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| 東京糸井重里事務所の給湯室より |
| 年末年始の「ほぼ日」は、 サイトウさんの、 1.この1999年は、有名なアンゴルモアの大王が、 ( 日本 ) とにかく、『ノストラダムスの大予言』には 昔からえらい迷惑をしているわけで。 あの本がでたときには(五島勉って訳したひとの顔も そのときに覚えさせられておりますが) わたしは当時小学校の4年生くらいだったのですが、 親の書棚からこっそり持ち出して、 夜毎ベッドで盗み読みしては、号泣していました。 そんなに恐けりゃ読まなければいい、のですが、 もう、あまりにも恐いもんで、その恐さがあたまのなかで ぐるぐるしちゃってまた読んじゃう、読むとまた恐い、 そのくりかえしで、とにかく毎晩毎晩、 書棚から持って来ちゃあ、読み、「その日」を想像して 大泣きし、またそれをご丁寧に書棚に戻してから、 泣き疲れていつのまにか寝る、という日が続いていた。
考えてみたら「カッパブックス」みたいないわゆる
って考えちゃ、目がとけるくらい大泣きしていた
あのとき想像していた「36歳の自分」ってものが 2.「ほぼ日」の読者に、どういうことを期待してますか。 読み続けてほしい。もちろん毎日じゃなくてもいいから。 そして面白かったときは「面白かったよ」と言ってくれて 全然構わないと思います。 3.いっちばん好きな食べ物はなんですか? いちごとアイスクリーム、どっちがいちばんかな? だからといって、「いちごのアイスクリーム」が最強に すきだというわけではないけど、どっちもそうとう好き。 でもでも、きっといちばん好きなのは「白いごはん」。 ごはんが、すきです。 あたたかい炊きたての、ゆげのたつごはんを はふはふ食べるのも大好きだけど、冷やごはんも好き。 夜中、家に帰って、シンとひと気のない台所の ガスコンロにのっかっているごはんの おナベのフタをとるとき、いつも最高にドキドキします。 ごはんが残っているときは、どんなにおそくても 必ず茶碗に一杯よそって食べる。茶碗によそう前にも しゃもじから直接手にとって食べちゃう。
3回に1度くらいのわりあいで、フタを開けたら 4.ヒマでこまっている、正月の読者のみなさまに、 「あ〜あ、ヒマだなぁぁ」というようなことを、 ここ1年口にしていないような気がしています。 ですので、ヒマのつぶしかたについて、 読者のみなさまに伝授できるほどのものは 持ちあわせておりませんが、 読書するのにまとまった時間がとれるのであれば、 (1)アーサーランサム全集(岩波書店) (2)夏目漱石の本何冊か などはいかがでしょうか。
(1)は、いわゆる児童文学といわれる
(2)は、もうすこし「静かにヒマをつぶしたい」方へ、 |
1999-01-04-MON
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