当時、肩書きだけは責任のある仕事をしており、 休みもあまりなく、 自分しかできないような業務もたくさん抱え込んでいました。
仕事のストレスもあり、仕事にも行きたくなく、 でも休みたいのに休めない日々が続いていました。 口癖は、「私がいないとまわらない」。
そんな時、20年も人生の先輩でありながら、 私の下で同じ業務をしていた主婦の方に こう言われました。
「あなたが居なくても、いざとなったらどうにかなる。 仕事がまわらないのであれば、 まわすようにどうにか考える。 だから、休みなさい。」
世の中にあふれる仕事のほとんどは 誰かと共有しなければいけない仕事なんだ、 自分がいない間でも、 共有できる環境にすることが大切なんだ、と 教えられました。
よりいい仕事をする為には、 他の人にも任せて、しっかり休みをとる。 その時から、仕事のしかたが変わりました。 |