ゆきちゃん。石田ゆり子さんちのゴールデンレトリバー、ゆきちゃんから、お手紙が届きます。届けられるたびに、ここでみんなで読みましょう。

前へ 最初から見る
 


 
2016/07/29 10:55
ゆきちゃんより

はなちゃん、
ゆきちゃんは、稲尾さんちの山の家にいってきます。

はなちゃんも行っていた、あのすてきな山の家です。

ばあやはゆきちゃんが
一ヶ月くらいいなくて大丈夫なのか、
気になりますけど、おとなだし、
まあ大丈夫かなと思います。

きょうは星がとてもきれいです。
涼しい風が吹いてます。
ばあやは床にゴロンと寝転びながら
うたたねをしています。

ゆきちゃんも一緒に、横で寝ます。

この夏、はにたびはずいぶん大きくなりました。
びすくはゆきちゃんによく怒っていますが、
ほんとうは「いちもく」置かれているのを
知っています。

ばあやも、ゆきちゃんも、はにたびも、びすくも、
みんなでわらって、たのしい毎日でありますように。

はなちゃん、また書きますね。

いつもありがとう。

ゆきちゃん、行ってきますね。

きょうもえがおで。

ゆきちゃんより。

 


 
2016/07/28 10:55
ばあやでございます。

こんにちは。
ばあやこと石田ゆり子です。

いつもこの、ゆるゆるな連載を読んでくださって
ほんとうにありがとうございます。

わたしにとって、ほぼ日刊イトイ新聞は
「ひだまり」のような場所で。
ぽっ、と明るく光る、その明かりを見るだけで心が落ち着く、
そんな存在なんです。

花の連載のときからですから、もう・・・
足掛け7年ほど・・・・途中、ブランクはありますけど
わたしは、この大好きな場所で
花の連載、そして今回の雪の連載をさせていただき、
なんと幸せなことか、と思っています。

ほんとうに、
同じことばかり言っている気がしますが、

ゆき、ビスク、はにお、たび。

わたしの毎日に、文句も言わずそのまんま、
何があってもわたしのことを好きでいてくれて
わたしの毎日によりそってくれて、
ほんとうにありがとう。

ただただ。それだけを思う日々です。

この7月、あまりにも蒸し暑い日が続き
わたしは
明け方か夜中の時間を選んで雪と散歩に出かけました。

外にでるやいなや、
スキップするような足取りで
ぴょんぴょんと飛び跳ねながら
そしてしょっちゅうわたしを振り返りながら
たのしいね、たのしいね、と笑う雪をみていると
ちっぽけなことで思い悩ん出る自分が
ほんとうに馬鹿みたいだなと。

雪はほんとうに、いつも笑顔の子なんです。

そしてほんとうに面倒見が良くて優しい。
はにおもたびも、
ゆきにべろべろ舐めまわされて育って
愛情のかたまりのような子猫になっております。

ほんとにいつもありがとう。

どうぞこれからもよろしくね。

仲良くね。笑ってね。
できるだけ長く、一緒に、
病気しないでみんなで一緒に暮らそう。

そんなことを思う日々です。

2016年の夏はまだまだ続きますが
ゆきはもうすぐ、山の家に避暑に行きます。

またお会いしましょう。

みなさんの日々が、優しく明るく、
平和な光につつまれていますように。

感謝をこめて。

石田ゆり子より。

追伸 あしたもあります!

 


 
2016/07/27 10:55
こまざわこうえん

はなちゃん。

ゆきちゃんは今日、
シャンプーして、すっきりふわふわになりました。

少しあった毛玉もとれて、
念入りにブラッシングもしていただきました。
やさしいお姉さんが
ゆきちゃんを一生懸命洗ってくれました。
とてもすてきになりました。

ごご、ばあやが迎えに来て、
そのあといろいろお買い物したりして、
そのあと 大好きな「こまざわこうえん」に
連れてきてもらいました。

この桜の木をばあやはじーっとみて、
こんにちは、と桜の木にいってました。

はなちゃんと、この桜をよく一緒に眺めたって。
この場所がはなちゃんはだいすきだったって。

こまざわこうえんを
ぐるぐる歩くのがだいすきだったって。
はなちゃん。
ゆきちゃんも、こまざわこうえんがだいすきです。

はなちゃんが好きなものは
ゆきちゃんもすきみたいです。

ゆきちゃんのなかにはなちゃんがいるような気がします。

はなちゃん。
そちらはどうですか。
ときどきこちらをみてますか。

ばあやは相変わらずですが
みんなにささえられて生きてます。

ゆきちゃんも支えてあげようとおもいます。

はなちゃん、いつもありがとう。

きょうもえがおで。

ゆき。

 


 
2016/07/26 10:55
てのり。

はなちゃん。

毎日いろんなことがありますよ。

今日はいいことが1つわかりました。
ゆきちゃんはもうすぐ、
なんと、あの稲尾さんの山のお家にいくことが、
分かりました!

