「びみょうな似顔絵」がどんなものか、あまり知らないままいらしたお客さま。
たのしくおしゃべりしているうちに、似顔絵はできあがっていました。

ひと目見て「ひどい‥‥！！！」
しみじみ、とても深い声のリアクションです。

ご自分で手にとってから、またもういちど、
「うわぁ〜〜〜」、
身体の奥から出てきた声でした。

今日いちばん、びみょうな似顔絵のびみょうさに衝撃をうけてくださっていたと思います。
最後に忘れずに、お詫びの100nutsを。
お詫びしているのに福田さんが笑顔なのは、そう、とてもたのしかったからです！

10人に1人くらい、と山下さんが言っていましたが、たしかにちょうどそれくらいな気がします。
お顔と似顔絵どちらも掲載OKと言ってくださった、Aコースの方々です！
やっぱりびみょうかもしれないけれど‥‥どこか趣があります。

掲載のコースを決めていただくと、
「Bコース入りましたー」
と元気よくスタッフ間で共有します。

福田さん、
今回の似顔絵は全体的に優しいと思います。

かわいいー。

「せっかくなので」と、似顔絵もご自身のお顔も載せてOKのAコースを選んでくださいました。
すてきな笑顔。ありがとうございました！

ひとみしりなので‥‥と、ちょっとはずかしそうなお客さま。
じゃあ、いろいろお話ししながらにしましょう！
おしゃべりしているあいだも、福田さんの手元はすっすっとボールペンが動いていて、できあがり。

手もとが見えちゃうと
たのしみがなくなりますねと、
スケッチブックを浮かして描く福田さん。

書道をされているお客さまでしたので、
似顔絵も手もとに筆をもって。

おつぎは、おふたりの還暦のおいわいに、と
ご夫婦のお写真をお持ちいただいたお客さまです。

素敵なおふたりの写真に盛り上がり
思わず赤いペンで描いた福田さんでしたが、
「還暦の赤だ！」となり縁起良く続行です。

描き進めると、
あれ、今となりでやっている
「志の輔落語」の志の輔さんに
そっくりなダンディーなお顔が。

福田さん、びみょうな似顔絵‥‥でしたよね‥‥？

こうやって似顔絵を描いてもらう
機会があまりなかったというお客さま。

完成後に感想を聞いてみました。

「似顔絵ご覧いただいて、正直‥‥いかがですか？」

「いや、でも、いいとおもいます‥‥」

紙芝居とすこしの休憩がおわり、
さあ似顔絵再開です。

なんと描きやすいようにと
ベレー帽をかぶってきてくださったお客さまです。

ここまでたくさんのかたの顔を描いた福田さん、
ついに机から浮かして描いている瞬間も。

似顔絵とサインの休憩時間に「ぼくはうさぎ」の紙芝居がはじまりました。
読み聞かせがはじまると、全員がすっと引き込まれて会場の空気がひとつになることに、毎回感動します。
大福田展の会期中、長崎、香川、京都、静岡、富山へ旅をしてきた紙芝居ですが、これがきっと最後の読み聞かせの時間でした。

大福田展も、閉幕まであと3時間です！