HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN

	 趙啓子 
	 趙啓子

(入社年月) 2004年2月入社(10年10ヶ月)

(担当業務) 人事

もともとは違う仕事で入社したのですが、
6年前、育休から復帰したのを機に
糸井事務所ではじめての人事担当になりました。

人事になって最初の数年間は、
出勤簿や勤務管理のフローを整えたり、
内臓のかたちをした組織図
実際に動き出せるようにするために
どんなチームがあったらいいか、
人の配置について考えたり、
糸井事務所にそれまでなかった人事制度を導入するなど、
人事の仕組みの基盤にあたるところに
取り組んできました。

基盤は作れたけれど、
人事としてそれをどうしたらいいのか、
自分の中に、軸や考えをもてなくて
正直、苦しい時期がありました。

人事制度が動き出すにつれて、
節目ごとの乗組員全員との面談を通して
一人一人がどういう状況にあるのかを感じ取りながら
会社の状況を見渡して
課題を発見できるようになりました。
また、評価について取り組む中で
会社の考えや大切にしたいことを確認したり、
それを、乗組員のみなさんにフィードバックして
次の動きや取り組みをささえたりと、
人事のリズムができてきてくるようになりました。
そのリズムの中で、人事の取り組みが
次のあたらしい動きにつながるようになって、
やっと人事の手応えが
実感しやすくなったように思います。

人事の取り組みはまだまだ発展途上です。
同時に会社も成長して変化するので
次の課題がまたすぐに出てきます。
その上、取り組みが実を結ぶまでには
たくさんのコミュニケーションと時間が必要になります。
ですが、じっくり向き合って
話したり考えたりした結果のしばらく先に、
かかわる人たちがいきいきと活躍して
社内に活気が増すのを実感できるのは
この仕事で一番やりがいを感じられるところだと思います。

前回の採用募集のときに、
糸井事務所のはたらきかたの参考になればと
こんなやりとりをご紹介しました。
人事担当・趙とCFOシノダが語る糸井事務所の、
はたらきかた。

ここではたらくときに大切にしている考え方など、
人事の仕事を知る上で、
参考にしていただけると思います。

このような人事の現場と
ここでのはたらきかたに興味をもって
一緒に取り組んでみたいと
思っていただけたらさいわいです。

2014-12-25-THU

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