YAMADA

第13回 
新仮説検証その1:
B型は自然と集まる?


なんだか3日更新が空くと、
お久しぶりです!
こちら「いつもさみしい問題。」対策本部でございます。
わたくし、この週末にかけて、
カリブ海クルーズをしていたわけではなく、
まことに月並みながら、
「うれしい悲鳴」というものをあげておりました。
先週の金曜日に発表しました
新仮説に対する投稿をせっせと読み、
手元にある紙のそこいらに
「正」の字を書いていたのですよ。
いやー、みなさん、
たくさんのメールありがとうございます!
ところで、「うれしい悲鳴」の真裏、
「かなしい嬌声」ってあるんですかね?

そんなことで、
今週は日替わりで新仮説の反響をご紹介していきます。
ここで、その4つをおさらいしますと、
その1:「B型は自然とあつまる」
その2:「B型女は、いつも悲しい」
その3:「AB型は、いつも考えている」
その4:「A型は、いつもつらい」

この4つであります。

では、今日は、
「B型は自然とあつまる」についてですが、
いただいたメールのうち、
98%が「その通り」「賛成」
「ウィ、ムッシュー」と
肯定的なお答えでしたよ。


=
B型の北陸出身、関西風味の30代(女)ですが、
「B型は自然とあつまる」、
これはB型の人なら
ほとんどが感じているのでは?

私の勤めるこじんまりとした会社、
私が入社したてのころ、
社員以外に間借りのライターさんたちもいて総勢10名弱。
あるとき血液型の話になって
社長(A型)以外が全員B型
ということが判明しました。

みんなで大笑いしたのを覚えています。
割合でいうと90%近くがB型。濃くないですか〜?

あとは、突発的な「B型は自然とあつまる」。

昔あるサークルの集まりがありました。
年齢・性別・職種などごっちゃまぜのサークルで
会場の近くに大勢で食事できるような所が無かったため
お昼は少しはなれたところに車で行くことに。

その場で適当にみんな車に分乗し、走り出したのですが
ひょんなことからまた血液型の話になり
「ジブンなに型?」
「えつ、B型。」「えっウソ!私もB型!」
「えっ僕も!」「俺もやで!」「うそー!!!」
なんとその車に乗った全員がB型だったのです。
車の中はもう大爆笑!
無意識に仲間を捜してるとしか思えません!


キノミドリ(37才、ちなみにいつもさみしくないです)


いきなりこの熱気ですよ。
今回いただいたメールのほとんどが、
このテンションなんですよ。

=
集まるB型といえば、
外国に留学していた時、凄まじい経験をしました。
ある日、(巨大)語学学校の近くでランチをしていたら、
たまたま、同じ学校の日本人グループが何組か来ていて
なんとなーく、それこそ磁石のようにわらわらと、
男女8人が、同じテーブルに座りました。
それまで、一度も話したことがなかったのに、です。
そして、世間話の最中に驚愕の事実が!
その8人全員が、B型でした。


けっこう盛り上がり、その場は楽しかったのですが、
だからといって、その後特に仲良くなるでもなく、
結局、それから皆が集まることは、
二度とありませんでした。


未だに、あのランチはなんだったんだろうと思いますが、
人なつっこいというか、適当というか、
多分、本当になんとなーく、
その場のノリで集まっちゃったんだろうなぁ。
その後のバラバラさ加減も、モロB型だなぁ、
と思いました。


(東京都/りこ)


その時、食べたランチは全員B定食!?
はい、すみませぬ、
なんだかメール越しに高い空気圧を
感じるほどであります。
つ、続いて。

=
私はB型です。
結婚して子供ができ、
自然と仲良くなった母仲間は4人中3人がB。
その後転勤し香川へ。
そのころのパッチワーク仲間の70パーセントがB。
トールペイントの先生もB。
北海道に来てもいち早く仲良くなった人はB。
その後もじわじわ増加中。
あ、この人、同じ血が流れてる、
というカンはかなりの確率で当たります。
自然と集まると言うよりも、
かぎつけて寄り集まるような気がする、
B型です。

(かめ)


「血を嗅ぎつける」って、
あちらこちらで、
ほとんど野生の群れに近いですね、こりゃ。

いっそのこと、ラグビー中継で、
選手の血液型を画面表示して欲しいですね。
いつのまにかB型モールやB型スクラムが、
出来てたりして。
こんな報告も来てますよ。

=
ある日友人数人と街を歩いていたときに、
「おまえら、B型だろ!」
と仲間のひとり(O型)が叫びました。
その時3人だけ道路の真ん中を歩いていました。
なんと、男2人、女1人、計3人見事にB型でした。

あれ以来道の真ん中を歩いている人を見ると
「B型だろーな」思い、
聞いてみたい衝動に駆られます。


「おまえら、B型だろ!」の突っ込みが、
日常的になされているかと思うとおかしいですねえ。

取り締まりじゃないんですから。
むやみやたらな尋問は、
トラブルの元になりそうですから、
良い子のみなさんはマネしないでくださいね。

=
私は家族は父母、兄弟上下計5人B型です。
小学校時代、中学校時代も、
周りの友人はみなB型でした。

今でも盆、正月に勢ぞろいする
友人幼馴染軍団は6/8人がB型です。
そういった経緯もあり、少年時代、漠然と、
「B型は日本で一番多いのだろう」
と、勝手に思っていました。
(この辺から既に「お前らはやっぱB型だよな」
 論が展開されてしまいそうです)

