まためいちゃんと。
2014.01.06
ぶいちゃん。

きょうはとっても寒かったです。
ぶいちゃんいかがおすごしでしたか。

はなちゃんは、困っています。

めいちゃんが、きげんがわるくて
かおつきが悪くなっているのです。

めいちゃん「けっ」

はなちゃん「めいちゃん、いま、けっ、ていった?」

めいちゃん「いった」

はなちゃん「なんで」

めいちゃん「そういうきぶん」

はなちゃん「くりすますの帽子のときから?」

めいちゃん「・・・・。
      よのなかは、思うようにいかないものだと」

はなちゃん「うん」

めいちゃん「おもった」

はなちゃん「はなちゃんもさいきん、
      留守番もさせられてるし、さんぽも短いし」

めいちゃん「いえでしようかな」

はなちゃん「えっどこに」

めいちゃん「うぉーくいんくろーぜっとのなかとか」

はなちゃん「・・・・」

めいちゃん「ほんだなのとこに、
      ちょうどいいばしょがある」

はなちゃん「めいちゃん、りふれっしゅしたら、
      かえってきてね。おねがいね」

・・・。
ぶいちゃん、
りふれっしゅは、たいせつですね。

きょうも、ふれっしゅな気分でね、
たのしくね。

はなちゃんより。
ここにいました。
2014.01.07
ぶいちゃん。

かおつきが「いじわる」になってしまっためいちゃんのお話は、
きのうしましたが

めいちゃんは、いえでをしました。

だんぼーるまんしょんに、どすこいおやじをつれて、
家出したのです。

101号室がおやじで、
102号室がめいちゃんです。

はなちゃんは、すぐみつけましたけど、
みつけていないふりをしています。

めいちゃんが家出した理由はわかりますが
おやじが家出した理由は、しりません。

たぶんおもしろそうだから、
ついていっただけだと思います。
じしゅせいのない、おやじですよ。

ばあやは、「めい〜あんじぇ〜、どこにいったの〜」
と探しています。
ばあやは、ラスクとか、自分だけ食べて、
大変よくないと思います。
反省してほしいです。

ぶいちゃん。
いっしょにすんでても、ひとりになりたいときもある。
はなちゃんも、ときどきありますよ。

そういうときは、おひるねしましょう。

きょうも、えがおで。

いいこで。

はなちゃんより。
がむてーぷ。
2014.01.08
ぶいちゃん。

がむてーぷ、というものは
たいへんべんりな、しろものです。

はなちゃんのうちでは、
わっかにして、じゅうたんについた「け」をとったり、
ばあやのふくについた「け」をとったり、

はなちゃんのみみを、まとめたり(ばあや注。していません)
しています。

もし、よのなかにがむてーぷがなかったら
はなちゃんのうちは「け」にうもれて、
ばあやも「け」にうもれて、
おかいものにも、おさんぽにも、
はずかしくていけなくなるのです。

だからはなちゃんは「がむてーぷ」をそんけいしています。

そして、はなちゃんはみつけました。
ゆかに「がむてーぷ」がはってあるのを。

どすこいおやじもかんがえています。

さちこさんも、かんがえています。

ぞうと、とらは、かんがえていません。

はなちゃんも、かんがえています。

世の中には、かんがえてもわからないことがあるものです。

ぶいちゃん、きょうも、にこにこがおでね。

たのしくね。

はなちゃんより。
ばあやでございます。
2014.01.09
みなさん、ほぼにちは。

昨年の秋からこの冬の、
花の手紙を読んで下さり本当にありがとうございます。

そしていつも本当に、
あたたかく優しい感想を送ってくださり
ありがとうございます。

あしたで、今回の冬休みは、おしまいです。

・・何だか何度も書いてしまっている気も致しますが
ちょうど一年ほど前から、
我が家の動物たちは、一気にいろいろな不調を訴え始め、
それまで「みんな元気でありがたい」と
のんきに笑って暮らしていた私に心配やら不安やら、そして、
日々やらなければならない、沢山のこと・・
それを「現実」というのかもしれません。
そう、その現実が「どどん」とのしかかって参りました。

そういうとき、人はどうなるか。

私の場合は、
最初は、ショックと軽いパニックのような状態。
どうしようどうしようと、
夜も眠れないような時もありましたが、
だけど、
女は弱し、されど母は強しという言葉通り、
私が弱ってどうする!!と自分に喝を入れる日々。
私はやはり、「ばあや」=「母」のようです。

私が倒れたら、私がだめになったら、みんな共倒れ。
いつもそのことを念頭に置き、
つぎつぎにやってくる試練に向かって行ったような、
そんな一年でした。

そして、不思議なくらい、今はみんな、元気なのです。
いろいろな問題はありますが、でも、ほんとうに元気。
動物の生命力ってやっぱり凄いのです。
あきらめず、信じてあげること、
ストレスを取り除いてあげること、
人間ができることはそれに尽きるような気がします。

花は、この五月で13歳になりますが
最近、顔つきがすっかり優しくなりました。

私のことを、いつも、ちょっと心配そうな、
でもとっても優しい顔で見るのです。

花がもし、人間の言葉を話せたら
いったい私に何を話してくれるんだろう。
わたしが日々思っているような、
おやつとか、アイスクリームとかではなく
本当はすごく、大人なこと、
悟ったことを言ったりするのかもしれません。

何もいわず私を見つめる花に、
私も何も言わず、じーっと見つめ返す。

心の中で、念じます。
花いつもありがとね。
まだまだずっと、元気でいてね、と。

寒い寒い冬、
だけど、花といつも行く「おおきな公園」の、
大好きな桜の木々たちは、
ピンクのつぼみを、大事に内側に抱えて、春を待っています。

いつもいつもありがとう。

私と一緒に暮らしてくれて、
わたしのそばにいてくれて、本当にありがとう。

なんでもない日常に、心からの感謝をこめて。

どうぞみなさまの日々も、
健やかで、笑顔が沢山ありますように。

2014年 1月9日。 ばあやこと石田ゆり子より。
ふゆやすみのおわり。
2014.01.10
ぶいちゃん、ごきげんいかが。

ばあやが、「あつまりなさい」といいました。

みんちゃんと、あんじぇと、はなちゃんが集まりました。

びすくは、うしろでお水を飲んでいました。

めいちゃんは、「ふりょう」になられたので、
あつまりませんでした。

「こんかいの、ふゆやすみが、おしまいになります」

とばあやがいいました。

「しってた」とみんちゃん。
「しらなかった」とあんじぇ。

はなちゃんは、うすうす気が付いていました。

なつやすみも、ふゆやすみも、
いつも終わるけど、また始まるから
へいきです。

ぶいちゃん。このふゆやすみ、いかがでしたか。
はなちゃんは、本当にいつもどおりでした。

あさおきて、ごはんをたべて、
おひるねして、フリスビーをして、
ばあやとさんぽをして、
ときどき街にいきました。

ほんとうに、かわりばえない、まいにちです。

かわりばえのない毎日が本当に大切なのよと
ばあやがいつもいっています、

はなちゃんには、やっぱりよくわかりません。

ぶいちゃん、またおてがみかきますね。

それまでげんきで。

げんきでね。はなちゃんもげんきで、ねこたちもげんきで、
がんばります。

いいこで。

はなちゃんより。
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