先日、あーちん先生の村から、
夜中にあーちんのママが
遊びにきてくれました。

走り回ったり、いろいろたのしく
遊んでいました。

【発見その１】
切り株に座ったまま、
じょうろで水を出せる！
ふたりで、座ったまま
じょうろで、ジャージャーやりました。
らくちんでした。

【発見その２】
あーちんママに、ワンピースを
プレゼントしたら、
その場で着替えてくれたのですが、
「着替えたら、走り方が
　女の子走りになったかもしれない」
「気のせいかもしれない」
と、あーちんママが言うので、
ほんまかいな？　と
一緒に並んで走ってみると、
たしかに！
ふたりの走り方がちがいました。
ワンピースを着ると、
女の子走りになる！

へぇーへぇーへぇー。

以上、発見２つでした。

うちの村で、一番半目な子、
マリリンのお誕生日がありました。
お家に行ってみると、
お友だち１人しか来てないようだけど、
たのしそうにパーティー中でした。

なんかくれ、的なことを言われたので、
持っていたフルーツをあげたら、
よろこんでくれました。

この２人は、朝から晩まで一日中、
この家の中でずっとどんちゃん騒ぎを
していたようです。
マリリン、おめでとう！

10歳のおともだちと、
今日もデートをするのです。

お家に遊びに行き、
いっしょにテレビを見る。
テレビを見ながら、おしゃべり。

「わたしのあたま、おおきい？」
「おおきい」

そうだよね。おおきいよね。

そして、島に行こうという話になると
「おごるよ！」
もうすっかりエスコートが
身についてきている。
おばちゃんとデートしてくれて、
ありがとう。

一緒に島に行って、
ツアーに参加して遊びました。
やっぱり、この通信ってすごいなぁ。
外国に住んでる村にも、
行けちゃうわけでしょう？
すごいなぁー。

夜中、ついつい、行ってみたくなる村。
それは、にこりにこり村。

気になるのです。
怖いもの見たさってやつだと思います。

駅にもいない、
切り株にもいない、
あの赤ずきんちゃんは、どこに？

ふわあああ！
テントの中で、寝ています‥‥。
足元には、OH NO！　斧です！
ひじょうにこわいです。
物騒です。
足元に裸で斧は、まずいです。

狸寝入りの可能性もゼロではないので、
抜き足差し足忍び足で、
そーっと、ランタンのほうへ行き、
明かりを消してみました。

このタイミングで起き上がったら、
ほんとこわい！
おびえながら急いで失礼しました。

もしかしたら起き上がっているかもしれないので、
近くのお家でかくまってもらおうと、
入ってみると、
すごくかわいい、見たことのないタイプの
おさるさんシェリーさんが
あたたかく出迎えてくれました。
気軽に呼び捨てしていいって。
あったかいなぁ。
少しくつろがせてもらって、
やや早足で、にこりにこり村を
あとにしました。

幼稚園からの同級生が、
始めたというので、
誘って来村してもらいました。

開口一番に
「おとこ？」
と聞かれました。
彼女はスタンダードに、
とってもかわいく着飾っていました。
社内のひととやっていると、
みんな仮装パーティーみたいで
あらためて、この会社のひとたちって、
ちょっと不気味なんだ、
ということがわかりました。
さすが、にこりにこり村の分村‥‥。

はじめたばかりの彼女は、
なにごとにも感動してくれて、
それも新鮮！ちょっぴりウブな女の子。

エスコートして、
いろいろなものをあげたり、
いろいろなところに連れてってあげました。
やっぱりデート気分になるものです。

「しまにいく？」
「いく！」

彼女を島に連れ出して、
釣りをしたりバナナをもいだり。

帰りに、
「ひとつきいていい？」

「なに？」

「なんでこんにゃくなの？」

！！！

そういえば、そうです。
誰にも聞かれたことのない質問に、
ちょっとびっくりしちゃった自分。

「ひびき？べつにこうぶつではない」
と答えました。

べつにこうぶつではない。
こんにゃく。

いただきものの柿が
みんなにふるまわれました。
わーい、わーい。
帰って、夜食べようかなぁ。
と思っていたら、
「え！」
みたいな声が。

ふと声のほうに目をやると、
が、柿を食べていました。
むしゃむしゃと、
わっしゃわっしゃと。
皮ごと。

えええええええ！
一同、ドン引き。
「どうぶつの森」かいっ！

「わーーー皮も食べてる！」
「そうだよ、そりゃあ、
　皮だけを食べてるわけじゃないからね」

‥‥。
見事に一同、しーんとしてました。

柿といえば、
が手に入れた
って言ってたけど、
なかなか出会わないなぁ。

日曜日のことでした。
こんにゃく村に、のしらすが来村にしました。

しゃぼん玉をくれたりして、
いいひとだと思っていました。
ぴこぽこハンマーを振りかざし、
たのしいひとだと思っていました。

そしたら急に、エスカレートしたのです。
「なんでやねん！」と言いながら、
先輩であるわたしを、殴り続ける。

さいしょはちょっとおもしろいから、
「あはは、もっとやってー！」
とは言いました。
言いましたけどね、
しつこいの。
写真を撮りたいんだけど、
うまく撮れないし、
どうやってらやめてくれるんだろう。
ああ、しつこい。

「とれた！」
と一言言ったら、ピタっと止まりました。
３分くらいの出来事ですが、
体感では６分くらいの感じ。

静かな日曜の昼下がり、
自宅で、ねこを膝に乗せながら
ゆったりとしていたら、
ピコピコピコピコ‥‥
ピコピコピコピコ‥‥
ピコピコピコピコ‥‥

とんだ日曜日でした。

◯月×日

10歳（男子）といっしょに、
また遊びました。

テレビを見たり、
いっしょに島に遊びに行ったり、
一緒に泳いだり、
一緒にツアーに参加したり。

釣りをしていたら、
網でボコボコ殴られました。
魚を釣りそこねました。


たのしかったです。

コアラのドングリが
「遊びにいってもいい？」
というので、時間を決めて、
遊ぶ約束をした。

すると、
「キミって一体、
　どんなコにそだつのぉー？」
と言われた！

理由は、
きのこのテレビを、裏返して
置いていたら、
「うしろむきの家具の
　背中を見せられても‥‥」
ということらしいのですが。
（だって、裏側にすると、
　オブジェになってかわいいんだもんっ）

そうか、自分は、こどもだったのか。
ドングリもこども。
この村は、みんなこどもなんだね。
こどもの村だ。
こどもたちの村なんだなぁ。
ひとり、感動してしまった。
えらいね、村のみんな。
これからも、こども同士、
村をよくしていこうね。がんばろう。

わがこんにゃく村に引っ越してきた、
ナディアちゃん。

引っ越してきた日には会えず、
次の日に
「はじめまして」と話しかけてみたら、
「引っ越そうと思ってる」と。

おい！
はじめまして、って言ってるのにい。
わしが、村長じゃぞ！
そんなの許さんぞ！
こんにゃく村が、つまらないのか？
こんなもんじゃないんだぞ？
一晩過ごしただけじゃ、わからないだろ？

必死に説得しました。
「もうちょっとこの村でがんばってみるよ」
の一言、いただきました。

ああよかった。
あわてたよ。

仲良く、しよう？