GO WEST!

sugano

11)リモート沙悟浄

2022/03/04 20:46
リモート沙悟浄は、すぎやまです。


「あ、寸劇終わりました? 
‥‥みなさま、こんにちは! 
リモートでてんじくを目指す、
すぎやま沙悟浄です。
みなさま、よろしくお願いいたします!」

沙悟浄すぎやまが、なぜPCを
下に向けているかというと、
いま、旅程のスケジュールの
打ち合わせをしていて、
こうすれば同席しているみんなに
画面共有できると思っているからです。

しかし対面側のからは、
画面が光って見えるだけで
なんの意味もありません。
sugano

10)めざせ、てんじく!

2022/03/04 19:44

「わっかりましたぁ、沙悟浄はリモート! 
では、賢人からの巻物を
しっかりたずさえて、
月曜からいってきます。

めざせ、てんじく!
さがせ、生活のたのしみの経典!」


「GO WEST!」


「GO WEST!」
sugano

9)ひとり足りない

2022/03/04 18:44

「でも、イトイほぼ師さま、
メンバー足りなくないっすか?」


「そうですよ、こうなったらもうひとり加えましょう。
つまり、カッパがいないです」


「はっはっは。おぬしら細かいな」


「ここまで設定してるんだから、カッパ必須です」


「このご時世、沙悟浄もリモートじゃ」
sugano

8)銀箍児

2022/03/04 17:44

「ニシダ八戒にも、さずけよう。
たのしみの経典を見つけるエンジンは、
おぬしらの煩悩じゃ。

賢人の巻物とともに、
煩悩エンジンのキントウンが、
2日間の旅を導いてくれようぞ」


「ははぁ、ありがとうございます」
sugano

7)煩悩を忘るるべからず

2022/03/04 16:43

「おぬしらが旅路で
煩悩を忘れそうになったとき、
これが戒めをくれるじゃろうて」

(それ、逆、逆。西遊記のおはなしと、逆のコンセプト‥‥)
sugano

6)緊箍児

2022/03/04 15:43
えっ。 
こ、これは‥‥。


「猿といえば、これじゃろう。
なぁ、スガノ悟空」
sugano

5)忘れちゃならない

2022/03/04 14:43

「あともういっこ、
おぬしらにさずける、
重要なものがあるんじゃ」
sugano

4)これが賢人の指示書じゃ

2022/03/04 13:42

「これがその、
賢人の指示書じゃ」

(豚)
「ずしっと重い、巻物セットですね」

(猿)
「賢人って、誰ですか」


「JR九州の赤木由美さん、そして、
生活のたのしみ展でお世話になっておる
伊藤まさこさん、小林和人さん、
あとは、わし。そのほかはひみつじゃ」
sugano

3)ふたりで行くのじゃ。

2022/03/04 12:42

「ほんらいならば、わし『ほぼ師』が
経典をさがしに、
てんじくに行くのが筋じゃろうて。

しかしほら、まだ、この時期じゃ。
そこはリモートでお願いじゃ。

かわりに猿と豚。
きょうだいのように育った
勤続ほぼ20年のおぬしらを、
派遣する。

案ずるでない。
道に迷わぬよう、賢人たちからの
指示書の巻物をさずけよう」
sugano

2)「てんじく」に行くのだ

2022/03/04 11:42
ほぼ師さまは、
このようにおっしゃいました。

「猿よ、豚よ。
そなたたちは、もとより
煩悩にまみれておるタイプの者どもであった。

なかがいいかと思ったらすぐいがみ合い、
ともに組んだプロジェクトが終わったら
知らんぷりの無関心。
そこに輪をかけての、
このところのリモートワークじゃ。
外にも出ず、人とは画面越しにしかしゃべらず、
無駄話はせず、
週の3日はじつはパジャマ姿であると、
風のたよりに聞いていたところであるぞ。
そんなことで、これからの山場(生活のたのしみ展とか)を
乗り越えられるとでも思っておるのか。

そこでだ。

そなたたちは、いまこのときこそ、
煩悩の旅に出る必要がある。

山を越え羽田とか福岡とかを越えた西の先に、
ありがたい煩悩の経典があるのだそうじゃ。
その経典を得るために、おぬしらは
3月7日の月曜から、てんじくをめざすのじゃ」