料理が上手い人は、
作りながら片づける。

同時に下ごしらえをし、
一気に複数の料理を仕上げる。

出来上がりはもうすぐ。

またジュワッと音がするので
駆けつけると、
トマトと油が鍋で暴れてました。

え、焼くの！
すごい。おしゃれ。

暴れきったトマトが
じゅんわり美味しそう。

脂のいいにおいにつられてやってきた、
スガノです。
食いしん坊です。

が、ポテトの２度揚げに入ったところです。

２度揚げの温度は180度。
少しすくいあげて、空気を含ませながら
揚げるのがコツだそうです。
空気を含ませると、カリッとするんだって。

このスパイスをかけて、食べるんだね―。
タノシミ！　たのしみ展！

つやつやとした黄身の、
ベストなゆで卵がならびます。

熱湯から７分でこの状態に。

ジュワッと音がして、
あわててカメラを向けたら、
鶏肉でした。

ローズマリーを散らして、
重石に水を張った鍋を乗せて。

コクが出るそうです。

フレンチフライが
やたら美味しいレストランは、
ガチョウの油で使っていることが
多いのだそうです。

どうやって聞き出すんですか？と
シェフに聞いたら、
やんわりと問い詰めるんです、とのこと。

とが、
打合せに行く途中な感じで、
ふらりとキッチンに
立ち寄ってくれたのですが、
きっとそれはカモフラージュで、
フレンチフライを食べにきたのでしょう。

ですが、ジャガイモは２度揚げの予定。
１回目は140℃でじっくりと、
２回目は180℃でカリッと。

残念、まだ食べられませんでした。
フライングですー。

じゃがいもに目を奪われていたら、
こちらにこんなボウルがありました。

焼き豚は、シャンツァイと出会うのか！

しずかに、ゆっくりと、
揚げが始まりました。

３種類のスパイスを、
フレンチフライにかけたいので、
すべて切り方を変えてるんですって！

わー、見分けやすいし、
食感の違いもありそう。

料理とは、食べる人への
細やかな気配り。

油の温度もちょうど良く上がり、
そのあいだに、香菜の下ごしらえ。
先回りして、盛りつける器を準備して…

とは、
そのあいだ、とくに喋らないのですが、
流れるように息がぴったり。

はじめていっしょに
料理をするとのことですが、
なんだか長年の連れ添い感が。