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2013/01/01 02:13
A HAPPY NEW YEAR!!
あけましておめでとうございます!
紅白を見て、ジルベスターコンサートで
カウントダウンして、家族で挨拶をして、
深夜にお風呂に入って、
あ、そうだ、きっとなにか起こってる、
と思って、開けてみたら、
花火が上がってた。
で、とっさにした自分の行動に
驚いたというか、呆れたというか‥‥。
着替えたんですよね、
ちゃんとした格好に。
家でだらだら寝ててもいいから
元旦だけは、ちゃんとした格好をしなさいと
まあ、子どもの頃に言われてはいただけどさ。
どうせならということで、
シルクハットまで。
(駅で着替えてるあたり、慌ててるよな)
村の広場に行くと、みんないたよ。
年越し、リアルが忙しいみなさん、
きっと、みんなの村でも
花火が上がってたはずです。
A HAPPY NEW YEAR!! 2013!!
今年もどうぞよろしくお願いします。
2012/12/27 04:05
完全版・
永田式貯蓄法!
知ってる人は知ってるけれど、
ライトなプレイヤーにとっては結構うれしい
『どうぶつの森』のちょっとしたコツ。
それが、人呼んで「永田式」。
今回はずばり「永田式貯蓄法」をお伝えします。
簡単にいえば「カブに頼らずベルを貯めるには?」
なんとなく、ぼくがプレイするなかでつかんだ、
「これが一番ラクかなあ」ということを伝授。
例によって、公式なデータに基づいてたりしない
経験則ですので、「へー」程度にどうぞ。
中心となるのは「南の島での虫取り」です。
わかりやすくするために、
持ち金を往復の船の料金
「1000ベル」だけ持ってスタートします。
つまり、島に着いた時点で持ち金は「0」。
着いたら入口から真っ直ぐロビーを突っ切ります。
(意外にここから外へ出られることに
気づいてない人もいるようです)
外に出たら左側でぶんぶん揺れている
ハニワくんに話しかけ、グッズをレンタル。
借りるのは、「あみ」と「釣りざお」のみ。
述べたように中心は「虫取り」です。
短時間にベルを効率よく稼ぐという観点からいうと
「虫取り」がもっとも効率がいいのです。
え? 普通? 知ってる?
ハイ、普通といえば、普通です。
とくにすごい技とかからくりはありません。
今回、ご紹介する「永田式貯蓄法」とは、
「南の島での虫取り」の効率を上げ、しかも、
「そんなにたいへんじゃない」というあたりの
ガイドラインをお伝えするものです。
ほどよくルーティン化できる、といえばいいのかな。
まず、みなさん、虫の価値を
だいたいのイメージでとらえてはいけません。
ヘラクレスオオカブトはたしかに高価。
でも、そのへんでヒラヒラ飛んでる青い蝶々、
モルフォチョウだって、なかなか高価です。
その売値はR・パーカーズで、2500ベルです。
2500ベルつったらあなた、ヒラメの3倍以上です。
今回の「永田式貯蓄法」では
このモルフォチョウがガイドラインとなります。
有り体にいえば、
「モルフォチョウより売値が安いものは無視」です。
とはいえ、たくさんいる虫の売値を
ぜんぶ覚えるなんて無理でしょう?
