江戸の輸送手段、堀切の貴重ななごり、
夕暮れから夜になる、
マジックアワーがやってきました。

南高橋の横に建っているのが、
徳船稲荷神社。
もともと隅田川沿いにあったものを、
移築したそうです。

陣内先生「橋の横や水辺に
神社があるなんて珍しい」
と、みんな写真をパシャパシャ。

市民たちにとって、
水とは大事なものとして考えられていて、
徳船稲荷神社の御神体は、
徳川家の遊船を切ったそうです。

蔵前にあるタイガービル。
戦火をくぐり抜け、
台東区で最も古いビルだそうです。
（トコトコ）

陣内先生
「ここ、気持ちがいいでしょ？
高速道路の見えない川って
都内ではなかなかないですからね」

なるほど、たしかに！
空が広い！

この南高橋は、
関東大震災で損害を受けた
隅田川にかかっていた「両国橋」の
中央部分を補強して、
長さも短くして、
ここ亀島川にかけたものだそうです。

当時の東京市に予算がなかったから。
橋をかけかえるたのかあ。
おもしろいなあ。

陣内先生と河野さんが
むこうに重要そうな祠を発見。

亀島川は
堀切の貴重な名残。

大きな水門があって、
台風の際など
水難防止で閉じられたりするそうです。

「東京の水辺」、
深川に住んでいると
とても馴染み深い東京の姿です。
普段の行動圏内に
水辺があるというのは
ぜいたくだなぁとよく思います。
橋の上で自転車を停めて
水面を見つめるだけで、
穏やかな気持ちになれます。
写真は近所の清澄庭園。
最近雨に濡れる岩やコケを
楽しみに行ってきました。
ただのんびりしたい時に
足が向く場所です。
（のりちよ）

陣内先生が「かっこいいんですよ！」
とイチ押しの橋、南高橋。

みなみたかばし、と言いまして、
八丁堀のあたりの
亀島川にかかっております。

12月の銀座と
5月の三社祭の浅草です。