ひぃ、スパルタ野球夫!
素人にスコアを書かせるなんて!
ちなみに、ぼくは小学校のころ、
スコアの書き方を自主的に覚えました。
子どもがオリジナルのマンガを描くように、
「理想の試合」をスコアブック上に
成立させていた覚えがあります。
むろん、四番が「永田」で、
最終回に逆転サヨナラ満塁ホームランを打つんです。
ということは、最終回までに3点差にして、
9回裏を8番から始まるようにしなきゃいけないから
けっこうたいへんなんです。
ていうか、そんなこと、
いまのいままで、まったく忘れてたなあ。
スコアブックの表紙の深緑色まで
ありありと思い出したよ。
ドラゴンズファンの父親と、
ジャイアンツファンの旦那を持っているので、
そこそこ野球には詳しいほうだと思いますが、
なぜか野球のルールや用語って、
新しい発見が毎年のようにあります。
その中のひとつ、「平行カウント」。
初めて聞いたときは、野球でありながら、
その、数学的で、視覚的で、詩的でさえある
表現に、ぐっときました。でも、疑問。
1.メジャーリーグのカウントやアウトの表示って、
  数字でしてあるように思うんですけど、
  やっぱり、平行カウントって表現は、
  使わないんでしょうか。
2.平行カウントって、
  2ストライク2ボールの時なら
  いつも使っていいのか、
  2アウトで2ストライク2ボールの時しか
  使わないのか、どうなんでしょう。
(梅)

そんなところに
食いつかれるとは思いませんでした。
「数学的」にぐっと来ているところ
申しわけありませんが、
そりゃたぶん「平行カウント」じゃなくて
「並行カウント」と書くんでしょうね。
ご質問にお答えいたしますと、
「並行カウント」にアウトカウントは関係ありません。
ていうか、なんだろうな、「並行カウント」って。
とくに意味ないと思うんだけどな。
ちなみに「1ストライク2ボール」は
「バッティングカウント」と呼びます。
これも、よく意味がわからないですね。
ピッチャーは3ボールにしたくないから、
つぎのボールを打者は狙いましょう、
っていうことかもしれないけど、
そういう簡単なことじゃないよなあ。
あ、ひょっとしたら、「実況の都合」か!
「こういう状況でこのことば」っていうふうにしとくと
実況のときになにかと便利なのかもしれない。

ウッズっていう人はゴルフだけじゃなくて
野球の関係にもいらっしゃいますか?
(やま)
はい、おりますよ。
少々お待ちください。
ウッズさぁーん、3番に外線でーす!
兄のお気に入りの選手が
風邪でお休みしてたとき、兄が
「きっとクルーンに
 『ねびえビーム』を撃たれたんだな」
と言ったので
「ひとくちユーホーかもよ〜」
なんて応戦してたのですが
試合が9回まで進んだ時に
横浜の抑え投手が出てきました。
ほんとにいたんですね‥‥。
(しらたまあずき)
これは、野球と『MOTHER』に精通してないと
なにがなんだかちっともわからないじゃないか。
いや、オレと糸井重里はわかるからいいけどさ。
小学生の頃、町内のこども会で行われる
ソフトボール大会に強制出場を命じられました。
テレビの野球中継も見た事もない、
ホントにまるで何も知らないわけです。
近所のおっちゃんが監督で、
「来た球は取れ! 追い掛けて取れ!」
とアバウトな説明のもと、後ろの方を守っていました
(今もどこかわからない)。で、満塁。
どうやら、なかなか取れないらしい球を取った私!
チーム大歓声! が、
「誰に投げればいいの〜?」と言ってる間に
相手に点がいっぱい入っちゃった。歓声は悲鳴に。
わからないなりにものすごく申し訳なかったです。
(マトリョーシカ)
てなわけで、「素人の草野球珍プレー」が
たくさん届いておりますので
ここからまとめてご紹介いたしましょう。
高校生の時、
体育で「野球」の授業をしたときの事です。
守備側の私の元に、
バッターが打ったボールが転がって来たので、
私はそのボールを拾ってあたりを見回し、
一塁と二塁を走る人がいたので、
その人めがけて思い切り投げました。
見事当たりました。
これが私の「アウト」。ドッヂボールの要領で。
ぶつけられた人も体育教師もみーんなア然。
(ことぶき)
わはははははははは、ぶつけちゃイカン!
