鶴亀食堂！

ずっと来たかったんだ。

紀子さんが台湾に電話しているあいだに、
鶴亀食堂のメニューを見ておこう。
あっ。おかえり定食ってのがある。
うってつけだ。
これにしよう、これにしよう。

紀子さんが、
突然台湾語で
電話をしていて怖かった。
なんの取引だろう。

とってもたのしみにしていた、
鶴亀食堂に来たよ！
紀子さん、行こう！

不服ながら小さい車に乗って、
「みしおね横丁」に着きました。
紀子さんの陽気なご案内で
ここからは繰り広げます。

ここで急激に、
紀子さんのパパである小野寺パパが現れて、
あいさつもそこそこ、
いったん肩をポンポンと叩かれたと思ったら、
（気仙沼のハグ王と呼ばれているらしい）
突然親子で車の取り合いを
目の前で繰り広げられ、
紀子さんが敗北し小さい車に乗車するさまを見ました。

私はあの船に
友だちが乗っていると
思って見送ったら、
きゅうにじわっとした。

きれいですよ、紅葉。
あ、いまの紅葉は「こうよう」ね。

あとね、同じ読みで扱いづらいのは、
「辛い（からい）」と
「辛い（つらい）」ね。
変えとけよ、そこ。
「このカレーは辛くて辛い」とかさ、
わけがわからないでしょう。

それはともかく、
ほどよく紅葉がきれいですよ、気仙沼。
あ、いまのも「こうよう」だからね。

テープ持ってるより、
岸に走っていって、
旗ふりながら
顔見るのね。

みなさんあんがい、
はやく放しちゃうのね。
ほんっと、すぐね。