夜な夜な村をシャベルをもって
駆け回っていると、
やはり、休憩がしたくなるのです。

ああ、その昔は、
博物館の地下に
喫茶店があったじゃないか‥‥。
いまの村には、まだ、
娯楽施設がなにもないのだ。

どうしても。
どうしても。
鳩のマスターに会いたくなった。
しかたがないので、
しばらく行ってない、
『街へいこうよどうぶつの森』で
コーヒーを飲むことにした。

まあ、あっちも「モギコ」だし。

うん。
満足。

で、あとでわかったんだけど、
「とびだせどうぶつの森」の
パッケージの裏に、
鳩のマスターいました。

「公共事業」だった。
喫茶店を建てるのは。
あわわわわ。
マスターに会えるも会えないも、
自分がやらなあかんのね。

いま、橋をつくっているのをやめて
マスターを呼びたい‥‥。
しかし、募金も集まってるし‥‥。

やっぱ、カブか。
カブでいっちょ儲けなアカン。
橋はさっさと作って、
次は喫茶店だ！

ちょっとちょっとー！

こんなメールをいただきました。

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メールさせて頂いたのは、
わたしの村の旗のことです。
わたしの村は「ひなたぼっこ村」と名付け、
猫がひなたぼっこしてるような
デザインの旗にしようかな、
とぼんやり考えていたのですが…

わたし、
大好きな猫様がいることに気付きました。
ゆーないとさんのおうちにいらっしゃる、
牛ちゃんです。
もう、大好きなんです。あのフェイス。
いつか猫を飼える環境になったら、
絶対牛ちゃんのような猫を
飼いたいと思っております。

なので、つい、
牛ちゃんの旗を作ってしまいました。
なんともいえないシュールさを
醸し出しております。

（ひなたぼっこ村　村長より）

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うううううううう、うま！
うし、うま！
すっごいうま！
じょうずですねー。うれしいなあ。
牛も、恐縮しています。
ありがとうございましたー。
旗とかのオリジナルデザインづくりも、
たのしいですよねー。

あ、牛ってなんなの？
という方は、こちらをご覧ください。

エイブルシスターズで買った
絆創膏を顔に貼っていると、
住人のダンベルが
「なんだその絆創膏は？」
と訊いてきました。

心配してくれてる。
アクセサリーなのに。

でも、友情を感じるよ、ダンベル。
憧れの、男女の友情だ。

駅で寝て風邪をひいている
「しげちゃん」、
今日も住宅展示場にいましたよ。
無表情なそのお顔から
「よろよろよろよろよろしくぴーっ！」
をくりだされるのが
なんだか癖になってまいりました。

「しげちゃん」の保護者が、
昼間あいかわらず忙しいのと、
風邪ひいちゃったらしいせいで、
赤鼻のしげちゃん、
活躍の時間がとれません。

金も、家具も、株もありません。

駅で暮らしはじめていますが、
そのせいで風邪ひいたのかもね。

そして、深夜に、
高台の灯の下で、
空と海を眺めるのです。

一泊二日で東京を離れ
ロケに出ていたわたくし。
往きの「あずさ」では
原稿を書いておりましたが
復路はずっとみつぼし村にいました。
松本発みつぼし村経由新宿行き。

ホットコーヒーを前に、
ヘッドフォンをつなげて、
老眼鏡をかけて。
ああ、しあわせ。

さきほどアップしたラコスケも
その道中で会ったんですけど、
いつもの連中も、
いつものように妙でした。

かっぺいには超上から目線で
こんなこと言われるし、
たぬきちは「皮算用しない主義」って、
たぬきは捕られるほうだっつうの、だし、
引っ越してきたばかりの
なかなか苦手な感じの姐さん（名前忘れた）は
いきなりノミだらけだし。

道中３時間ちかく、飽きなかったですよ。

それは海で素潜りに
夢中になっていたときのこと。

ブイのあたりまで泳ぎ、
魚影らしきものをみつけたので
潜ってみると、
ホタテがとれました。

わーい。

‥‥はっ。

うしろに、だれかいる！

そして、話しかけてきた！

ラコスケでした。

なつかしー！　元気にしてた？
前作「おいでよ　どうぶつの森」の記憶が
よみがえってまいりました。
前は橋の上で会ったよね？
そして川を下って海に出ていくきみを
ぼくは追いかけることができず
見つめるだけだった‥‥
それが、こうして海で会えるなんて！

ラコスケの哲学者ぶりはあいかわらずで
謎の言葉をのこし、
そして、「いいもの」とホタテを交換して
ブイの外へ泳いでゆきました。

ところで「黒いホワイトソース」
というものは、ないですな。
焦げたんだろう、それは。
あるいはイカスミが混ざっちゃったとかさ。

森をひらいたら、
コトブキ前村長が出てきたので
机の下にもぐって写真を撮りました。

以前、DSやWiiでどうぶつの森をやっていたときの
コトブキ村長って
「釣り大会ですよーー」って高らかに宣言したり、
「フォフォフォフォ」って笑っていたり、
なにかとのんびりしたお方だった
記憶があるんですよね。