ランナー、びっくりしただろうなあ。
どうでもいいですけど、
素人ながらにゴロをキャッチし、
走るランナーにぶつけるなんて
なかなかの野球センスですよ。
もしも長嶋監督がたまたまその授業を見学してたら
「巨人軍に来ないか」って言ってるところですよ。
小学生の頃、放課後、
男の子たちが手打ち野球をしているところに、
「人数が足りないから」と仲間に入れられました。
ルールがわからない私はサードに立たされ、
「とりあえずランナーが走ってきたら、タッチして。
 そしたらアウトになるから」と言われました。
鬼ごっこみたいなものね、と思った私は、
サードに走ってきた男の子に、
何ももたない素手でタッチ。
相手はくやしがるだろうとか、
味方にほめられるだろうとか思ってたのに、
タッチされた男の子がわずかに怪訝な顔をしただけで、
私のタッチは完全無視で試合は続けられました。
(ごまま)
ひー、おもしろい。お腹痛い。
「そっとタッチ」している女子と、
「怪訝な顔」をしている男子が目に浮かぶ。
この微笑ましい状況にヒントを得て
あだち充先生がみずみずしく描いたのが
『タッチ』なのですね。違いますね。
私が小学生の頃、クラスで野球をしました
野球をほとんど知らなかった私が、何故か出塁。
しかし、残念ながらスリーアウトチェンジで残塁。
その後、相手の攻撃も終わり再び我がチームの攻撃!
となった時です。私は迷わず一塁へ‥‥。
この後クラスメートたちに
大爆笑されたのは言うまでもありません。
だって、せっかく出塁したんやもん、
もったいないや〜ん。
(bunko)
よっしゃー、三者凡退!
ええで、ええで、ええ流れ来とるで。
いけるいける、まだ2点差や。
打順どっからや? 誰からや?
お、2番か! 好打順やないか!
いけるいける、まだ2点差や。
よっしゃ、いっちょ円陣組もか!
ファイトーー、オーーーーー!
よーし、まずは先頭打者‥‥
ってオイ、コラコラコラ!
おまえどこ行くねん!
なんでいきなりランナー1塁やねん!
戻ってこい、戻ってこい!
さっきの続きやあらへんわい!
さっきの回はさっきでしまいや!
なんでって、なんでもくそもあるかい、
そういうルールや! 野球はそういうルールや!
もったいないとかそういう話ちゃうねん!
いやや、ってどないやねん! むちゃくちゃや!
小学生の時、ホームルームの時間に、
野球をする事になりました。女子のほとんどは
「野球わかんなーい(ぶーぶー)」
と文句を言う子がほとんどだったのですが、
イケメン男子に「打って走るだけでいいから」
と言われ、
順番にバットを振っていました。
どうゲームが進んだのかわかりませんが、
どうやら私がバットを振る番になりました。
さっさと振り回して
終わりにしようと思っていたのですが、
中途半端に動体視力が良かったために
うっかりバットに球が当たってしまいました。
その瞬間男子達は「はしれーーーー」と
狂ったように私に叫び、動揺した私は
バットを手に持ったまま、1塁へ走り始めました。
「置けーーー置けーーー」
と叫ばれてたらしいのですが、
私は「行けーー行けーーー」
と言われていると勘違いし、
そのままバットを片手に一生懸命走りました。
あとで、散々怒られました。
バットを持ったまま走ってはいけないのですね。
(あ、いかいか)
この話のおもしろいところは
「『はしれー』と狂ったように叫び」という描写ですね。
たしかに、野球に熱中している人たちを冷静な目で見ると
「狂ったように叫び」と思えるかもしれません。
少年野球の練習風景とかをたまたま見ると、
オトナたちがオトナげなく叫んでいることに
野球ファンのぼくでも少々ひくことがあります。
とはいえ、ぼくだって草野球に出て、
味方の打者が左中間にかっ飛ばしたなら
ものすごい勢いでベンチから飛び出して
「まわれまわれまわれまわれまわれ
 みっつみっつみっつみっつみっつぅ!」
と叫ぶに決まってるんですけどね。
私も「打って三塁に走った」過去があります。
ボールは、すごくよく飛びました。
「反対だぞー」と叫ばれて、
正しい方面に走り直しました。
そして、立っている三人に順番に一声かけつつ、
ボールより早く打った場所に戻ったのに、
「アウト」と言われました。
「踏んでいなかった」って、何を!?
白いのを? その上を通ったじゃない!
と抗議しても駄目でした。ほんとに駄目なんですか?
(トクメイキボー)
ダメだ、おもしろくてたまらん。
「三塁に走った」だけでなく、
「正しい方面」に走り直したとは!
しかも「立っている三人に順番に一声かけた」とは!
