屋形舟で神田川に入ると、すぐ
見えてくるのが「聖橋（ひじりばし）」。
さだまさし世代のと二人で、
名曲『檸檬』の「聖橋」のフレーズを
口ずさみつつ、実際の橋をくぐり抜ける
という、なかなかない体験！

柳橋は、太田道灌が江戸城の鬼門に、
柳を植えたところで、その昔は、
花柳界として栄えていたんですよ、
と船長さんに教えてもらったりして、
歌ったり、勉強したり、
いろいろたのしいクルーズ船です。

花柳界の名残、最後の一軒だった
という「亀清楼」の看板もありました。

PARCOスタッフのうえちです。
お昼に水道橋駅で降りて、
念願の勝本さんに行ってきました！

朝ごはんを食べていなくて、
お腹ぺこぺこだったので
味玉にチャーシューが増量された
「特製中華そば」をいただきました！

とてもおいしかったですー。
ごちそうさまでした！

小倉充子さんのご実家
大和屋履物店を出発しようとすると、
小倉さんが
「これからどこへ」と訊いてくださいました。

いや、あてどなく、
神田界隈をブラブラと‥‥と伝えると、
「いいところがあるんですけども」と。
それは道を渡った向う側にある、
山田ハケブラシ製作所さんだ、と。

じつは、前々から気になっていてんです。
メールマガジン「ほぼ日通信WEEKLY」の取材で
前をとおりかかって、
入ってみたい気持ちいっぱいだったんですけれども、
店内撮影不可で入れなかったんです。
貼紙には、徹底告訴させていただきます、とあります。

さて、食後のコーヒーは、
どこに行こうかな。

まだそれほどブラブラできていませんが、
約10年前に前職で来ていたころより、
おしゃれなカフェが増えているように思います。
新規開拓しにいくか、老舗に行くか。
うーん、迷いますねぇ。

などと考えながら、
神田スクエアあたりに戻ってきたときに
ふと思い出しました。

2011年３月11日、
東日本大震災が起こったときに、
わたしはここ、錦町にいたことを。
そして、会社から避難するために、
この道に出てきたことを。

道沿いの電柱が
バイン、バインと左右に揺れていました。
あの光景は、忘れられないだろうなぁ。

そうか、あのときの、ここに、
戻ってきたんだなぁ。

ぐるっと回って
聖橋にのぼる階段を発見。

ああ、これは、立派な橋ですね！

しかしこれ、
ずっと同じ神田川なんですよ。
おもしろいですよねー。

神田駅に向かう途中、
一駅前の三越前で降りてみました。

オフィス街の中にある福徳神社で
お参りしたあと、
偶然目にとびこんできたのは、
ずっと行きたいと思っていた
「レストラン桂」！
こんなところで出会えてうれしい。
お参りの御利益はやい。

たくさんメニューがある洋食屋さんですが、
今日選んだのは、
サックサクの三陸産の生カキフライ、
とろんとろんに煮込まれたビーフシチュー。
突然の暴走で２人前をオーダーし、
おなかがはちきれそうですが、
とってもおいしかったです。

では、いざ神田へ！

お仕事スペースもあるというのでRAKU SUPA
1010 神田に来てみました。

本や漫画も読めるという誘惑が沢山ですが、
ひと風呂浴びてリフレッシュして
またひと仕事というのもありですね！
（柳田）

ミナペルホネンさんのお店で
ずいぶんのんびりさせてもらってから、
ぶらぶら歩いて神田駅に近づいてきました。

「やさしさが走るこの街この道路」

神田はちょっと裏手に入ると、
よい感じのストリートにあふれています。

歩くのもくたびれたので、喫茶。
ここは昔ながらの気配のある
ナイスな喫茶店。

ああ、こういうとこで
仕事しちゃったりするのかしら。
エッジのたってるレアチーズケーキに
雲みたいなホイップ。
いにしえから続く正しいケーキセット、
おいしゅうございました。

パルコスタッフのせいじです。

続いてやってきたのは、「ボヘミアンズ・ギルド」さん。

店内には美術書がずらりと並んでおり、
僕にとってはご褒美のような空間…！

素敵な図録を見つけたので、買っちゃいました！