はなちゃんも毎年行っていた、
あのすてきな「避暑地の山のおうち」に
一ヶ月も行くんです!

ゆきちゃんは、暑さにとてもよわいので、
そういうことになったのです。

タビちゃんに話したら
えっ、じゃあ、おいしいものたくさんたべるの?
くりーむぱんとか、たべるの?
と言われました。

たびちゃんのおしりが
ゆきちゃんの手に乗ってます。
とてもうれしいです。
やっと、手乗りになりました。

ゆきちゃんは
あした、シャンプーにいきます。
山の家に行く前に
きれいにしてもらって
すてきな感じになってから行くんです。

みんな気がついてないけど
ゆきちゃんの耳のところは
ワッフルみたいに
波打っていてすてきな髪型です。

はなちゃん、
きょうもえがおで。

深呼吸してね。

ゆき。

 


 
2016/07/25 10:55
はにちゃん。

はなちゃん

なんとなく涼しい日がつづいていますが、
いかがおすごしですか。

さて
子猫のはにちゃんです。
はにちゃんは、見てわかるように
はちみついろの猫です。
だから「はにお」という名前です。

最初の頃はにちゃんは、
ゆきちゃんのことをとても怖がっていました。
ゆきちゃんがいくら大丈夫だよ、と言っても、
しゃーしゃー「いかく」されていました。

ゆきちゃんは、がまんづよく
こわくない、こわくない、
おびえていただけなんだよね

「なうしか」のように念じました。
目は半分だけ開けて、悟りを開いたようなたいどで、
はにちゃんに接しました。
すると、
あるひ突然はにちゃんは
心を開いてくれるようになったのです。

いまでは堂々とお腹を上にして寝ていますので
ゆきちゃんが
立派な猫になるようにお世話をしています。

はなちゃん。
心で念じること、
平常心をたもつこと、
とてもだいじです。

じゃあね、きょうも、穏やかなお顔で。
いいことたくさんありますように。

ゆき。

 


 
2016/07/22 10:55
こんびに。

はなちゃん

雨です。雨が降ってたけど
ばあやとお散歩にいきました。

すずしい風が吹いていて気持ちよかったです。

とあるコンビニの前で、
ばあやはゆきちゃんを「ぽーる」につないで、
ゆき、ちょっと待っててね
コピーとってくるからね と
言いました。

こぴーとってくる、ときいて
ゆきちゃんは、意味がわかりませんでした。
こぴーという言葉から連想するのは
おやつです。
すっきりした、すてきなおやつ。
それをばあやは、取ってくるのです。

そう思って楽しく待っていましたが
ばあやは、何事もなかったかのような
とぼけた顔ですたすたもどってきて、
おまたせ、といいました。

お家に帰ったらご飯にしようといわれて
コピーのことは忘れてしまいました。

ツバメのお母さんが
子ツバメと一緒に寝てるのを
まいにち、ゆきちゃんはみています。

しょうがないばあやですが
ゆきちゃんがそばにいないとどうしようもないので
そばにいてあげたいとおもいます。

はなちゃん。ものごとは1つ1つ確実に片付けましょう。

きょうもたのしく。

ゆきより。

 


 
2016/07/21 10:55
おせわ。

毎日暑いです。
はなちゃんいかがお過ごしですか。

ゆきちゃんは、ばあやに説得されました。
「今日は蒸し暑くて歩いてるだけで汗が吹き出るから、
 明日の朝はやくお散歩にいかないか」
というのが、ばあやの「ていあん」でした。

なのに
次の日の朝ばあやは、寝坊をして
ゆきちゃんの、朝の散歩が、
「とりけし」になったんです。

ばあやは、最近だらだらしてますよ。

せんぷうきに自分だけ多く当たっているようにみえます。

そんな毎日ですが
ゆきちゃんは平常心でがんばっています。

子猫のたびちゃんは、
だいぶ大きくなりましたが
こうしてゆきちゃんが、まいにち
ベロベロしないと、
りっぱな猫にならないと思うので
こうして毎日がんばってます。

ほんとうに ゆきちゃんは忙しいんですよ。

ばあやはきょうもおしごと。

バタバタでていきましたよ。

すぐかえってくるからね、と
言っていましたがほんとかなぁ。

はなちゃん、
かき氷はなにあじが好きですか。

ゆきちゃんは、白いやつが好きです。

じゃあね。
また書くね。
いいこで。

ゆき。

 


