サユミちゃん、また釣りました。
カサゴ？ みたいな？
よくわかりませんが、好調です！

サユミちゃんの竿には、
例のタケノフシが。

そんな糸井重里が、
大きなメバルを釣り上げる
直前を描いたのが、
このスケッチです。

「‥‥ん！」

なにか、釣り好きの人から、
控えめな、しかし、たしかな、
叫びのような声が聞こえました。

「来たよ」と糸井が報告したとき、
彼はすでに冷静でした。

でかーい！ と、山下の声。
うわーー、これ、なに！？

「メバル、メバル！！」
「きゃー、いい型ー！」

糸井重里、お見事です。
すばらしい！

若干、暇を持て余し気味な俺。

ハッ！

こんなときこそ、スケッチだ！

山下も、夜の黒い海へ、
ちゃぽん、と。
がんばれー！

サユミちゃんが行きます。
がんばれー！
なんか釣れー！
（応援の仕方がよくわからない）

真剣。真顔。無愛想。
でもね、たのしいんだって、いま。
たのしいならもっと笑えばいいのに！
いや、でも、わかるよ、その気持ち。
外見の表情なんて、
どうでもいいんだよな？

そんなわけで、
はじまりました、夜の部！
どうかなー。
がんばれ、釣り好きの人たち！

そしてみなさん、夕食後、
こんなことになってるわけですが、
どういう状況か、わかります？

また、やるぞ、と。
夜釣りだ、と。
仕掛けを変えて、
もうちょっと大きいやつ、
違う種類を狙うぞ、と。

さすが釣り好き。
いやぁ、また、釣るとは思わなかった。

あとね、ぼくは発見したんだけどね、
釣る人ってすごく真剣だから、
すっごく無表情。無愛想。笑わない。
なんなら、釣れても真顔。
もうね、俺か、と。