
ほぼ日
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憧れのライフスタイルを送るあのひとは、
どんな香りとともに日々を過ごしているのでしょう?
ずっとマスクに閉じ込められていた嗅覚も、
自宅やプライベートな空間では、自由に、
好きな香りを好きなだけたのしむことができます。
さまざまな分野で活躍する10名をキュレーターに迎え、
大好きな香りをひとつだけ持ち寄っていただきました。
お店の名前は、「いつもそばにある香りのお店」。
本来とても親密な存在であるそれらの香りを、
新宿の大きな会場に連れ出しました。
美術館や博物館のように、回遊しながら、
香りとの出会いをたのしむ仕掛けにしています。
お香やループスプレーなど、
空間を心地よい香りで満たすアイテムから、
ハンドクリームやヘアミストなど、
半径30センチをがらりと変えてくれるものまで、
香りの幅広さと奥深さを感じられるラインナップです。
「こんな素敵な香り、知らなかった」
「香りってこんなふうにもたのしめるんだ」
私たちスタッフも、初めて出会う商品に、
とてもわくわくしながら準備を進めました。
10名のキュレーターをご紹介します。
おひとりめは、ライターのAYANAさん。
読むひとを惹きつけるテキストと
ビジュアルのディレクションで、
ビューティやファッションの世界で活躍しています。
おふたりめは、インテリアスタイリストの石井佳苗さん。
確かな眼とセンスから生まれる「石井ワールド」に、
たくさんのファンがいます。
そんな石井さんが、自分自身に戻る時間を
ともに過ごす相棒を教えて下さいました。
3人めは、アーティストの河原シンスケさん。
80年代後半からパリを拠点に活動をスタートし、
エルメスやバカラなどの広告から、
レストランのプロデュースまで、
常に見るひとをわくわくさせる世界を見せてくれます。
4人めは、KIKIさんです。モデルや俳優、そして執筆、
さまざまな表現をもち、長年第一線で活躍するKIKIさん。
普段どんな香りでリラックスされているのか、
教えていただきました。
5人めはサウナラボさんにご登場いただきます。
サウナブームの火付け役で、
ゆったりととのえることの大切さを
提案し続けてきたみなさんならではの、
とっておきの香りを選んでくださっています。
6人めは、植物原料のスペシャリストで、
調香師のジル・べートゥミュウさんです。
フランスの古城に暮らし、世界中の植物から
良質の精油を集めているジルさんに、
生活のたのしみ展のために、
特別な商品を作っていただきました。
7人めは、アーティストの諏訪綾子さん。
「食」という分野を軸にして、
五感を揺さぶるキュレーションを続けてきた
諏訪さんならではの香り選びを、
ぜひ会場で体感してください。
8人めはデザイナーの堀内太郎さん。
ウィメンズ「タロウ ホリウチ」から、
「ティーエイチ プロダクツ」まで、
シンプルで実用性の高いアイテムで
多くのファンをもつ堀内さんが、
ご自身と深く向き合う際に欠かせない香りを
挙げてくださいました。
9人めはフラワーアーティストの前田有紀さん。
以前インタビューをさせていただいたとき、
「花にも、飲んでもおいしい水をあげたい」と
語ってくださった前田さん。
念願のお店「NUR」をオープンされた忙しい日々の中で、
大切にされている香りがありました。
最後は、ニットデザイナーの三國万里子さんです。
初めてのエッセイ集も出された三國さんが、
創作や執筆の傍らにそばに置くのは、
わたしたちスタッフも「いい香り!」と
うっとりするアイテムでした。
10人それぞれの創造の時間と、
癒やしのひとときに寄り添う10の香りを、
ぜひ会場でためしてみてください。