あるとき、校内リクリエーションの一環として、
「血液型が同じもの同士、
 お弁当を持ち寄って食べましょう」
という生徒会のイベントが行われました。

驚愕でしたね。
花壇の隣に設定されたB型ゾーンには、
いつものメンツが現れるばかり!
しかも、B型は全校生徒(100人足らずの中学校でしたが)
の中でも、少ない方で、15人いなかったと思います。
しかも半分はいつものメンツ!!!
「え?!お前もB型だったの?!」
「B型って少数派だったの?!」
と、そのとき始めてお互いに気づいた瞬間でしたが、
血液型占いを信じ始めたのはそれからですね。

B型にとっては
「意味が無いようでとても意味のあった」
生徒会行事であったと記憶しています。


ははははは、もう、ここまでくると、
いや、すごい、です、
とんだ生徒会行事が、あったもんですなあ。
いやー、なんか濃いわあ。濃いっ!
血液型が同じもの同士で、
ソーセージとコロッケの交換とかしたのかな、
やっぱり。
友情を越えた血情!?

=
正直、ちょっと恐かった。
だって、俺の5人の親友は全員B型。
そのうち1人は以前、バンドを組んでいて、
そのメンバーも全員B型。

結果、俺+8人のB型は
よく集まってどんちゃん騒ぎしてました。
ちなみに、こいつらとの飲み会が一番荒れます
(赤いブリーフで暴れたり、
 何故か全員手に棒とかひもとか
 ホイールキャップとかを持って歩いてたり)。
今では全国に散らばっていますが、
5人の親友とは今でも機会がある度に
集結しています。出会ったきっかけはサークル。
自然に集まって、自然に何人か消えた後に
残ったメンバーが全員B型でした。
なんか、改めて考えると恐いです。

(そんな俺は唯一のO型)


ナイスなオチ付きメール、ありがとうございます!
それは「O型は、いつもさみしい」に
直結しそうですねえ。
かと思うと、
B型とO型のこんな関係を
送ってこられた方も。

=
O型の人ってB型を上手くのせるのがうまくて
自分は影でフイクサー役してることが多いような。

自民党の田中角栄(B型)と
そのとりまきって
B型とO型の集まりだったと聞きました。
(福岡県・ハビ)


政治まで血で読み込んでいきますか!?
まさに「血眼」!!!

=
同期入社の8人中5人がB型でした。
研究職は多いみたいですね。
数少ないB型の美点のひとつ、
「すんごい集中力」が
発揮できる職業だからかもしれません。

寝食を忘れるほどの没頭ぶり。
これって傍若無人と表裏一体なので、
チームワークが必要とされる仕事では
時に迷惑にしかなりません。

オトナになると、
仕事にかかわる交友関係が多くなってくるし
「ふと見渡して見ればB型さんばっかり」っていうのは
「B型向きの業種がある」
ってことなんじゃないでしょうか。
(hio)


こういうB型向きの場、職種って話
いくつかいただいたんですが、
一方でこんなエピソードもありました。

=
入社試験の際に血液型を聞かれ
素直にB型だと答えたところ
「いやー『B型は採用するな』
 って言われているんだよね」と
言った本人である偉いさんがB型で、
その人が採用した
何人かの女性社員のほとんどがB型で
さらに私が所属した部署は男性も含め
何故か80%の割合でB型で。


自然と、と言うよりは
「作為的か?」と思う程に
B型が多い職場でした。
そしてB型が多い職場で苦労するA型の上司が
大変気の毒に思えたのでした。


就職の面接で、血液型が左右するってのも、
「どうかな?」と思うわけです。
まだ「どうかな?」以上には、
はっきり思えないんですが。

人の人生の一大事に
血液型が関わってしまうというのは、
なんとも恐ろしいことよのう
、と思うわけです。
なんと言いますか、
日々自分の血液型を意識して生活している人が、
こんなに多いのだろうか、と驚いております。
さらに、
初対面で、人の血液型を聞くという習性が、
自分には無いものですから、
それもまた驚きなのです。
「はじめまして。
 わたしの名前は、田中と言います。
 ところで、血液型は何?」

こんなやりとりが日本中で
刻々と起こっているというのが、
にわかには信じがたいんですねえ。
それは、「B型だからだ」という声も
聞こえてきそうですが、
仮に「B型の人は、ひとに血液型を聞きやすい」
としてですよ、
他の血液型でも無言のうちに血の集いみたいなものが、
起こっているんでしょうかねえ?

それにしても、初対面ホヤホヤの段階で、
血液型を聞きあう風習が、
日本に定着してるんでしょうか。
「違い」が、
コミュニケーションを活発にするということは、
あるんだと思います。
日本は、
人種や民族、宗教などの
個人にまつわる差異が薄い社会だから、
あえて、
血液型という軸を人間関係に入れて、
会話を豊かにしてるんでしょうか。

でも、それは、一方で、
人間関係を狭めることにもなりかねないな、
なんて思ったりもするわけです。

この日本の社会と血液型については、
またあらためて考えてみたいと思ってます。

では、明日!
新仮説その2
「B型女は、いつも悲しい。」を取り上げますよ。


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2004-09-07-TUE
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