ちなみにあなたのいう「白いの」はベースです。
踏まなきゃダメです。そういうルールです。
ほんとにダメです。そういうルールです。
巨人軍の長嶋選手もベースを踏み忘れて
ホームランを打ったのに
アウトになったことがあるのです。
小学校3年生ぐらいのとき
クラス対抗で野球だかソフトをすることになりました。
守備の時は外野だったのですが
遠くに転がってっちゃったら
もう追いかけなくていいんだと思ったら
絶対拾いにいかなくてはならなかったらしく
男の子に怒られました。
(主婦3年生 えみ)
もうね、エピソードそのものの
おかしさもさることながらね、
登場するフレーズがおもしろくてたまらん。
「絶対拾いにいかなくてはならなかったらしく」
っていうのが最高。
そうです、フェンスのない場所でやる草野球では、
ボールが遠くに転がっていっちゃっても
「絶対拾いにいかなくてはならない」のです。
中学のころの思い出ですが
今もって納得できません。
クラスのレクで、野球をしました。
打って、走って一塁(右)に行って
セーフになったらいいんですよね。
負けず嫌いの私は、
ボールに当てて、一生懸命に走りました。
きっと形相も変わっていたと思うんです。
結果は、アウトでした‥‥。
でも、褒められたんです。
「よかったよ、その間に点が入ったから
 それでいいんだ」と。
結構気になってた男子から‥‥。
でも、アウトだからだめですよね!
だめだったんだから、
残念だったねって言ってほしかった!
しかも私、「よかった」といわれたから
帰らなくていいと思ったんです。
「あ、だいじょぶだったんだ」と思って
一塁に立っていたら、
「いや、アウトだからだめだ」と‥‥。
はっきりしろ! だめだけどいい。
いいけどだめ。そんなのは、納得できません!
(もうすぐ50女)
ええとね、どういえばいいかなあ。
進塁打っていう概念? 打点ってわかる?
いや、わかんないことはわかってるんですけどね。
うーん、どういえばいいかなあ。。
会社の草野球で初回、右打席に立ったNくん。
2球空振りして首をひねり、
そのままの握りで左打席へ!
結局三振して帰ってきましたが、
ベンチは全員爆笑でした。
(大阪市 柴田 拓郎)
これ、大好き。目に浮かぶ。
高校生の頃、球技大会でソフトボールに出ました。
私の打順になり、バットを持ったはいいものの、
左右のバッターボックスの
真ん中に立って構えてしまいました。
(p)
こらこらこらこら!
危ない、危ない!
野球を知らない学生時代、
友達と生まれて初めて
バッティングセンターに行きました。
どこに立てばよいのか一瞬わからなかったのですが、
目の前にホームベース(?)があったので、
「ここが立ち位置か」と
ベースの上でバットを構えました。
幸い友達が気づいて
「危ない〜!」と言ってくれたので、
事なきを得ましたが‥‥。
(タンキニ)
こらこらこらこら!
危ない! さっきより危ない!
小学生の頃、みんなで野球もどきをしたとき、
私の前の打者が見事な当たりで
ランニングホームランになりました。
彼女が余裕でホームベースに帰還した瞬間、
バトンタッチとばかりに次の打者である私は
一塁に向かって走り出しました‥‥。
打ってもないのに。
これじゃホームランひとつで
無限に点が入りますよね。
(エッグマン)
うははははははは!
もー、やめてくれー。
‥‥はっ! またこんなにたくさん書いてる!
ガンダム編、行きまーす!

ガンダム

20代後半なのに、私のだんなさんはガンダム超好き。
そんなだんなさんをもつわたしの唯一のガンダム知識は
「ガンダムはガンダニウム合金でできている」。
ちなみにわたしの足の小指は、ザクに似てます。
(とよぼう28さい)
あったあった、「ガンダニウム合金」!
懐かしい! と思ったのもつかの間、
「ザクに似ている小指」に度肝を抜かれ、
懐かしさも吹っ飛んじゃいました。
※ファーストガンダムは「ガンダリウム合金」らしいです。
連載を読んで思ったんですけど、
ガンダムって何でできているんですか?
プラスチックではないと思うんですが。
(綺羅)
「ガンダニウム合金」です。
あと、足の小指がザクに似てる人もいます。
※ファーストガンダムは「ガンダリウム合金」らしいです。
ガンダムを一度も見たことがありません。
主役級のロボットは武士のように姿勢がよく
悪者やザコキャラロボは
山賊のように姿勢が悪いように思います。
(そら)
わははは、と笑いかけて気づいたけど、
それ、当たってるかも!
