気仙沼のほぼ日 気仙沼のほぼ日とは
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2012/01/21 00:30
アンカーバル。

気仙沼に帰ってきたアンカーコーヒー。
やっと訪れることができました!

場所は、45号バイパスから
田中前に少し入ったところ、
モスバーガーの向かい側
「復興小町・田中前店」1階の角っこに
ありました、ありました。

18時からは「バル」として営業、
お酒やお料理も味わえます。

スペインオムレツ、カルパッチョ、
パエリアなど
小野寺紀子さんが腕を振るうお料理は
どれもこれも美味しい。

バータイムでも
コーヒー、ラテをはじめとする
「アンカーコーヒー」メニューも
もちろん注文できます。

これからは、朝も夜も
『アンカーコーヒー&バル』に
通うことになるようだ。
(「〜ようだ」は気仙沼地方で
 「〜しなくちゃいけない」という意味です)

(港のスズメさんのふりをして、
 コイケがお届けしました)


 

2012/01/20 17:57
紫市場の特急寿司。

南町紫市場で復活した「特急寿司」。
めちゃお手頃の値段でお寿司が食べれます。
1軒目でがっつり!
2軒目でシメっていうのも、
さらにちょこっとつまんで
次へ〜っていうのも出来ますね。
ゆったりまったりも出来て、
美味しいですよ。
被災前は列車がびゅ〜〜〜んと
お寿司を運んでくれていたんですが、
今はどっしり鎮座しております。
再び走る運ぶ日はくるのでしょうか‥‥
晴れ姿、見たいものです。

(こまっちょ)


 

2012/01/13 19:12
階上のイチゴ

「階上」と書いて、
「はしかみ」と読みます。
3.11大震災では、
甚大な被害を受けた地区です。

イチゴ農家の方々は、
ここ数年、軌道に乗った経営だったでしょうに、
ハウスが津波被害で全滅状態。

こうして、出荷出来るまでに復旧したんですね。
ほんとに嬉しい!
ひと口にガブッと。
(seiko)


 

2012/01/10 11:18
気仙沼の銭湯

震災以降、避難生活をしていた人はもちろん、
自宅が無事だった方々も、
ライフラインが止まり、
お風呂に入れない日々が続いていました。

内湾近くにあった、
漁船員さんたちに愛されていた銭湯は、
残念ながら被害を受けてしまいましたが、
駅の近くにある『友の湯』さんは、
被害を免れ、震災からほどなく
営業を再開しました。

我が家でも、避難所にいた頃から、
自宅2階に戻ってからも、
家の補修が出来るまで通いました。
銭湯があって、助かった…。

市民にとっても、ありがたい場所だったけど、
なんといっても、全国からいらして下さる
ボランティアの皆さんが、
入浴出来る場所として貴重でした。
瓦礫片付けたり、町も空気が汚れていました。
きれいさっぱり、あたたまって、
頑張って下さっていたと思います。

銭湯のおばさんは、
そんなボランティアさんのために、
ボランティアさんたちが使う
シャンプーやボディーシャンプー、
お風呂上がりに飲めるようにと、
たっぷりの麦茶を、いつも用意してました。

今も、数は減ったそうですが、
ボランティアさんたちが訪れているそうです。

たまには、熱いお湯がたくさん張られた、
大きなお風呂に入りに行こうかなー。

(*kazue*)


 

2012/01/01 06:52
素晴らしい朝日

3〜4年前の写真かなと思います。
壊滅的な被害を受けた、
岩井崎からの、御来光。
たくさんの人たちが、
手を合わせていた場所です。
毎年、お神輿も、出ていました。

今、周りは壊滅的な状態だけど、
近くにあった神社は、奇跡的に残りました。

海沿いの町、気仙沼からは、あちこちから、
素晴らしい朝日が見られます。

海や太陽の美しさは、きっと変わらないはず。

気仙沼は素敵な場所です。
今までも、これからも。

(*kazue*)


 

