2016-12-04-
11月23日。
籾摺り完了!
その数、10粒。
ほぼ日から届いた「あさか舞」の白米に
10粒のベランダ玄米を混ぜ込んだ。
今日は新嘗祭。
1日限定の「卵かけごはん屋さん」として、
ほぼ日の新米で卵かけごはんをふるまい、
お米好きな人たちと楽しい時間を過ごした。
お米農家さん、
おいしいお米をありがとうございます。
すばらしき新嘗祭。



2016-11-29-
昨年に引き続き、ことしも
西荻窪にある
食をテーマにしたスペースokatteさんの
収穫祭にまぜていただきました。
そのようすを、レポートしますね。
今年は3つのご家庭から
「ちいさな田んぼキット」育てたお米を
持ち寄っていただきました。けっこうある!
さて、僕たちの収穫祭は
脱穀していない状態からスタートします。
まず、割り箸でしごくようにして
稲穂からお米を外していきます。
みなさんの稲、乾燥が充分だったようで、
ちいさいお子さんがやっても、スイスイ外れます。
いい手応えがあって
これが、けっこう、おもしろいんです。
稲穂から外し終わったお米が、こちら。
まだ籾殻がついています。
重さを測ったら「302グラム」でした。
ここから、ちょっと「がんばり」が必要です。
「籾すり」といいまして、
お米をすり鉢に入れて、すりこ木でする工程。
ゴリゴリ、ゴリゴリ、ゴリゴリ‥‥と
根気よくすりますと、
籾殻がはずれて「玄米」になります。
なかなか外れないからといって
あまり力を入れると米粒が潰れてしまうので、
そこのところ要注意です。
でも、グッと気合を入れて‥‥とまでいかなくとも
いつか外れますし、
友だちとおしゃべりしながらゴリゴリしてれば
いつの間にか、外れてます。
気長に行きましょう。
ちなみに、すりこ木じゃなくて
軟式の野球ボールでも、いいみたいです。
(ためしたことはないのですが)
さて、籾殻が外れて玄米となったあと、
人力で「白米」にするのは、
たいへんに手間と時間がかかるため、
(ビンに入れて、えんえん棒で突くんだそうです)
昨年は玄米の状態で炊いたのですが‥‥
今年は、なんと!
どなたかが、ありがたい文明の利器、
ミニ精米機を持ってきて下さいましたー。
これで今年は、白米が食べられる!
ウィーーーーーン。まわる精米機。
ドキドキしながら見守る一堂。
精米完了! 白いお米だ!
ちょっと籾殻が混じってますけど‥‥(笑)、
洗ったときに、浮いてくるはず!
重さを測ったら「150グラム」」くらいでした。
籾殻のついた状態から、ちょうど半分の重さに。
たくさん穫れそうだと思ってたんですけど、
最終的には「約1合」かー。
お米のありがたさを、あらためて感じます。
ちなみに精米したら「米ぬか」が出ました。
誰かがぬか床に入れようって言ってました。
そうこうするうちに、美味しそうなおかずが、
台所から、ジャンジャン出来てます。
ここに集うのは、お料理好きで、
おしゃべり好きなみなさんばかりなので、
なめらかなチームワーク、
みごとな手際、
みんなでワイワイしているあったかい雰囲気。
そして、なにより、美味しそう‥‥。
お米も、お皿によそいました。が、このお米は、
さっき精米したものではなく、
ちょうど届いた郡山の一等米「あさか舞」新米。
春に「ちいさな田んぼキット」を購入して
育ててくださったかたに向けて、
毎回、秋に、プロかつくった新米を3キロ、
追加で届けているんです。
そのお米が、ちょうど届いたのでありました。
徐々に収穫祭のテーブルが出来上がり‥‥。
ことしのメインは、カレー! やったーー!
お肉ホロホロ!
さてさて準備が整ったところで、乾杯です。
みんな籾をすったり、お料理の準備したり、
よーくはたらいたあとに
仲のいいお友だちで食べるごはんですから、
収穫祭とは、格別なのです。
しばし、ワイワイ、もぐもぐ、
たのしくておいしい時間を過ごしたあとには。
そうです‥‥わすれちゃいけない。
ほんとうのメイン! というか、デザート?
みんなで精米した、
みんなのお米が、炊きあがってきましたー。
パチパチパチー。歓声と拍手が上がります。
1合ですから、一人の分け前は、この程度。
直前に食べた、
プロの米農家が本物の田んぼで作ったお米には、
味も大きさも(当然ですが)かないません。
でも、何でしょう、このうれしさ‥‥は、
このお米にしかないものだなあ。
みんなでそう言い合いながら、
ごちそうさまをしました。おいしかった!
今年も、すばらしい収穫祭になりました。
仲のいい友だちとの収穫祭、いいですよ。
来年も「ちいさな田んぼキット」は
販売する予定ですので、
みなさんも、よければぜひ、やってみてください。
じつに、おすすめであります。
あ‥‥ちなみになのですが、
「ほぼ日」の屋上で育てていたお米は、
まだ脱穀していません。
来週以降、時間を見つけて、
脱穀して、籾すりして、もしかしたら精米して、
炊いて食べてみようと思っています。
そのときはまた、レポートしますね。


