あ、試し書きは僕描いてるんですか、
ってゆーか、
ちゃんと年取ってる感じがする！

同じ絵しか描けないって言ってたけど、
ちゃんと年相応になってるじゃないですか！
顔アイコンこれに差し替えてくださいよ。


「ヤダー」

なんでー！！

スガノは早速試し書き中。
僕は投稿するために携帯をみていたその時。

パタパタパター

なんかパタパタする音が聞こえました。
顔を上げると、
パネルが全部倒れてました！


「ちょっとー！」

文句言いつつも書き続ける。

ごめんなさーい！直します！

本日の仕事道具拝見。


「ペンと鉛筆と消しゴム、以上」

あ、シンプルですね。
なんか見たことないような
ペンみたいのを勝手に期待してました。

席に座ってー。ハイチーズ。
お、なんかそれっぽい！

自分で作っておいてなんですが、
「見られると筆が鈍るから〜」
の表示がフリに見えるのがやや気になる。

スガノが出社してきました。
本日よろしくお願いしまーす！
会場見ての第一声、


「このパネルでホントに描いてるの
　見えないのー？」

だ、大丈夫です！　



たぶん。

ほぼ日の３階にはキッチンがあります。
大きくてかっこいいんです！

本日、疲れてきたところで
ご飯やスイーツをだすべく、
キッチンも大活躍します。
キッチンお手伝い隊は後ほど合流予定。

スイーツを作る準備の現場も発見。
たのしみー！

朝から会場準備中です。


「描く時に見られると筆が鈍るから隠したい」

という希望をうけ、目隠しパネルを作りました。

本日の会場はほぼ日オフィス三階です。
普通に執務スペースなので、
振り返ると他の乗組員が仕事をしています。

しかし今回、
新乗組員の顔アイコンを
全員分描くことに関して、
スガノはすんなりとオッケーした
わけではありませんでした。


「わかった。描くけど、描くけれども、
　25人を描くのは大変なんだよ。
　25回、全力で中距離を走る感じなんだよ。
　ヘトヘトになると思いますし、
　私はだいいち、絵を描くのは苦手です」

本人曰く、図工美術の成績はずっと悪かったらしいです。

「疲れてきたときに嬉しくなる
　ご褒美を用意してください。
　そしたら、その、夏休みあけの１日、
　わたしゃあ、顔アイコンにささげます！」

顔アイコンを描くのはスガノですが、
それを名前とドッキングして配置し（デザイン）、
WEBで使えるようにする（プログラム）、
という、あと２名が
「顔アイコンチーム」らしいです。
そのふたりの喜ぶものも、そろえようじゃないか。

ということで、
本日は「顔アイコンチーム」が疲れそうになったところで、
美味しいご飯やスイーツ、
応援する人などを
随時投入していく予定です。
糸井重里も来ます！

果たして無事に最後まで
25人分描ききることができるのか！

今回描くべき人数は25人。
何分で全員分を描けるのか。
描くのに必要な時間を
計ったことがないというので、
前日に試しに描いてもらいました。

スガノがスガノを描いてみたところ、
【下書き→スキャン→
パソコンに取り込む→色塗り】
までに10分くらいかかることがわかりました。
余裕をみて15分とすると
25人で6時間15分！　結構かかりますね。

驚いたのが、
描いた新しいスガノの絵が
顔アイコンのそのままだったこと。
コピーしたのかと思いました。


「一度描いた人は何度描いても
　同じ絵になるから意味ないの。」
このときに心の底から納得。

顔アイコンは一度描くと、
どんなに時がたっても
ほぼ描き直してくれません。

僕の顔アイコンはこちら→
です。
描いてもらったのは20年前の二十歳の時。

あのころの自分とは
さすがに大分変わってきていると思うので、
「描き直して」とお願いしたことがあるのですが、
さくっと却下されました。


「一度描いた人は何度描いても
　同じ絵になるから意味ないの。」

言っている意味がわかりそうで
よくわかりませんでしたが、
描いてくれないってことだけはわかったので
諦めました。

なんで本日、顔アイコンを
一気に描くことになったか。
これはミーティング中のスガノの一言が始まりです。


「最近顔アイコン描いてないよー。」

聞いたところによると、
以下３点が主な理由でした。

【コロナで会う機会がないから描けない。】
【人がどんどん入ってきて描ききれない。】
【そもそも誰にも「描いて」といわれてない。】

なるほど。そうかそうか、
それはしかたない‥‥でもね。
でも、顔アイコンがないのはやっぱりさみしい。
では、顔アイコンのない人（＝新しい乗組員）に
集まってもらって一気に描いちゃいましょう！
ということになりました。

ここで問題となるのは、描く本人のモチベーションです。
スガノ的にはこのままフェードアウト、
ほかの誰かにバトンタッチしようとしていた
雰囲気が確実にありました。
そうはいきません。

だって、僕がほぼ日に入って、
自分の顔アイコンを作ってもらった時、
嬉しかったから！！！

ほぼ日に入社したての乗組員から
「顔アイコンに似てますね。」
「顔アイコンで見てたので、
　初めて会ったという気がしない」
と、いうこともよく言われます。
ほかの人がよく
「顔アイコンにだんだん似てきたんじゃないですか？」
と言われているのも、少なからず聞きます。ホントです。

僕は、顔アイコンは
ほぼ日に入ったら描いてもらえる
「ほぼ日印」みたいなものと思ってます。
まだ描いてもらっていない乗組員も
「描いてほしいと思ってるはず！」と、
強くおした結果、
本日に至った、というわけです。