そのへんをラクに理解するのが今回の大きなテーマ。
いいですか。無視する虫を覚えてください。
ダジャレじゃありません。
代表的な無視する虫は、左の3つです。
・カブトムシ(売値1350ベル)
・コガネムシ(売値100ベル)
・ミヤマクワガタ(売値1000ベル)です。
ノコギリクワガタ(売値2000ベル)はお好みで。
この3種を捕まえる前に「無視する虫だ」と
わかることが大きなポイントです。
あと、パッと見でわかりやすい
蛾とナナフシも無視します。無視する虫です。
基本、これだけでずいぶん効率よくなります。
それ以外はぜんぶ取っちゃいましょう。
虫を捕獲するときの簡単なコツは、
まず、虫を見つけたらすぐ、遠くからでもすぐ、
Aボタンを押してアミを構え、ゆっくり近づくこと。
スライドパッドをゆっくりゆっくり操作しましょう。
そして、「自分の足」と「木」が1ブロックくらい
離れるくらいまで近づいてAボタンをはなして捕獲。
その際、網の先や虫そのものを見るのではなく、
「足」と「木の根元」を基準にするといいです。
1ブロックってのは、「小さい家具1個分」です。
正面だけでなく、横からも捕獲可能です。
つぎに重要なのは、「島をめぐるルート」を
自分なりに決めて、ルーティン化すること。
「同じルートをめぐる」ことが効率化につながります。
ちなみに、ぼくのルートはこうです。
まず、小屋を出たらハニワ側から
波打ち際を反時計回りに歩きます。ダッシュ厳禁。
ぼくの行く島では、東側の2本のヤシの木に
虫がいることはめったにありません。
そのまま時計でいうと6時くらいのところまで移動。
もっとも南側のヤシの木に虫がいるか確認して、
そこから島の内陸部に生えている木をチェック。
その際、内陸の木に例の3種類の虫や蛾がいた場合、
ぼくは近づいてそれらを追い払うようにしてます。
データ的な確証はないのですが、追い払ったほうが
目当てとなる高価な虫が出現しやすくなる‥‥
ような気がするんですよね、あくまで経験則ですが。
内陸の木のチェックが終わったら、
そのまま、南の、6時の位置に戻ります。
そして、また、島の外周を回っていきます。
で、小屋に戻ったら、またもう1周。以下くり返し。
たぶん、島の形や木の位置は、
人によっていろいろ違うと思いますが、
めぐるルートを定めることによって、
「この木にはこういう虫が出やすい」
といったことが、だんだんつかめてきます。
ここまでが理解できたら、もうひとつのポイント。
海の魚についての決まりです。
ここも、覚えることは、ひとつだけ。
ずばり、「サメのみを釣る」です。
もっと具体的にいえば、
「水面にヒレが出てたら
釣りざおに持ち替えて釣る」です。
あとの魚影は、すべて無視です。
「え? サメ以外にも高価な魚がいるのに?」
そんなふうに思う方もいらっしゃるかもしれません。
わかります、わかります。
カジキマグロ、ナポレオンフィッシュなど、
ヒレは出てないものの、大きな魚影のなかには、
サメに劣らず高価な魚もいます。
しかしみなさん、思い出してください。
今回の大きなテーマは「効率」です。
カジキマグロがはっきり認識できるなら
ぜひとも釣るべきですが、そうではありません。
ぶっちゃけ、その「大きな魚影」は
カジキマグロやナポレオンフィッシュではなく
スズキである場合が、おおいにあります。
その、不確定なトライは時間を大きくロスします。
『スズキかもしれないと思いながら釣るとき、
その魚は90パーセントの確率でスズキである。
絶対にスズキではないと確信しながら釣るとき、
その魚は70パーセントの確率でスズキである。』
かのドクトル・ナガータもそう言っています。
釣りというのは楽しいけれど、確実ではないのです。
ですから、今回は「サメ以外は無視」と覚えます。
コガネムシとカブトムシとミヤマクワガタと
蛾とナナフシを無視、サメ以外の魚を無視。
これだけ決めて同じルートを回っていると
やがて持ち物が青い蝶々と甲虫と
サメでいっぱいになりますから、
小屋のなかの「お預かりBOX」に移します。
ぜんぶで40、預けられます。
まちがっても、ククには売らないように。
ぼくの経験では、夜、これをやっていると
だいたい40〜50分くらいで
「お預かりBOX」がいっぱいになります。
そんなに時間をとられるわけじゃないでしょう?
「お預かりBOX」がいっぱいになったら
船に飛び乗って村に帰ります。
さんばしのカゴのなかに、
あずけた40の虫と魚が入ってますから、
R・パーカーズへ売りに行きましょう。
その際、持ち物を空っぽにしておくと、
3回ですべてを売り切れるので効率的です。
さて、これをくり返すと実際に
どのくらいのベルが得られるのか?
ある日の夜に何度かくり返してみましたので
その結果をお伝えします。
持ち金を「0ベル」にして、
「お預かりBOX」を満タンにしてすべて売ると、
1回目は「242300ベル」の稼ぎになりました。
「約50分で25万ベル」という感じです。
続いて、2回目。
やはり、同じくらいの時間をかけて
「お預かりBOX」をいっぱいにしました。
2回目は、高価な虫、およびサメとの遭遇率が高く、
1回目よりもよい結果となりました。
すべて売って、「287000ベル」です。
そして、3回目。
3回目はちょっとガイドラインを変えました。
青い蝶々ことモルフォチョウを無視し、
売値2500ベルよりも高い虫と魚だけで、
「お預かりBOX」をいっぱいにしたのです。
そうすると、「315500ベル」となりました。
しかし、時間も1時間以上かかりました。
個人的な感覚では、モルフォチョウを捕獲しないと
島をめぐるテンポが悪くなるので
あまりやりたくないなと感じました。
ああ、すいません、すごく長くなってしまいました。
まとめましょう。
「永田式貯蓄法」、約50分で25万ベルの稼ぎ。
コガネムシとカブトムシとミヤマクワガタを無視して、
釣るのはサメだけ。
‥‥あ、これだけ書けばよかったのか?