ほら、ガンタンクなんかも、
座ってる(?)くせに妙に背筋伸びてるし。
ザクもグフも、なんか前屈みだし。
ズゴックにいたっては
「姿勢が悪い!」って怒られそうだし。
ザクレロなんか人相超悪いし。
中学生の頃、ガンダムは単語が分かりづらくて
取っ付きにくいと言ったら友達が教えてくれた
記憶があります。
・ガンダム、ガンタンク、ガンキャノンなど
 「ガン」が付くのが味方で、それ以外は敵。
・「モビルスーツ」→「ロボ」
・「ニュータイプ」→「超能力者」
・「シールド」→「バリア」
・「コアファイター」→「パイルダー」
・ガンダムは攻撃のときに技の名前を叫ばない。
・合体はしない。
こんなんだったと思います。
(マサキング)
だいぶ、まちがってるようですね。
「モビルスーツ」→「ロボ」は、まあ、許すとしても、
「ニュータイプ」→「超能力者」は微妙ですね。
アムロやララァはスプーンを曲げたりしませんよ?
「シールド」はそのまま
「盾」でいいんじゃないでしょうか。
あと、合体しますよ。意外に。ガンダム。
ほら、あなたも投稿の中で
「コアファイター」といってるじゃないですか。
「コアファイター」が、なんのコアだと思ってるんですか。
「コアファイター」がマジンガーZにおける
「パイルダー」なら、どこかに「オン」するはずでしょう?
「攻撃のときに技の名前は叫ばない」
というのは正しいですね。
ていうか、ガンダムには技がないんですけどね。
もしも叫ぶとしたらたいへんなことになりますよ。
「ビームライフル! ビームライフル! ビームライフル!
 バルカン砲バルカン砲バルカン砲バルカン砲!
 ビームサーベルビームサーベルビームサーベル!」
ってなことになりますよ。
アムロ、ぜぇぜぇ言っちゃいますよ。
ランバ・ラルあたりに
「小僧、やかましい!」って怒られちゃいますよ。
ガンダムと言えばガンプラ。
私が小学生時にも、男の子の間で大流行していました。
男の子はガンプラ持参で登校です。
その中にあったのです‥‥‥‥あれが。「ジオング」が。
私にとっては、初めて見るガンプラでした。
そして、ふつふつと湧いてくる疑問。
私「これ‥‥足がついていないよ?」
男子「あー、これはこれでいいんだよ!」
ええ、今ならわかります。あんなのは飾りです。
当時の私にはそれがわからんかったのです。
それにしても、あの台詞で返されなくて
ホッとしたような、残念だったような。
(ぷろと)
シャア「足はついていないのか?」
兵士 「あんなの飾りです。
    偉い人にはそれがわからんのですよ」
ガンダムの中に登場する
数々の名言のうちのひとつです。
かっこいいよなあ、このやり取り。
この企画をはじめてから、
「なんでガンダムがそんなにいいの?」って
ガンダムをよく知らない人から訊かれますけど、
こういう、細かい「しびれるわ!」が
いくつもいくつも積み重なってるんですよねー。
ファーストガンダムの放送は中学生の時でした。
放送日は部活をサボって帰ったほど好きでしたが、
ストーリーは楽しみにしていたものの、
戦況やメカにはいまいち弱かった私。
そんな私の「聞きまつがい」エピソードです。
当時クラスにガンダム話を
一緒にする男子が二人いました。
彼らに私は「ジオン軍」と呼ばれていると思い、
「何で私が一人でジオン軍なのよーっ」
とよく怒っていたのですが、後でわかりました。
「ジオン軍」ではなく、
「ジオング」と言っていたのだと。
たしかにお尻大きかったけどさ、
たしかに足も短かっただろうけどさ、
もっと怒ってよかったぞ、私。
(せいほ)
小さなお尻や脚線美など飾りです。
男子中学生にはそれがわからんのですよ。
結婚前のデートで、
夫が自分用と私用に一箱300円の
ガンダムプラモデルキットを買ってくれました。
ガンダムに詳しくない私に
「詳しくないあなたにはスタンダードなほうを」と
箱の表に赤と白と青色の
ガンダムが描かれたほうを渡されました。
夫はよくわからないけれど
足のない変わったデザインの
ロボットの箱を選びました。
プラカラーは夫の家にあったものを使ったのですが
箱の見本通りに塗るのはくやしい気がしたので
赤と緑と黄色でおしゃれな感じ
(レゲエをイメージ)にしたら
最大級のため息をつかれました。
(ぺ)
彼女が欲しいのはガンプラよりも首飾りです。
ガンダムファンにはそれがわからんのですよ。
昔から体型ががっつりしていた
私のニックネームは「ちゃむ」ですが、
大学時代サークルの男子たちが密かに
「どむ」と呼んでいたことは知っていました。
そんなある日、みんなで海水浴に行くことになり、
着替えて表れた私の姿を見た男子たちが
騒然となりました。
それは私の水着が「スカート付き」だったからです。
(ちゃむ)
お友だちの中に、同様の体型をした方が
もう2名いらっしゃらなかったですか。
