ABCの上田アナは
後輩によく嘘をついています。

「ぼくが入局したときには、
CMも全部生放送で、
先輩からの指導もひどくって」

それは嘘だそうです。

3人がはじめてついた嘘について。

UKさん
「ぼくは普段からは嘘をつかないんです。
こんなことやってるから、
日常から嘘をつくように思われがちですが
いっさい嘘をつかないで、
虚構新聞に集中できています」

後藤ひろひとさん
「人はみな嘘をつくものだから、
最初についた嘘は覚えてないですけど、
階段からずっこけて
周りをびっくりさせるとかやってました」

藤井亮さん
「大学時代の友人の家に、
ボロボロに加工した靴を置いていく
いたずらをしていましたね。
それがぼくだって言ってなくて、
彼はたぶん大学時代の
心霊体験として覚えているかも」

それぞれに好きなニュースや、
やられた！というニュースを
発表しあっています。

「虚構新聞は
水産系は安定して上手」

後藤さんは語ります。

「どうして虚構新聞を読みたくなるのか。
その嘘を信じたくなるかどうかなんですよ。
たとえば、お相撲さんの体格では
正座ができないじゃないですか。
でも、礼儀だけでも正座の形をとるために
旭川の言葉で正座のことを
おちゃんこと言う、
それがちゃんこ鍋の語源なんですよね。
というのは今思いついた嘘なんですけど。
でも、ガッツ石松がやったから
ガッツポーズというのは本当じゃないですか。
で、どっちを信じたいと思って
人に話したいかというと、ちゃんこなんです」

昔の画像を表現するために
拡大して縮小するのを
くり返す虚構新聞さん。

古い動画に見せるために
最新のカメラで撮った映像を
VHSに録画してから
もう一度映像として出す藤井さん。

バウムクーヘンの天日干しの
画像の作り方。

「もとはバウムクーヘンじゃなくて、
魚の天日干しの画像なんですよ。
あれを作ったのは、
まだ虚構新聞はじめて2年目ぐらいで
ぼくもソフト使えないんで、
Windowsのペイントで作ってるんです。
画像の切り抜きは消しゴムツールで」

藤井さん
「大嘘博物館では
ほぼ日さんとキタンクラブさんと作って、
2億年前からガチャガチャがあったという
歴史があって、それ全部嘘なんですけど」

UKさんに続いて登場したのは
後藤ひろひとさんと藤井亮さん。

モキュメンタリー
（モックドキュメンタリーの略）の
作家として活動している
後藤ひろひとさん。

そして、タローマンや
ほぼ日曜日で開催した「大嘘博物館」を
制作した、われらが藤井亮さん。

顔が、顔が浮いてるよ。
「こんなに来ていただきまして、
視界が狭いんでよくわからないんですけど」

背景には、かとうの壁ですよ。

ABCの上田アナの呼び込みで、
トークショーがはじまります。

エイプリルフールイブ、
嘘の作り方がテーマです！