ちなみに、かっぺいの歌の途中で
ボタンを連打すると船での移動部分が
キャンセルされて時間が短縮できます。
船旅の演出がキャンセルされる瞬間に
かっぺいのいろんなセリフが聞けます。
2012/12/25 04:34
不本意‥‥
土曜日の上野公園でのイベント、
参加してくださったみなさん、
どうもありがとうございました。
みなさまからの投稿を見て
ふと気づいたのですが‥‥。
上野公園についてから、
コメントを書き換えたのですが、
セーブしてなかったからか、
反映されておりませんでした。
当たり障りのない挨拶で失礼しました。
そしてなにより、オレの格好!
これは、先日、会社で3DSを開き
プレイ中のまま放置しておいたときに、
いたずらで勝手に
着替えさせられたときのもの‥‥。
すごく半端な野球の格好‥‥。
このあとセーブしてなかったのか‥‥。
もう、超、不本意でなりません。
せっかく一張羅に着替えていったのに‥‥。
あ、ちなみに現在の一張羅は
ダッフルコートと青いリングブーツです。
とほほ。メリークリスマス。
2012/12/21 15:17
すれちがった
お宅拝見。
永田です。
たびたび述べておりますように、
通勤中にすれちがいまくりです。
久々に、やってみましょうかね。
すれちがった人たちの、お宅拝見。
コンセプトのはっきりしたもの、
お見事、と膝を打つほど凝ったもの、
いろんなお宅がございます。
おもしろいなあ。
人の家を見ているだけなのに。
2012/12/19 23:32
ゆーないてぃと私。
どうにもこの人とは趣味が合わない。
それがオイラと
ゆーないてぃの関係である。
かつて、ゆーないてぃの村を訪れたとき、
「これ要る?」
「‥‥絶対要らない」という
極めて不毛なやり取りをくり返したのち、
なにももらわず立ち去ったという話は、
以前、ご報告したとおり
である。
いわば、やつと、ぼくとは
相容れない世界に住む関係である。
そりゃもう、しょうがないのである。
どうしてあんな格好になっちゃうんだか、
たいへん理解に苦しむのである。
で、そういう、対極の存在ともいえる、
おかしなおかしな、ゆーないてぃであるが、
なんだか、ゲームをやっていると、
あちこちにいるのだ。
もう、住宅展示場に行くと、かならずいて、
あの、真ん丸な、瞳孔開きっぱなしな目で
ビタッと見つめられてしまうのである。
そのたび、びくっとしてしまうのである。
まぁ、同じ職場にいるんだから、
すれちがいやすいのはしょうがないにしても、
こんなに頻繁に出てこなくてもいいのに、
というくらい、やつは登場する。
しかも、微妙に、着替えてる!
なのに、全体に、ムードはいっしょ!
まったく、困ったもんである。
どうにかしてほしいものだと思う。
さて、話は変わって、先日のこと。
会社で席替えがあって、
ぼくは気持ちのいい窓際の席に移った。
おだやかな光の差し込む、
居心地のいい席だ。
ぼんやりと気持ちよく座っていると、
「あ、向かいの席だ。
よろしくお願いします」と、
正面から声をかけられた。
ふと見ると、
そこには、こんな顔が‥‥。
「こんにゃくわーーー」
2012/12/17 15:43
ティッシュ。
人の好みは千差万別、十人十色。
いやー、ほんと、
人によって好みが違うものだなあ、と、
すれちがった人の家を
住宅展示場で見るたびに痛感するのですが。
逆に、しょっちゅう、あちこちで
見かけるものもありまして。
なにかというと、ティッシュです。
ティッシュペーパーです。
いや、もともと、売り物ではなくて、
貯金がある程度貯まるともらえる記念品なので
たくさんの人が入手しているというのはわかります。
でもさ、ほんと、
いろんな人の家にあるよね、ティッシュ。
ちょっとありすぎじゃないかと思って
なんとなく写真を撮ってたら
あっという間にこんなに溜まってしまいました。
なんだろう、みんなにとって身近というか、
どんなふうに家具をコーディネートしても、
ティッシュだけは別格というか。
ありとあらゆる部屋の片隅に
そっと置かれてますよ、ティッシュってば。
その部屋はティッシュないほうが自然じゃない?
