2015-03-25-

藤田さんをめがけてやってきてくれた方、
福島の美味しいものを
たくさん買ってくださった方、
ふらっと入ってこられて
いろいろお話してくださった方、
本当にありがとうございました。


そして藤田さん、濱津会長、
お話、とてもたのしかったです! 

ぼくたちは今日、
今後の「ちいさな田んぼ」プロジェクトの
展開の仕方も、いろいろ相談しました。

参加いただいたみなさんにとって
秋の収穫まで
ずっと楽しめるような、
おもしろいアイディアがいろいろ出ました。

今後、ほぼ日のページや
公式facebookページなどもつくって
お知らせしていきますので
楽しみにしていてくださいね。

そうそう、「ちいさな田んぼキット」は
まだまだ販売中ですので
ご興味ある方、
ぜひトライしてみてください。

販売ページは、こちらです。

2015-03-25-

「はい、よくご存知ですね。
 本物の田んぼでは、稲を強くする目的で
 7月くらいに田んぼの水を抜く
 『中干し』が必要なんですが
 このキットの場合は、必要ありません。
 栽培面積など、
 条件がいろいろちがうからです。
 どっちかっていうと、
 やはり、
 水を絶やさないことのほうが重要です」

2015-03-25-

壁に投影されたスライドショーを見て
「これこれ、これが気持ちいいんだ。
 これがあるから
 農家をやってるんだよなあ」
と濱津会長。


それは、青空のもとでの稲刈りの場面。
はい、ぼくらも見学させていただいて
本当に、きもちよかったです。


ついでに言いますと
東京のビルの屋上で稲刈りしたときも
本場の田んぼには敵わないかもですが
ぼくらなりに、
すっごく、気持よかったんです!

2015-03-25-

新聞社さんの取材がきました。

お客さまとのお話の合間に
ちいさな田んぼキットのたのしさ、
おもしろさを説明する藤田さん。

いつ掲載されるのかなあ、楽しみ。

2015-03-25-

はい、こちらについては
実際に昨年、バケツで稲を育ててみた
ほぼ日チームが、お答えします。

陽当りなどの要因もあると思いますが
ひとつのバケツから収穫できたのは
「約30グラム」でした。
お米の大切さを、実感しました。


ですので、
そのままでは炊飯ができませんので
秋、収穫の時期に
藤田さんたち「あおむしくらぶ」の
プロ農家の皆さんが育てた
福島県産コシヒカリをお届けします。

それといっしょに炊いて
どうぞ大切に、お召し上がり下さいね!

2015-03-25-

郡山の農家さんと
東京で「食」の仕事をしている
クリエイティブなチームが
いろいろと話しあったり
わいわい談笑したりしています。


「農」とか「食」って
人と人とを、つなげるんだなあ。

とてもいい空間になってます。

2015-03-25-

読者の方からの、藤田さんに質問です。

ーーーーーーー
8階の屋上の夏場はけっこう暑くなり、
秋口には
ビル風もなかなか強く吹いています。

なかなかに厳しい環境なのですが、
そんな場所でも
お米がつくれるのでしょうか。
ーーーーーーー

はい、大丈夫だと思います。
まず、水を切らさないこと。
そして、極端に風が強いときには
室内に入れたほうがいいです。
倒れないようにするっていうのは
もちろんなんですが
稲が傷ついたり、折れたりするのは
いいことではないので。
そういう意味で言うと
極端に暑いなと思った日には
稲も「ひとやすみ」という意味で
室内に入れてもいいと思うんです。
「移動」することができるのが
この「ちいさな田んぼ」の
いいところだと思うので。
本物の田んぼは、
動かせませんからね(笑)。(藤田さん)

‥‥とご回答いただいたら
質問してくださったご本人が
来てくださいました!

何というタイミング。

ご安心ください、
いくつかのことに気をつけたら
大丈夫そうですよ、お米!

2015-03-25-

陽当りや水やりが大事とはいえ、
「まあ、そんなに過保護にしなくても
 稲は育ちますよ〜」
と濱津会長(中央)。


「だって、田んぼで稲が枯れてるの
 見たことないでしょ?
 野菜は枯れるけど、
 稲は、まあ、枯れないですよ。
 わたしら農家にとっては
 どっちかって言えば、
 そんなに気を使わなくていい作物、
 なんですよ。
 あんまり過保護はダメだよ〜って
 思っとくくらいが
 ちょうどいいと思いますよ。
 きがるに、がんばってほしいです」

会長の言葉、こころづよいかぎり。

2015-03-25-

Twitterの方でも「水について」のご質問を
頂戴していますので、藤田さんに聞きました。

「水は、やっぱり重要ですね。
 とくに真夏は、
 稲がぐんぐん水を吸いますので、
 できるだけ、
 水を絶やさないようにしてください。
 真夏に数日、不在にするようなら
 自動給水の道具が売ってるようなので
 そういうものを使うのも手です。
 でも、できれば
 家族やお知り合いに頼んだりして
 毎日ようすを見てあげるのが、
 いいと思います。
 ただ、本物の田んぼでは
 数日水を抜く『中干し』という工程も
 ありますので、
 最悪、数日くらいなら大丈夫かも‥‥。
 でもやっぱり、かわいそうなので、
 できるだけお水を!」

2015-03-25-

自宅でお米を育てるにあたって、
まず気になるのが、「陽当り」ですよね。

その点、藤田さんに聞いてみました。

「もちろん一日中、陽当りがあるなら
 それに越したことはないです。
 が、ほぼ日のみなさんが育てた稲も
 一日中は、当たってませんよね。
 中には、午後2時〜3時くらいまでしか
 日の当たらない場所でも
 収穫できたケースもあったみたいです。
 なので、可能な限り、
 太陽に当ててあげてほしいんですが
 一日中でなくとも大丈夫、のようです。
 ちなみに
 稲にとって『朝日』はすごく重要。
 朝日が当たるのと当たらないのとでは
 けっこうちがいが出てきますので
 できれば、稲に、朝日を!」

昨年、ぼくらが育てた稲も
午後からは一部、
ビルの影になっていました。