GRATITUDE
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日本発、ステンドグラスのアート・メゾン
GRATITUDE(グラティテュード)。
「アートは、何かの役に立つものでなくていい。
アートは、具体的な問題を解決するものではない。
でも、そういうものが大事であり、文化であり、
日常にあってほしいものだと思うんです。」と、
作家のひらのまりさんは言います。
GRATITUDEがめざすのは、
120年前に西洋から伝わってきた
「ステンドグラス」という芸術技法を
現代的に、発展的に継承していくことであり、
さらに、日常とアート、生活とアートの
かかわりを、もっと豊かなものにすること。
そのめざす道筋の交わりに
「生活のたのしみ展」があれたらいいなと思い、
今回ご参加いただくことになりました。
今回ご一緒するきっかけとなったのは、
京都にある有名店・喫茶ソワレの
「ゼリーポンチ」をモチーフにした
ステンドグラス作品を目にしたことでした。
この「ゼリーポンチ~喫茶ソワレ~」は、
光と色が強烈にうつくしい
ステンドグラスで作られたキューブと、
日本ならではの「食品サンプル」を組み合わせた、
新鮮さと懐かしさがないまぜになるような作品です。
この「ゼリーポンチ」をはじめ、
クリームソーダ、パンケーキ、プリンなど、
GRATITUDEの代表的なシリーズである
「イミテーション」の作品たちが
たのしみ展の会場に並びます。
どれも1点ものの作品のため、
100,000円~250,000円という価格帯ですが、
ご購入いただくこともできますので
ぜひじっくりとご覧くださいね。
(※1点ものの作品は、会期終了後の発送となります)
そして、たのしみ展ならではのスペシャル企画として
ご用意くださったのが「DAGASHI(だがし)」。
アート作品を、鑑賞する対象としてではなく、
積極的に自由にかかわることができたらたのしいのでは?
という話し合いのなかで生まれたのが、
「色とりどりのステンドグラスのキューブと、
食品サンプルパーツを、ビュッフェのように
自分で自由に選んで組み合わせる」というアイデアでした。
この食品サンプルパーツを、
チェリーやチョコ、金平糖、ゼリービーンズや落花生など、
慣れ親しんだモチーフのもので用意してくださることから、
ネーミングは「DAGASHI(だがし)」。
よく知っているのに、見たことがない。
懐かしいのに、未来的。
何かの役に立つわけではないけれど、
見ていたくなるし、欲しくなる。
そんなGRATITUDEの世界を、ぜひ体感してほしいです。