
高橋禎彦
MAP
これまでも、生活のたのしみ展で
「コップ屋 タカハシヨシヒコ」として、
何度も登場していただいていたお店が
今年、再登場します。
高熱の炉で溶かしたガラスを竿にとり、
息を吹き込みながら空中で回転させ、
遠心力、重力、息のリズムで成形をしてゆく、
「宙吹き」という手法からうまれる
ガラス作家・高橋禎彦さんの作品。
ガラスって、「かたい」もののはずなのに、
なぜか「やわらかい」印象をもつ高橋さんのアートは、
世界で高い評価を得ています。
イメージ通りにガラスを操りつつ、
偶然のかたちも受け入れながら
作品をつくっていくのですが、
実用品であるコップは、
使いやすさ、大きさ、重さなどを考えながら、
つまり、ある程度の制約のなかでつくるもの。
口のところを炎で焼いて拡げるので、
高橋さんのコップは、唇にふれる部分が、
とてもやさしい感触で、
どうやらそれは「のみもののおいしさ」を
ワンランク上げるのに役立っているようです。
2014年、「ほぼ日」でコンテンツにした
ワインのコップも同様に、
「安いワインがまるで高級ワインのよう!」
なんていう声も聞かれました。
今回の「コップ屋 タカハシヨシヒコ」では、
ふだんづかいも、特別な日にもぴったりのコップを
たくさんつくってくださいました。
定番でつくっているものから、
高橋さんが思いついて
きまぐれにつくるコップもあります。
また、同じ種類でも、
ミニやトールなど、サイズちがいもあり、
ひとつひとつ特徴のあるコップが集まりました。
たくさんの高橋さんのコップのなかから、
あなたのお気に入りを見つけてください。