もしもいたら、あなたのあだ名は
「ちゃむ」でも「どむ」ではなく
「がいあ」「おるてが」「まっしゅ」のうちの
いずれかになったはずなのですが‥‥。
今朝、夫とこのコンテンツの話をしておりました。
ガンダム好きの夫に延々と
「ガンダムとは」って解説されたものの、
あんまりわからない私‥‥。
「結局、ガンダムってアムロが着ているやつね」
とまとめると、
「あんなでかい物を着るとは言わない」
と呆れられました。
ガンダム、よくわかりません‥‥。
(美保)
ロボットと言うと、
「モビルスーツだ!」と怒るくせに
モビルスーツを着ると言うと
「モビルスーツは着ない!」と怒る。
げにガンダムファンはややこしいものなり。
マチルダさんがいまいち誰なのかわかりません。
何となくDVD発売のCMとか
断片的なガンダムのCMを見て思うのは
マチルダはアムロが好きな人。
でもマチルダはシャアの彼女。
アムロとシャアの間で揺れ動くマチルダだが、
シャアが肌の黒いお下げの女の子に恋をしてしまい
それがきっかけでマチルダは自殺。
アムロ激高。シャアを殺そうとするも
その肌の黒いお下げの女の子が間に
入ってしまいお下げの子死亡。
シャアとアムロの間に言い知れない憎悪が生まれる。
これくらいでしょうか。
(実はちょっと当たっているだろうと
 思っている関西女子)
SFラブコメか! 戦場の昼ドラか!
純愛韓流ドラマin宇宙世紀0079か!
ガンダム・・・うろ覚えなんですよね・・・。
とりあえず、ブライト艦長とマチルダさんは夫婦。
・・・で合ってますか?
あと、ララアのおでこの「ぽっちり」から
レーザービームが出る・・・も合ってますよね?
(一応ファーストガンダム世代のみけにゃんこ)
なんのことかと頭を悩ませましたが、
「おでこのぽっちりからレーザービーム」
というのは、いわゆるニュータイプを表す
効果エフェクトのことですね。
ぼくも中学校のときには自分の額に
小さな稲妻がきらめかないかと思ったものです。
あと、ブライトさんとマチルダさんは
夫婦ではありません。
地球軍にホワイトベースたる
空母(スフィンクスに似た)の
ようなものがあることは知っています。
(let)
残念ながらそれは
「スフィンクス」ではなく
一般的には「木馬」と呼ばれています。
郵政省から発売された記念切手に
『ガンダム』があったので、
ガンダム命、の息子にプレゼントしたら、
「これはマジンガーZです」と冷たく言われました。
(19650606♪)
ガンダム命、の息子さんが
言うんですから間違いないでしょう。
それはマジンガーZです。
まったくのイメージですが、
ガンダムとサンダーバードは
同じ種類の話でしょうか。
(さてらいと)
まったくのイメージで語られても困ります。
多分合っていると思います。
ガンダムのアムロとマチルダさんって
ウルトラマンとウルトラ警備隊の関係と同じですよね。
マチルダさんたちが戦闘機みたいなのに乗って
援護射撃したり。
(ハイジのことなら詳しい人)
*うん、こりゃもう、正解にしちゃおう。
最近、衝撃の事実が判明しました。
やしきたかじんの口からこんな言葉が。
「オレ、ガンダムの主題歌歌っとってんど!」
えーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
ホントですか? これ、信じていいんですか?
(森口博子も歌ってたっけ?)
歌ってますよ?
ていうか、当時小中学生だった
ガンダムファンにとって
やしきたかじんさんといえば、
『砂の十字架』を歌ってる人です。
関西以外に住む一部の人にとってはいまでも
『砂の十字架』を歌ってる人です。
兄(30代前半)が
ガンダムをテレビで見ておりました。
恐らくそれも再放送だったと思われますが、
3つ下の妹である私には、
主題歌だけが刷り込まれました。
「燃えあが〜れー燃えあが〜れー
 燃えあが〜れーガンダムー
 きみよ〜ららら〜
 らららららららら〜らら〜
 らららららららら〜らら〜
 ららら〜ららら〜ららら〜ららら〜うてよ〜
 正義の〜ららら〜ららら〜ゆけよ〜ガンダーム
 機動〜戦〜士ーガーンダムーガンダムっ!」
こんなでした。きっと。
(みどり)
ちっとも刷り込まれてないじゃないですか。
『ガンダム』しりません。
でもなぜか歌は少しだけ歌えます。
「燃え上がれ〜燃え上がれ〜ガンダム〜
 ふふ〜 ふふ〜」
ここだけは歌えるんです。
ぜんぜん歌えてないじゃないですか。
ガンダムについての投稿です。
「夫からガンダム知ってる?」と聞かれた私は
「歌なら知ってるよ」と答え、歌いだして途中から
その歌がマジンガーZの歌だということに
気づきました。
(どぼんちゃん)
そぉらにーそびえるー
くろがねのしろぉ〜、
スーパーロボットぉ〜、
マジンガー‥‥あ!
