虚構新聞展の会場に向かうため、
御堂筋線を目指します。
道案内はかとちゃんに任せますが、
あんなにたくさん人がいた場所から離れ、
まったく人とすれ違うことのない通りへ。
人に会わないけど大丈夫かな。

「実家に帰るときも
この道を使って御堂筋線に乗ってます」

かとちゃんナビのおかげで
すすすーっと近道を選んで、
御堂筋線に乗りました。

わー！お正月ぶりです。
まさかこの時期に大阪に来るとは。
虚構新聞展、
めっちゃたのしみです。

東京に来てから、
関西にしかないという事実に驚愕した、
551とりくろーおじさんの
看板もありました。
（全国どこにでもあると思っていた）

春休みだってことは
わかっていたけれど、
こんなに人がたくさんいるとは。

これから新幹線に乗ろうとしている
団体のお客さんがたくさんいるので、
みんなしゃべっていて賑やかでした。

かとちゃんの地元、大阪に着きました。
新幹線は海外からのお客さんが
たくさんいて、
みんな京都で降りていきました。

「座る席を間違えていて、
あとから来たかたに声をかけられて
恥ずかしかったですー」

あるある、そういうこと。

インタビューの中で
「歴史の教科書をつくりたい」と
おっしゃっていたUKさんが、
本当に作っちゃった教科書です。
これまでイベントで頒布されていて、
春からオンライン頒布も予定しているとか。

「虚構新聞出版」の発行なので
中身はすべて嘘ですが、
テキストもデザインも
じつに本物っぽくなっています。
人類の誕生から紫式部まで、
おひとりでよく作ったなぁーー。

ウェブサイト「虚構新聞」は、
2004年にはじまった個人サイトで
虚構新聞社の社主（という設定）の
UKさんが20年間、
個人で続けてきたものです。

世の中で嘘みたいなニュースが現実になって
流れてきたときに
「虚構新聞かと思った！」
というリアクションが
ネットのお約束みたいになっています。
昔から好きなメディアだったので、
インタビューを申し込んだのが去年。

その中で、
「個展を開くとしたら」とか
「歴史の教科書を作りたい」といった
夢物語みたいに話されていたことが、
この一年間で次々に現実のものになりました。

あんなに嘘ばかりのウェブサイトなのに
UKさんご自身は嘘をつく人ではなく、
言ったことに責任を持って
実行するかたなのです。

私は赤身ステーキ重にしました。
さっき食べ終わったのですが、
お肉が柔らかくて、
とても美味しかったです！

添えてある野菜のおひたしの
歯ごたえがシャキシャキでした。

「虚構新聞展」には、
嘘をたのしみに行くわけです。
騙されるといえば
キツネとタヌキですよね。
品川にちょうどいい駅弁がありました。

豆狸（まめだ）のおいなりさん。
タヌキ、キツネ、
どっちの要素も入ってるー！

のぞみに乗って
新大阪へ向かいます。
行楽シーズンで席が取りにくく、
かとちゃんとは
離れたところに座っています。

颯爽とあらわれました。
今日は、どうぞよろしくお願いします！
久しぶりの故郷である大阪、
なんだか緊張します。