みたいな部屋にもかならず。
あなたの部屋にはありますか? ティッシュ。
ちなみにぼくの部屋には、
あったんですけど、この観察をしはじめてから、
いろんな人の部屋にありすぎる気がしたので
いまは片づけてます。
でも、部屋が広がったらまた置いちゃうかも。
2012/12/13 16:37
速報! 上野動物園で
すれちがいイベントやります!
よし!
たったいま、すべての関係先より
ご了承をいただきました。
後日、くわしくお伝えしますが速報です!
12月22日(土曜日)
9:30の開園から閉園まで、
上野動物園
にて、
『みんなで とびだせ どうぶつの森』
すれちがいイベントをやりますーー!
みんなで3DSを持って
集まり‥‥いえ、すれちがいましょう!
そんな、ものすごい催しには
ならないと思いますが、
なにしろ、パンダとか見られちゃうし、
気軽にみんなで集まりましょう。
まだ遊んでないという人、
いまからでも間に合いますよーー。
それでは12月22日、
上野動物園で会いましょう!
詳細はまたお伝えしますねー。
2012/12/12 15:07
オレの後ろに・・・。
モギちゃんの投稿にあった
「
フータの後ろから話しかける
」
というのを、気まぐれに試してみたら、
おもしろい写真が撮れたので更新します。
なんか、殺気を感じたのか?
2012/12/11 15:30
雪だ、雪だ!
朝起きると寒く、
空気が張り詰めていて、
窓の向こうに独特の明るさがあって、
もしやと思ってカーテンを開けて
ガラスのくもりをぬぐい、
外に飛び出すと、
やっぱり! 雪! 積もってる!
わぁ。
わぁ。
あの感覚をゲームのなかで
短く味わいました。
通勤電車の中でしたけど。
しばし、雪の積もる村を
年甲斐もなく無闇に走り回り、
こういうのってほんとたのしいなぁと
しみじみ盛り上がっていたところ、
雪のなかに、
懐かしき「雪玉」を発見しましたよ。
「雪玉」とくれば、あれです。
まずは、そうっと、転がして、
池に落ちないように、
木や石にぶつからないように。
ちょっとずつ
ちょっとずつ
転がして、
大きくして。
こんなもんかな。
もうひとつの「雪玉」も
転がして、大きくしていきます。
このバランスが、
なかなか重要でしてね。
広い場所でやったほうがいいですね。
転がしやすいし。
どうですかね。
こんなもんでいいですかね。
バランス的には。
うん。
ふたつの「雪玉」を
バランスよく大きくしたら。
さ、勇気を出して。
真横に並べた「雪玉」の
小さいほうを、大きいほうに向かって、
えいや! とタイミングよく。
うまくいくと‥‥
ドーーーーーーン!!!
こういうものができあがります。
さ、話しかけてみてください。
2012/12/10 03:06
「はにわ」的なるもの。
深夜に思うのだ。
「はにわ」とは、なんであろうか。
置物といえば、置物である。
家具といえないこともない。
が、あれほど多種にわたる意味を問われると
うまく答えることができない。
「はにわ」がなければならない理由はない。
「はにわ」が万人が愛されるとも思えない。
「はにわ」はあたりでもないし、はずれでもない。
諸君、「はにわ」とは、なんであろうか。
記憶がたしかなら、「はにわ」は
2001年にニンテンドー64用ソフトとして発売された
初代『どうぶつの森』から存在する。
どうしてあるんだろうね、「はにわ」は。
おそらく、合理的、機能的な面から見れば、
「はにわ」の存在意義はないだろう。
あるかもしれないが、他で代用がきく範囲だろう。
「はにわをなくさないで」と訴えるファンも
いるにはいると思われるけれども、
きっとその人にとっても一番ではないだろう。
推測する。
おそらく、ゲームの新作が話し合われるたびに、
「はにわって、もう、いいんじゃないですか」と
チームの誰かが言ってるんじゃなかろうかと。
「そもそもなんであるんでしたっけ?」と。
「こんなに数、いりますっけ?」と。
「せめてなにか役割をもたせませんか?」と。
推測を続ければ、おそらく場の面々も、
いったんは「そうだね」と理解を示すだろう。
「たしかに見直すべきかもね」と。
「まえもそういう話、したよね」と。
しかし、その合理的な意見に
チームの全員が心から納得することはない。
たぶん、「なんであるんでしたっけ?」と
存在を疑ったその人ですら、