と、ここで気づいたわけですね。
きょう妻に
「ガンダムについて知っていることある?」
と聞いてみたところ、自信満々に
「身長57m、体重550トン!」と
言い切りました。
それコンバトラーVですから‥‥。
(もっちー)
飲んでたコーヒー、吹き出しちゃったよ。
ずるいよ、これ。
なにがなんだかわからない人には
なにがなんだかわからなくてすいません。
「ファーストガンダム」が放送されていたのは
小学生の5、6年生のころでしょうか。
テレビをあまり見ない家だったので、
ガンダム大好きな友達が連呼する
「モビルスーツ」の意味がわからず、
「伸びるスーツ」だとずっと思ってました。
ロケットパンチみたいに腕が伸びたり、
足が伸びたりして敵を攻撃するのかと。
あれでよく話が噛み合ってたなあ。
(マジンガーどまり)
んもぅ、のび太君たらしょうがないなあ。
♪ちゃらららっちゃらー。
伸びるスーツーーー!
深夜にぼくはいったい何を書いているんでしょうか。
私はガンダムのことをほとんど知らないのですが、
主人がガンプラを作るのが趣味で色々飾ってあります。
その中の赤いのが「シャア専用のザク」
であろうことがおかげさまで判明しました。
では他の色々あるのが(青いのとかあったような)、
全部ガンダムなんでしょうか?
できればYesかNoでお答え下さい。
(阪神ファン)
YesかNoでは、答えづらいですね‥‥。
ていうか、赤いのが「シャア専用のザク」ではなく
ガンキャノンである可能性もあって‥‥。
私が毎朝出社する前に立ち寄る喫茶店に
たくさんのプラモデルが飾ってあります。
それがいわゆる「ガンプラ」である事は知っています。
けれど、どれがシャアで、
どれがガンダムかは全くわかりません。
しかし私は「野球とガンダム」の連載で
「赤いのがシャア」と言うことを勉強しました!
と言うわけで今朝、どれがシャアか見分けてやろうと
勢いこんでいつもの喫茶店に入りました。
‥‥見事に撃沈しました。
赤いのが何体もあって、それぞれ違うし。
一体、あれが全部シャアなのか、
それともそれぞれ違う物なのか
ま〜ったく、わかりませんでした。
(bunko)
ほら、言わないこっちゃない。
とにかく「シャア=赤い」と
やみくもに覚えるのは危険です。
ちょっと「赤」についてまとめておきましょう。
・シャア自身は赤くない。
・シャア専用ザクは意外にピンク。
・シャア専用ザクよりもガンキャノンのほうが赤い。
大学生だった頃、友達が赤い自転車に乗っていたので
「シャア専用だね」
と適当に言ってみたところ、
「うーん、あれはもうちょっと派手な赤なんだよね」
と一蹴されてしまいました。
奥が深いのですね。
もう、「赤い」っていうだけで、
いくらでもネタが出てくるなあ。
私は、「シャア」というのは
「S.H.E.R.」のような組織の
頭文字だと思っていました。
たとえば
「APEC (Asia-Pacific Economic Cooperation
 アジア太平洋経済協力)」みたいな感じ。
なので、「シャア専用」というのは
「この団体の所有なので、
 共有のものと区別してください」
という意味なのかと思っていました。
(なみへい)
江戸時代末期、黒船で来港した
ペリーの肖像画が想像図も含めて
巷にたくさん出回ったように、
「シャア」の解釈もあまたあるわけです。
22歳、新社会人の頃。
社会で男子と仲良くする上で
スターウォーズとガンダムは
たしなんでおかなきゃいけないと思い、
ファーストガンダムをビデオで
2日か3日かけて全十何巻か見た気がします。
ぶっちゃけやっつけ仕事だったので
よく内容覚えてません。
で、なぜそう思ったかと言うと、
一度『ガンプラ専門店』というものに
連れて行かれたことがあったのです。
そこで私はトイレに入りたかったのだけど、
シャア専用と書いてあったので私は入りませんでした。
友達に「なんで? 入ったら?」
と言われたのですが私は
「だって社員アルバイト専用トイレでしょう?