 
2016/07/20 10:55
けーじ

はなちゃん

はなちゃんは、このお家にいた時
けーじ、に入って留守番してましたか。

ゆきちゃんはもうすぐ2歳になるのに
まだ寝るときはケージの中にいれられているんです。

靴をかんだりもしないし、悪さもしないのに、です。
ケージのなかには、おもちゃも持って入れないんです。
まえボールを持って入ったら
ばあやに「だめ」といわれて、取られてしまったんです。

みず、だけがゆきちゃんと一緒に
ケージに入ります。

でもねはなちゃん。 しってましたか。
このケージ
屋根がないんですよ。
だからゆきちゃんは、本気を出せば
外に出られます。
でも、そんなことはしないで
おりこうにケージの中に
入ってるんです、すごいでしょ。

そのへん、ばあやはどう思っているのか、分かりませんが

もうそろそろケージから卒業したいです。

留守番の時はなぜか、ケージの外に出されています。

なんで寝る時だけケージなのか
ゆきちゃんにはわかりません。

でもねはなちゃん、
ケージの中って意外とひんやりして気持ちいいんですよ。

とりとめのないケージのお話で
しつれいしました。

ばあやは最近、まいにち寝不足です。
ゆきちゃんをケージに入れてるからだと思います。

はなちゃん、きょうも笑顔で。
たのしくね。

ゆき。

 


 
2016/07/19 10:55
ばあやでございます。

こんにちは。
湿気の多い毎日、いかがおすごしですか。

わたしは扇風機にブンブンあたりながら
スイカを頬張っております。

さて
この、ぴっちりならんだひとたち、
これは、ご存知、我が家にあたらしく仲間入りした兄弟猫
「はにお」と「たび」。

ふたりはほんとうに常に一緒におります。

ご飯を食べるときも
ねむるときも
あそぶときも
なにをしていても、
縫い付けられてるのか君達は!といいたくなるほど
ぴっちりどこかがくっついている。

その姿をみていると
「体温」を感じ合うことがどれだけ
勇気と元気をくれることなのだろうかと、思います。

はにお、と、たび。略して「はにたび」は
生後十日くらいの幼さで我が家にやってきました。

まだ目もほとんどあいていない、ほんとうの乳飲み子状態。
お母さん猫が、ひょんなことで育児ができなくなり、
人間が育てるしかなくなってしまった子猫達なのでした。

最初は
とにかく里親さんがみつかるまで
わたしが面倒見よう、と思って育てていました。

うちにはご損じのように、雪という大きな犬も、
ビスクという先住猫もいるし
ましてやわたしには仕事がある。
無理無理!
絶対にこれ以上増やせない!

そして始まったお母さん代わりの日々。それは・・・
3時間おきのミルク、しもの世話・・・・。
それはそれは寝不足の、てんやわんやな日々でした。

だけど。

小さな小さな命の世話。
毎日少しずつ確実に成長していく2匹を
見つめている日々は、不思議なくらい幸せで。
がしっ、と両手で抱える哺乳瓶。
ちゅうちゅうと必死で吸い付く生きる力。

そんな姿を毎日ひたすら見ていたら
これは・・・もう手放せないなあ・・・。と
そう思ってしまった、というしかないのでございます。

そしてありがたいのは
雪がほんとうに、はにたびの面倒をよく見るのです。
ビスクも、面倒くさそうな顔をしながら
ほんとうは父性本能をかきたてられているのを
わたしは知っています。

ふふふ。

そんなこんなな毎日です。

代わり映えのない毎日です。
いつも読んでくださりありがとうございます。

皆様の日々が明るく優しく平和でありますように。

石田ゆり子。

 


 
2016/07/15 10:55
すいか。

はなちゃん

ばあやが、スイカをいただきましたよ。

ものすごく重くてびっくりです。
もしかしたら
はなちゃんと同じくらいの体重かもしれないです。

すいかは、ゆきちゃんと記念撮影をしたり、
はにたびに遊ばれたり
びすくに睨まれたり
ばあやにさすられたり
冷たいお風呂に入れられたり、
しています。

すいかのきもちは、すいかにしか分からない。

すいか嗚呼すいか
うみにいったことはありますか〜
パン屋にスイカは売っていますか〜
ゆきちゃんと
たびにでませんか〜

すいかのうた、歌ってみました。

はなちゃん。
今日も、たくさん笑ってね。

ゆき。

前へ 最初から見る

 

ほぼ日ホームへ