私はお電話に出るお仕事をしているのですが、
記入用紙の字も震えるほど緊張した
初めての受電の日の出来事です。

たどたどしく、
また何度も確認のために保留をして
お客様を待たせてしまいました。
そしてお客様に「新人なんでしょう？」と
気づかれてしまいました。

私があわあわしていると、お客様は
「新人だとはわかったけれど、
　あなたと話しているとなんだか癒されたよ。」と。

その一言が本当に嬉しくて、嬉しくて、
これから何かつらいことがあっても
頑張っていけそうだと思いました。

お茶を出すとき、
「いつも笑顔がいいね」と
言われたことが嬉しかったです。

子育ても一段落したところで、
25年ぶりに就活を半年続け、
一箇所だけ採用をもらったところで
３週間はたらいたところです。

おばちゃんの就活は、厳しい。
年齢と経験重視で、ことごとく不採用でした。
社会に出るって、見た目が大事だということ。
いちばん注意されたのは、そこでした。

うぅぅむ‥‥ご近所感満載だったのかな？

自分では「よし」と思っていたことに
「違う」と言われる衝撃。

毎日、上司から注意のメールが届き、
「ダメ人間なのか？」と落ち込んでいました。　

そんな中、主人が「大丈夫。大丈夫」と
言ってくれたこと。

「営業なんだから
　見た目は、言われるだろうね」

そうかぁ‥‥私、
カテゴリーでは営業なんだぁ。

化粧品を持ち歩くとか、
鏡を頻繁に見るとか、
忙しそうな顔をしない‥‥とか、
大事なことなんですね。

おばちゃん、がんばるばい。