2016-11-11-
10月14日。
先日、柳瀬さんの「ちいさな田んぼ」を
見せてもらったら、稲の丈がうちの3倍、
株の太さがうちの5倍ぐらいあって、
ちょっぴり落ち込みました(笑)。
でも、陽当たりが悪いなか、
なんとかがんばって育ってくれている
わが家のちいさな田んぼの稲たち。
おとなしいながらも、
プリプリとした実をつけています。
あとは黄色く熟するのを待つのみ。
先日、福島県に行きましたが、
田んぼを見ると、
すでに稲刈りが終わっているか、
黄色く熟していて、
まもなく稲刈りに入る状態でした。
うちの稲はコシヒカリのはずですが、
晩生品種に
突然変異したのではないかと心配になるぐらい
成長がゆっくりです。
のんびりと見守ります。

2016-10-13-
雨の続いていた先週ですが、
ほんのいっときの晴れ間を見計らい、
稲刈りをしました。
こちらの投稿のときに
「刈ります〜」とお伝えしたのですが
稲のことにお詳しい読者の方から
「まだ、ちょっと早いかもしれませんよ」
というメールを頂戴し、
それから10日後くらいに刈ったのです。
なんでも、そのかたによると
稲を刈る目安としては、
「全体の9割以上が茶色くなったとき」
なんだそうです。
それより早めに刈ってしまうと、
(食べられるけれども)
「やや未熟気味の、
青いお米が多くなってしまう」
とのことでした。
なるほど〜。
これから稲刈りのみなさん、
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
まだまだ知らないことだらけで
助けていただいてばかりの僕らですが
まずは無事に収穫! 嬉しいです。
もうしばらく干して乾燥させてから、
脱穀・籾摺りをしたいと思います。

2016-09-27-
9月17日。
実りの秋です!
原宿田んぼのコシヒカリも、
いよいよ収穫間近になってきました。
毎年のことですが‥‥
原宿田んぼにはスズメが稲穂を目掛けて
襲来してきます。
いつもですと少し目を離した隙に
大勢のスズメがやってきて、
みるみるうちに籾が無くなっていきます。
ところが!
今年は違います!
「鳥よけ対策」、バッチリ施しました!
ひとつは‥‥「カラスの模型」(?)です。
この模型、風船でできているのですが、
なんでも死んだようにぶら下げておくのが
効果的だそうです。
なかなかシュールです(笑)。
もうひとつは、実際の圃場でもよく見られる
「キラキラテープ」です。
風が吹くと光が乱反射するため、
スズメは驚いて近づかないようです。
最初は効果があるのかどうか
甚だ疑問でしたが、実際に設置してみると、
今のところ
まったくスズメの被害はありません!
むちゃくちゃ効果がありました!
スゲー!
実は三の手、四の手を準備してあったのですが、
このままだと出番がなさそうですね。
ということで、順調に育っている
原宿田んぼの稲ですが‥‥さて、ここで疑問が。
刈り取りはいつすればいいのか?



