上司や先輩、取引先のかたなど 身近な人の「こころに残ることば」を おしえてください。

新人として入社したてのころ、社長に
「量はやがて質になるから」
と言われました。

経験が足らず
思ったようにできなかったとき、
心の中でおまじないのように
つぶやいていました。

実際、量を積み重ねていると、
ふしぎとフッと次の段階に行けることがあります。
とにかく続けることが大切だと実感しています。

も (30代・女性・自営業) 2013/06/12


私の叔父は、戦時中、何度も生死の境をさまよい、
修羅場を越えてきた人でした。

そんな叔父が大手石油会社で常務取締役をやっていた頃に、
言われた言葉です。

「必死に情報を集めて考えても
 どちらの選択をしてよいかわからなくなったときには、
 どちらを選んでもよいので、
 選んだものを成功させるように全力をかけて取り組めばよい」

「失敗したと思ったら、
 潔く速やかに撤退して、やり直せばよい」

絶対正しい道や、確実な方法などはない、
ということを学びました。
生きるということは選択の連続なんだ、と
勇気をもらえたように思います。

ヒゲリン (50代・男性・自営業) 2013/06/12


新卒で入った小さな出版社で、スポーツ記者をしていました。
取材先で出会った言葉の数々、プレーには今でも励まされています。

「強いチームほど、基本ができている」
「ピンチはチャンス、チャンスはピンチ」
「あと一歩の努力」

特に最後の言葉は、取材していて
「あと一歩前に踏み出していれば、
 あのパスを獲れたのに‥‥」と思うことが多いのですが
自分が慢心しそうになると
「同じことをしていないか?」と、
思い出して、気を引き締めています。

もちろん素晴らしい試合やプレーもたくさんありました。
心が震えるほどのいい試合には
必ずプレーにストーリーがあります。
自分もそんな仕事がしたい、
そんなチームを作りたいと思い続けて
今でも仕事をしています。

tommy (30代・性別不明) 2013/06/10


「困難なことは多いが、不可能なことは少ない。」

新入職員オリエンテーションの時に、
院長がおっしゃった言葉です。
本気で取り組めば、どんなこともできそうな気がしました。
そして、この人が職場のトップであることを
誇りに思いました。

「歯車の一部になるのではなく、
 自分が歯車を動かすつもりで働け!」

こちらは同じ部署の先輩の言葉です。
毎日同じ業務に追われ、
自分はこのまま歯車の一部になっていくのかな、
そこに何の意味があるのだろう、と
悩んでいたときにいただいた言葉です。
一気に視界がぱあっと開けた気がしました。

ゆず (20代・性別不明) 2013/06/10


自分のミスでトラブルを引き起こし、
この仕事に向いていないからやめよう、と思っていたときに
「辛いときが一番成長するんだよ」
と言われました。

今でも、なにかあると相談する、
「自分の未来の理想像」と思える上司の一言です。

10年経ってふりかえると、
その経験がいまの自分の土台になっていて、
そこがまさに自分の出発点であり、
それがあったからこそ
いまの自分に成長できたのだと思います。

きぬ (30代・女性・その他) 2013/06/07


新人のころ、大きな失敗をしてしまい、
取引先に上司と謝罪に行きました。
落ち込んでいた私に、
取引先の方がおっしゃった言葉です。

「あなたはこれから何年間もA社(弊社)で働くんだから、
 あまり思い込んで駄目になってしまわないようにね。
 あなたが元気に働くことが
 お互いにとってメリットなんだから」

23歳にもなって、仕事先の人の目の前で
泣き崩れてしまいました。

ふくろう (20代・性別不明) 2013/06/07


研修医として働く直前のとき、
普段はのんびりしてそうな
サラリーマンの父に言われた言葉。

「学生時代は60点取れば合格かもしれんけど、
 働いたら仕事の結果は100点か0点、どっちかや。

 学生時代は、結果が出なくても、
 頑張ったその過程も評価に入れてもらえるけど、
 仕事は結果だけしか評価されへん。
 つねに、100点の結果を求められるのが仕事なんやで。」

後にも先にも、これ以外の忠言を受けたことはないですが、
働いてみて本当にそうだなと実感しどおしです。

医者になって10年以上経ちますが、
いつも心に留まっている言葉です。

さあちゃん (30代・女性・その他) 2013/06/07


記者をしています。

私と同年代の娘さんを病気で亡くしたお父さんを
取材していたときのこと。

話を聞くうち、
どうやって娘さんに向き合って記事にしていいか
わからなくなってしまったのですが
そのときの、お父さんの一言。

「どう表現してもいいから、
 友達になってやってください」

娘さんは、闘病生活が長くて、
友達がほとんどいなかったとのこと。
その一言で、
上からでも、遠くからでもなく、
友達のような気持ちで向き合うことができました。

お父さんの愛って偉大だな、と感じたことばです。

しほ (30代・女性・会社員) 2013/06/07


教員をしています。
学生のころ、教育実習の最後に
担当の先生から言われた言葉です。

「実習を通して、
 楽しい、うれしいと感じた気持ちを大切にしなさい。
 それが教師の基本になる」

忙しかったり、生徒と関わること以外の仕事に追われると
ついつい生徒のことを後回しにしてしまう自分がいますが
私が感じる楽しみや喜びは、いつも生徒からもらうのです。

教育は生徒のために行われる、ということを教えてくれた
この言葉を忘れずに、大切にしていこうと思います。

しいな (20代・女性・公務員) 2013/06/07


やりたいことが見つかり、
転職したいと思っていたとき。

営業の私が辞めたら、
お客さんどうなっちゃうんだろう‥‥と悩んでいたとき
先輩が言ってくれた一言。

「首相が辞めたって国はそのまま動いていく。
 あなたが辞めても会社は動いていくから大丈夫。
 それが会社だから。」

あなたが辞めたら困るって言われるのも嬉しいけど
やりたいことへ向かうときに、
背中を押してくれた気がする。

Sakky (30代・女性・会社員) 2013/06/06

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