「はにわ」の撤廃をほんとには願っていない。
いや、そもそも、
やりとりからすべて想像だけれどね。
でもたぶん、「はにわ」が残ってるということは
そういうことなんじゃないかなと思う。
思えば、ビデオゲームというものには、
とりわけ、シリーズを重ねるようなゲームには、
「なんであるんでしたっけ?」が
たくさん含まれている。
ゲームは「はにわ」的なもので満ちている。
生まれる理由や背景はいくつもあるだろう。
複数のつくり手が長期間をかけてつくるから、
遊びや隙が生じやすく、
合理性だけで律しきれないこと。
ある時期には意味のあったものが
仕様の変更などによって機能を失ったが
存在を取り去ると整合性がとれなくなるので
そのまま残ってしまうこと。
当初意味を持っていたものが
シリーズを重ねたことで意味を失い
なんとなく残って形骸化してしまうこと。
ひょいっとそれを生みだした開発者が
みんなに愛されていたこと‥‥。
人が知恵を出し合って話し合っていくと、
物事は合理的に整理されていくものだけれど、
合理性と機能性できちきちに締めつけられた
完全な世界のみを人が目指すかというと
意外にそうではないような気がする。
(そこを目指すには相当な強さが必要で、
それはそれで尊敬すべきことだろう)
しかし、だからといって、
「はにわ」的なものが失われないことが
当然の成り行きだとも思わない。
「はにわ」の存在意義はつねに疑われ続ける。
いつもいつも「はにわ」は
風の前に揺れる灯火のようであるのだ。
「はにわ」的なものが
そこから排除されずに残り続けるとき、
理由はたぶん強い肯定からではない。
「完全に合理的で機能だけの世界は息苦しい。
ムダであろうと、はにわを残すべきだ!」と
誰かが拳を振り上げて力説するからではない。
推測だらけの原稿の終盤に、
もうひとつ力強く推測しよう。
きっと、「はにわ」的なものが残る理由は、
「ないと、なんかねぇ‥‥」だ。
「かといって、なくすのもねぇ‥‥」だ。
「ま、あったらあったで‥‥」だ。
あるべきだという理由ははっきり言えないが、
ないときの寂しさは、はっきり感じる。
そういう必要のされ方をするものが
世の中にはあって、
それこそが、それを含む全体を
うっすらとかけがえのないものにしている。
その「ないと、なんかねぇ」という
非合理的なものこそが、
個性だったり、文体だったり、世界だったり、
意義だったり、気持ちの源だったりする。
ほんとに、うっすらと、だけど。
たとえば、ほぼ日刊イトイ新聞には
「今日のダーリン」というものがある。
糸井重里が毎日書いている原稿のことだ。
「ダーリン」というのは、
「ほぼ日」が十数年前に細々とはじまったとき、
「人が生きていくうえで使わないことば」として
糸井重里がおもしろがってつかいはじめたものだ。
はじめて「ほぼ日」を訪れる人にとっては、
わかりづらいこと、このうえない。
「ほぼ日」のモバイルサイトとか、スマホ版とか、
ページ全体のリニューアルを考えるミーティングが
社内には定期的にあって、
そこではしばしば「今日のダーリン」という
表現についての意見が出る。
はじめて訪れる人に、不親切ではないかと。
あるとき、一度、意を決して、
仮のページレイアウトにこう書いてみたことがある。
「糸井重里の日替わりコラム」
うわぁ! とそこにいる全員が感じて、
即座にそれは却下された。
そういう「はにわ」的なものが、
ゲームとこの世の中には、しばしば含まれる。
A HAPPY NEW YEAR!!
紅白を見て、ジルベスターコンサートで
カウントダウンして、家族で挨拶をして、
深夜にお風呂に入って、
あ、そうだ、きっとなにか起こってる、
と思って、開けてみたら、
花火が上がってた。
で、とっさにした自分の行動に
驚いたというか、呆れたというか‥‥。
着替えたんですよね、
ちゃんとした格好に。
家でだらだら寝ててもいいから
元旦だけは、ちゃんとした格好をしなさいと
まあ、子どもの頃に言われてはいただけどさ。
どうせならということで、
シルクハットまで。
(駅で着替えてるあたり、慌ててるよな)
村の広場に行くと、みんないたよ。
年越し、リアルが忙しいみなさん、
きっと、みんなの村でも
花火が上がってたはずです。
A HAPPY NEW YEAR!! 2013!!
今年もどうぞよろしくお願いします。