「そとまわーし」「うちまわし」でおなじみの
腕をまわす運動です。
ポイントは、No.2の運動とは逆で
「かかとを上げない」こと。
そして、肩甲骨周辺のみを動かすことに
意識を集中し、腕をすばやく振りましょう。






No.2の運動で脚がつりそうになっていたので
No.3でかかとを上げないのはうれしいです。
No.3は、腕をまわす運動です。
脚は閉じたまま、かかとを上げず、
外まわし、内まわし。
腕をしっかりうしろまでまわして、
肩甲骨を動かします。
バケツを振りまわすように、
ゆっくり速く、ゆっくり速く。
肩がほぐれる気がします。
この運動、肩こりがある人は、元気になります。
オフィスの席などでも、座ったまま
ときどき「外まわし、内まわし」を
やるといいでしょう。
そのときは、腕を大きく振りまわさなくて
オッケーです。
肩甲骨をしっかり動かし、
伸ばすことが目的ですから。
はい。
なにしろ、肩甲骨まわりの筋肉に
神経を集中するんですね。
そうなんです。
こういった体操で、大切なことは
「いま、からだのどの部分を使っているか」
を意識することです。
じつはそれでトレーニング効果が
かなりちがってきます。
漠然と、腕を振りまわすだけでは‥‥。
それはいけません。
からだの骨格筋はすべて脳の命令で動いています。
ですから、意識をもって、筋肉を動かすこと。
これはほんとうにたいせつなポイントなんですよ。

いま、どこを動かしてるんだ! と
イメージできていることが大切なんですね。
ラジオ体操の約3分、
その意識を保つようにしましょう。つづきます!

2012-08-27-MON

※効果は中村格子先生の理論に基づくものです。また個人差があります。