八戒よ。
名店、寶屋に
いざ、いくぞ。

私は「きこりめし」は
食べたことがあるのですが、
こちらのお店に入るのは、
はじめてなので、ものすごく
気持ちが高揚しています。

こうしては、
この旅で1本しか持ってきていないズボンを、
泥だらけにしてしまったのでした。

青春って、そうさ、
無意味にいろんなことをやるのさ。
さぁ、ごはんを食べに行こう！

「ここ、すべりだい、できそうですよ」
と西田くんが言うので、
やってもらいました。

原さんに教えていただいた、
三隈川を通りました。

第1日目の「指示書」は
あと2本。

せっかくなので、
日田シネマテーク・リベルテの原さんといっしょに、
巻き物をオープンすることにしました。

伊藤まさこ顧問からの指令書でした。
「きこりめし」の寶屋本店に行け、と。

まっっっっっってました！
日田といえば寶屋さんです。
行ってきます！

原さん
「途中にある、三隈川という川がきれいだから、
寄ってってね」

原さん、ありがとうございました！

陶芸作品が、ほんとうにすてきだー。

これは、なんですか？

原さん
「お風呂のふたです。
日田杉でできてて、
かおりがいいの。
おうちのユニットバスにも置けますよ。
うまくいけば、通販もしますから
待っていてくださいね」

いろんな活動をなさっているのですね。

「週末にはトークイベントもしています。
今週末は原一男監督が
来てくださるんですよ」

日田シネマテーク・リベルテは、
こんなふうに、映画をまんなかに置いた、
自由な活動をなさっているのです。

全国のいろんな芸術家が
つながりを持っているのが、よくわかります。
いいなぁ、こんな場所があるなんて！

ここは映画館なのですが、
カフェもあり
さまざまな作家さんの
陶芸作品や、アートなどの
ギャラリーも兼ねています。

誰でもふらりとやってきて、
ゆっくりできるところ。

日田シネマテーク・リベルテの
原茂樹さんです。

「こんにちはぁ、まさこさんに言われて
やってきたんだね」
と、にこやかに出迎えてくださいました。

ちょうどいま、坂本千明さんの
『ぼくはいしころ』の原画展を
開催中なのだそうです。

映画館であり、原画展‥‥？