 入れないじゃん」と答えました。大爆笑されました。
それがたしなもうとおもったきっかけです。
今なら、シャア専用トイレ、なかなかやるね、
と思えるんですけどね。
(27歳女子)
「シャア専用=社員アルバイト専用」!
なんという斬新な解釈!
その法則にのっとるなら
「シャア専用ザク」は社員アルバイト専用ザク!
つまり、ジオンに社員とアルバイトが!
時給はいくらなのか! 派遣はいないのか!
以前ガンダム好きの友人に
「シャア少佐って単語だけ知ってる」
と言ってみたら
「少佐やったときもあったけどな」
と含みのある言い方をされ、
大変ショックを受けた記憶があります。
まさか、出世したんですか‥‥!?
(譲)
はい。いったん引っ込んだあと、
大佐になられました。
シャアをシャーと書いた話ですが
セイラさんをセーラって書く人も結構多いんですよね。
それじゃ小公女だよーと思ってしまいました。
(かとるみたん)
あ、それは怒られそうですね。
ところでガンダム素人のみなさんから
「マチルダさん」についてのうろ覚えネタは
たくさん来てるんですけど、
セイラさんはあんまりないですね。
フラウ・ボゥにいたっては皆無かもしれません。
なぜかミライさんはぽつぽつ、ある。
数年前、名前に関する新書の中で、
「ガンダムに出てくる機械の名前に
 濁音がないものは2つしかない」
と載っていました。
男の子は濁音が好きだという
実例の中で出ていたような気がします。
(sa)
えっ! そうなのか!
ええと、ちょっと待ってくださいよ‥‥
あ、エルメス! 1個みっけ!
あと、うーんと、ええと、ムサイ!
あれ? じゃあ、コムサイ? あれ?
コアファイターも濁音ないぞ?
まず「ガンダムに出てくる機械」の
定義をはっきりさせなきゃダメだな。
結婚後に夫やその友人の会話の中に
ふんだんにガンダムネタが
盛り込まれているのに気づき、
「ガンダムってそんなにすごいものだったんだ」
という認識に至りました。
ちなみに私の知り合いには
ガンダム教育を夫から施されたり、
勧めたれた人が結構多いです。
アッガイなどのファンは
この層が多いのではないでしょうか。
他のモビルスーツは見分けがつかないんですよ。
(あみあみちーちゃん)
ああ、なるほど。それで、
「ガンダム、ザク、ドム、アッガイ」
っていう謎の並びになっちゃうんだな。
ガンダマニアな旦那を持つ、
ガンダムを知らない友人の発言。
「私もガンダムの登場人物知ってるよ!
 ジンバ・ラル!(自慢げ)」
台詞はかろうじてあるけど、
デザインすら存在しないのに。
ジンバ・ラルもうれしかろう。
(オスカとマーカーの区別がつきません)
これは、野球を知らない人が
「パリッシュはワニを食う」ということを
なぜか覚えているのと同じ現象ですね。
「ガンダム、ザク、ドム、アッガイ」
とひっくるめて、広義に「アッガイ現象」と
名づけてもいいかもしれません。
私の夫は大のガンダム好きです。
彼のお兄さんもそうで、
一杯入ったときの二人の会話は
なかなか凄いものがあります。
私には、中身は全くわかりません。
「身近にガンダム好きがいないから、
 そういう話が出来るのが嬉しいんだよ」との事です。
2歳の息子にホビー雑誌の表紙を見せ、
「これはザク、ザクだよ」と教え込み、
「これは?」と聞いて「ザク」と答える息子を見て、
「うちの息子は天才だ!」と大喜び。
(モリノク)
そのうち旦那さんが酔っぱらって、
息子さんにおかしげな機械を渡しながら
「こいつをおまえの記憶回路にとりつけろ」
とか言い出さないか心配です。
小学校5年生の時、
クラスでウサギを2羽飼うことになり、
名前を決めることになりました。
男子がよいと思う名前と、女子がよいと思う名前で
クラスがまっぷたつに割れたので、最後は多数決に。
その日は女子が一人休んでいて、
1票差でウサギたちの名前は
「アムロ」と「シャア」になりました。
たぶん、クラスの女子は誰一人として、
かわいいウサギになぜそんな
風変わりな名前を付けるのか
理解していなかったと記憶しています。
しばらくして、もう1羽ウサギを
譲り受けることになりました。
その日は、男子の欠席者が多く、
新入りの名前は、「マチルダ」が敗れ、
「クロメ」になりました。
クロメは、白地に茶色のぶちのある、
文字どおり目の黒いうさぎ。
(飼育委員蝶)
ひーーーー、おもしろい。
「マチルダ」が敗れて「クロメ」って!
黒い目だから「クロメ」って!
「アムロ」「シャア」ときて、「クロメ」!
