着々と顔アイコン描きが進む現場を、
すすすーっと足早に過ぎる人がいました。

総務のです。

そのようすを即座にキャッチした
スガノが追いかけた、と思ったら、


「このお方が、私に
『顔アイコン描いてください』って
お願いに来た人のひとりです。」


「すみません、こんなに
大変なことになると思わずに、
お願いしてしまいました。
ちょっと気まずくて
目を合わせなかったのですが。」


「このお方は、
笑顔とうなずきだけで
人を動かすことができるのですよ。」

なるほど、
それは仕事ができる、
ということですね。

がを
追いかけていったときは
どうなることかとヒヤヒヤしましたが、
言いたいことを言えたと、
この修羅場も笑顔で切り抜けたは、
わりとあっさり和解。

とが描いたそばから
使えるようにしていっているので、
最初の方の人たちはもう
顔アイコンとして使えるようになっています！

こんな感じ。

ごちそうさまでしたー！
お腹いっぱい、気分も最高。

さて、このページはご飯コンテンツではありません。
顔アイコンを描くやつです！

早速再開しましょう。


「わたし、ゾーンに入ってきたかも！」

オニギリを五個食べて
お腹いっぱいになってゾーンになった人は
どんどん顔アイコンを描いていっています。

さぁ熱いうちにいただきましょう！


「いただきまーす！！！」

おいしい！！
オニギリがフワッとしてる！
オニギリってギュッと詰まってるのが
美味しいと思ってたんだけど
フワッとしたのもこんなに美味しいんだ！

スガノの笑顔が答えです。

オニギリのお供もたくさん用意されていて、
オニギリの上にのせて食べるのがまたうまい！

最高のご褒美を食べながら
スガノはパワーを回復しているの、か。
そんな疲れた様子もなかったってのが
正直な感想ですが、
更にパワーは溜まったはず！

「ご飯があついうちに、
おちゃわんに入れてまずはコロコロする。
そうすることで、
形がデコボコにならずにフワッとなる。
冷めるとご飯がくっつかなくなって、
デコボコしちゃうので注意。」


「形は三角なんだけど、
角を丸くして握るのがいい。
握るコツはふわっと握る感じなんだけど、
言葉にするのは難しい。
あまりにきれいに握るとつまらなくなる。
人のいた気配がするのがいい。」


「今日はスガノさんのためを思って握りました！」

「ご飯が炊けましたよー！」

本日イトイさんと
一緒にお昼を作ってくれている、
倉持が叫びました。

蓋を開けたら煙がフワーッ、
お米つやつやー。
めっちゃ美味しそう！！

炊き立てのお米の魅力って、なんなんだろう。

羽釜から泡が吹いてるー！
羽釜を見ること自体があんないので、
泡が出てる感じが見てて楽しい！

タジン鍋風のお鍋も
中が見えて楽しいです。
もうすぐ炊けるのかなー。

イトイは踊りながら言った。

「あ、時間はかるの忘れてた」

ふときがついたら、
が描かれる席に座ってる！

しかもスガノも描いてる！

二度は描かないと聞いていたけど、
僕に続いてまた描いてるー。

どれどれ、
何度書いても同じ絵なんでしょっ、って、
結構違うじゃないですか！

僕がお米に夢中になっている間も、
スガノは絵を描き続けてます。

ごめんなさい。
こっちがメインだった！

お米は水に浸け済みなので、
早速、火を入れ始めました。

本日は二つの釜で炊くようです。

ひとつは羽釜だけど、
もつ一個は、タジン鍋風？


「羽釜は泡が吹くけど、
ガラスの方は上から
蒸気が出るようになってるの。
どっちも機能としてはおなじ。」

ふたつの炊き上がりの違いがきになる！！

イトイさんの火を入れる時の本気な感じが
カッコいいっす。