ワッフルは、食べてもおいしいけど、
焼くときが、盛りあがる！

平らだった液状の食材が、
ふくらんで、
カリカリ部分とふんわり部分で
あのおいしい模様になるのです。
ワッフルトースターを開くときの、
心の高鳴りは、得も言われぬのです。

つまり、今回の練習期間を通じてわかったことは、
「糸井さん、ワッフルたのしいです」
ということ。
ワッフル焼くのが、たのしいです！

あした生中継を手伝ってくれる仲間であるはずの
も、
焼きあがったほかほかの
ワッフルを持っていっても、
ぽかーんとしているのです。

でもこれは、逆に言えばですよ？　

みんなは
「おいしい」と食べてくれるんですが、
あきらかに、こっちのテンションと
差があるんです。

私たちは、うまく焼けた時点で
「ひゃっほう！」という気分に
なりすぎています。

それは、みんなの
「じんわりぐあい」です。

なんだか、
気になることがあるのです。

３日間におよぶ
リハーサル、打ち合わせ、買い出し、
そして練習‥‥、
すべてうまくいきました。

いきました、けれども。

じんわり喜んでくれてます。

サナギが蝶になるかのように
突然、モッフルができあがります。

３人は満腹になりました。
というわけで、差し入れに！

いただきます！
白身は、鉄のフライパンで焼いた
あのカリカリ！
黄身は、食べたことのない食感！


「‥‥‥」


「納得いかない！
明日リベンジしたい！」