2011/12/26 14:44
昭和の時代

昭和の時代、
気仙沼で初めて
信号が取り付けられたという交差点が
今日復活しました。魚町一丁目交差点。
海岸から200メートル位の場所にあります。
見通しの悪い交差点なので、
これまでは他県のおまわりさんが、
手信号で交通整理していました。

震災のあとは全てのライフラインが止まって、
それぞれの家では
電気がついた、水道がでた、電話が通じた、
その度に歓声があがったそうです。

当たり前だったものがなくなって、
なければないで暮らせるけれど、
あればあったでうれしいんだな〜。

応援のおまわりさん、
ありがとうございました!

(KENJI)


 

2011/12/23 10:55
バス

全国からの支援で、
気仙沼市内には
色んなカラーのバスが走っています。
こちらは尼崎市営バス。
誰が乗っていたんだろう。
朱色のバスはどこのだろう。
緑色の都営バスも走っていますよ!
思わず「ありがとう〜」って
手を振りたくなりますが、
運転手さん、地元の人だろうから。
乗りたい人だと勘違いされそうなので、
黙って見送っています。

(KENJI)


 

2011/12/22 07:40
灯り

気仙沼でも、毎年師走になると、
町のあちこちで、
綺麗にイルミネーションが飾られたり、
建物や通りがライトアップされていました。
もちろん、クリスマスシーズン!
ということもあるけど、
年末に故郷に帰ってくる人々をお迎えしようと、
大晦日や年明けまで、
ライトアップしている場所も多かったようです。

今年は、節電云々ではなく、
津波で、イルミネーションやライトが流されたり、
‥‥というか、飾られていた場所まで、
流されてしまっている方が多く、
それを思うと、イルミネーションを見ると、
複雑な気持ちにもなります。

それでも、街灯や、家の灯りが
少なくなってしまった場所に、
いつもと同じ灯りが灯ると、
ホッとした気持ちになります。

写真は、家の近くの、アーバンさん
という建物のイルミネーション。
こちらの建物も津波の被害を受けて、
現在は使われておりませんが、
今年も、綺麗な灯りが灯りました。

夕方になると、ママとお子さんたちが
「綺麗だねえ」と眺めに来て、写真を撮っています。
そんな光景が、いつもの師走らしくて、
嬉しくなりました。

(*kazue*)


 

2011/12/21 10:53
山もたくさんある

青森から宮城まで連なる、北上山地。
宮城県に入ると、
それほど高くない山が続きますが、
それでも山は山。
気仙沼は港町で知られていますが、
じつは山もたくさんあるんです。

ということで、山の話題を。

こないだ、ちゃぶ台をいただきに、
登米市にある、
もくもくランドへ行ってきました。
気仙沼市内から車で1時間半、
南三陸町からは20分の山あいにあります。
そこで見つけた
アカシアの木製バターナイフ、
手になじんで離れなくて、
3本買っちゃいました。

バターをすくうにはもちろん、もってこい。
明太子や塩うにをちょっとすくうのにも、
ちょうどいい。
のりの佃煮とか、瓶詰めは何でもござれ。
って海の使いみちばかりでるあたり、
やっぱり山と海が近いんだと思いました。

(KENJI)


 

2011/12/20 10:33
宮脇書店

この辺でいちばん大きな書店が
港のそばにありましたが、
海のもくずと化しました。
オーナーさん、
震災直後は店をたたもうか
考えたそうです。
だって、20万冊も流されて、
地盤沈下でお店の駐車場が
干潟みたくなってしまったんですから。

でも、復活を決めました。
そしたら版元さんや卸屋さんが
次々と協力してくれて、
5月には移動販売車が、
夏には関連会社の敷地で
青空書店が開かれました。
オーナーさん曰く、

「やるって決めたら
 色々な方が協力してくれた。
 ありがたい。」

と。

そして、24日には、新しい敷地でオープンします。
本好きには、
最高のクリスマスプレゼントになりそうです。

(KENJI)


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