せめて「赤鼻」にしてくれと
クラスの男子は思ったことでしょう。
ちょっと趣旨とは違うかもしれませんが‥‥。
私が小学5年のとき、ガンダムが大ブームでした。
他の女子が、シャアが、おぼっちゃまガルマだと
イケメン系キャラにはまっている中、
私の好きな人は、ランバ・ラルでした。
ハモンさん(でしたよね? 奥様)が
羨ましかったです。
かなり渋い小学生だと思います。
いまだに、ランバ・ラルが理想です。
仕事ができて、部下からの信頼が厚い
そんなラルっぽいひと、紹介してください。
(オヤジ好き)
コーナーの趣旨からは外れますが、
爆笑してしまいました。
「ラルっぽい人」という表現にしびれます。
ザクとは違うのだよ、ザクとは。
自分の娘のことを
へりくだって「豚児」というらしい‥‥
という会話を家族でしていた時。
「私のことは愚妻と呼んでくれてよろしくてよ?」
と夫に言ったら、うれしそうに夫がこう叫んだ
「じゃ、おれのことはグフ(愚夫)と!」
とてもうれしそうでした。
(でも、投稿メールをかいていて、
 コーナーの趣旨と
 ちょっと違うことに気がつきました‥‥)
輸入食品をふんだんに取りそろえた
ハイソなスーパーかなんかで
知り合いに出会ったハモンさんが言うわけです。
「あたくし、モビルスーツのことは、
 とんと存じ上げないんですけれども、
 なんでしょう、愚夫が言いますにはね、
 ザクとは違うんですって、ザクとは」
おほほほほ、と上品に笑う、ラル夫人。
女性ですが、ガンダムに詳しいと自負しています。
ある日、会社の男性数人と
ガンダムトークになった時に、
ここぞとばかりに彼らに負けじと話して、
お題とかもふって、すごい盛り上がってたんです。
そうしたら段々と何人かが怪訝な顔をしだして、
その内「女のくせにそこまで詳しいなんておかしい」
ってなぜか逆ギレされたんです。
最初のうちは「女の人とここまで話せるのはすごい!」
とかって喜んでたくせに!!
そこで私、ちょっとだけ悟りました。
「野球とガンダム」は
男の子のためのネタなんですよ、結局。
どんなに男の子に負けないくらいの知識を持ってても、
そんなことかけらも見せずに
「ザクってつるっとしてるの?」
とか言ってなきゃダメなんです、女子は。
そして、そういう女子を見て
「いや、ザクはさぁ〜」って
嬉々として語りたいのが男子なんです。
以来私は「野球とガンダム」ネタに関しては、
基本すぐには話に加わらず、傍観してます。
トークの様子を見て、
ぐっと突っ込むか、ぺろっと流すか、を決めてます。
これがイチバン安全で間違いない、そう思ってます。
(なつみかん。)
さあ、深い投稿が来たぞー。
これは非常に興味深いですね。
どうなんでしょうね、そういうもんですかね。
ごめん、ちょっと考えてみますね。
‥‥‥‥うーん‥‥‥‥ええとね、
ぶっちゃけ、人による? キャラによる? かも?
言い方とか、状況とか、ふだんの仕事ぶりとかさ。
あ、こんなに本気で答えることじゃないかも?
‥‥うーん‥‥あ! でも、
ガンダムよりは、野球のほうが、
「女子が語るとうれしい」かも! 個人的には!
ていうか、そんなにマジメに答えなくていいか。
でもね、ほら、代々木公園とかでさ、
カップルがバドミントンとか
フリスビーとかしてるでしょ?
ああいうとき、たま〜に、女子なのに
めちゃめちゃキャッチボールが
上手な人がいるんですよ。
それはね、ちょっと見入っちゃう。個人的に。
あ、そんなに語らなくてもいいか。
うちの夫婦は完全に
夫と妻の趣味嗜好が世間一般と逆転しているらしい。
私は、ファーストガンダムはリアルタイムで観ていて
映画まで観に行ったし、野球は水島新司さんの
『ドカベン』で詳しくなって以来大好きで、
いまだに毎晩スポーツニュースチェックはかかさない。
もちろん会社でおじさん達に
一人で混じっていてもまったく会話に困らない。
一方ダンナは愛読書は「るるぶハワイ」、
趣味は青山のランチ巡り‥‥。
野球もガンダムも知らないというより興味なし。
これじゃあ会話になりませんね。
(もとこ)
ま、いろいろってことですね。
いずれの夫婦もどうぞ仲よく。
本日も長々と失礼いたしました。
みなさまからの投稿を
引き続きお待ちしております。


2007-08-10-FRI
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