それが、今回、オレンジ村では
アロハが村長に就任したら、
桃をもってこいとか、
ダンゴ虫とってこいとか、
条例をつくるのに金を払えとか言われる。

コトブキ前村長は
そんな大変なことをしていた空気を
まったくださず
（していなかったのかもしれませんが）
のんびりかまえていたなぁ。
って村長のデスクの後ろに飾られている
写真を見かけると、
ついつい考えていたのですよ。

なんでもそうなんですけどね、
先陣の苦労は、
やってみないとわからないものです。

「試してみたら、ほんとに釣れる！」
「おかげで毎晩爆釣です！」
「永田式、最高！　宇宙一！」
ま、若干の誇張はありますが、
「永田式」釣り方、意外にも大好評であります。

あれですよ、ほとんどの人が知ってることも、
知らない人はほんとに知らないんですよ。
というわけで、今回は永久保存版、
「永田式釣り方完全版」をお送り致します。
どうも釣りが苦手‥‥というみなさん、必見！

まずは、魚の視界を理解しましょう。
いいですか？　魚には目があります。
これ、重要なことです。
魚には目がありますから、魚の見えるところへ
浮き（ほんとは釣り針）を落とさなければいけません。

魚が「写真１」のようにいた場合、
見えている範囲は「写真２」の
ようになっていると思われます。
黄色いところが見えているところです。
まずは浮きを黄色いところへ落とすこと。これが基本です。
ここで注意しなければいけないことは、
目のそば、鼻先とも思えるオレンジの部分は、
意外に見えていないということです。
つまり、浮きをオレンジのところに落としても
魚は気づきません。近くを狙いすぎてはいけないのです。
逆に、直線上であれば、かなり先まで見えているようです。

つぎに、竿を振ってキャスティングしたときの、
自分と浮きの位置関係、距離感を把握しましょう。
当たり前のことですが確認しておきます。
「写真３」が真横へキャスティングしたところ。
「写真４」が縦にキャスティングしたところ。
振った方向に「まっすぐ」飛びます。
距離は意外にありません。
このくらいだな、と理解しておきましょう。

以上を踏まえると、魚の視界へ浮きを落とすには
どうしたらいいかわかりますよね？
「写真５」をご覧ください。
ある魚がいたとき、方向と距離さえ把握していれば、
いろんな場所から狙うことができるのです。
距離の関係上、魚影が見えない場所から
キャスティングしなければならないこともしばしばですが
方向と距離を信じてトライしてください。

さあ、そしてここからが永田式の真骨頂です。
「見るべきは、浮きではなく、浮きの上！」
重要なことですからくり返しましょう。
「見るべきは、浮きではなく、浮きの上！」
これを、なんと図解でわかりやすく説明しましょう。

「写真６」をご覧ください。そう、浮きです。
ばかばかしいとあきれることなかれ、
見つめるべきポイントを赤くかこってみました。
いいですか、浮きではなく、
この四角の部分を見つめてください。
スティング率いるポリスならずとも、見つめてください。
エブリブレスユーテイクとはこのことです。
1983年の大ヒット曲です。

さあ、魚がやってきた！　「写真７」！
魚がエサをつつき、浮きの周りに波紋がひろがります。
しかし！　ご覧ください、赤い四角を！
見つめていたい！　赤い四角を！
なんにも変化がないでしょう？　ただの水面でしょう？
だから、まったく反応しないでいいのです。

そして唐突なクライマックス！
「写真８」をご覧ください！
この瞬間こそがＡボタンを押すときです！
赤い四角を見てください。後生じゃけぇ見てつかぁさい。
飛んでるでしょう？　しぶきが、飛沫が飛んでるでしょう？
このように「浮きの上」に白いものが見えたら、
Ａボタンを押せばいいんです。
ちなみにＡボタンは１回、そのときだけ押せばＯＫです。
魚がかかってる間、押し続ける必要はありません。

さぁ、これで私の秘伝は伝承完了です。
一子相伝も考えましたが、
こんな時代やさかい、みなさんに拡散希望です。
みるみるウハウハでどかんどかんのばっかばかです。
いや、そこまでかはわかりませんが‥‥。

ちなみに、以上のことはすべて、
ぼくの経験則に基づいており、
任天堂オフィシャルのものではまったくございません！
したがって、間違っている可能性があります！　えっへん！
なんか、友だちがこんなこと言ってたよーレベルで
受け取っていただけると幸いです。

いやぁ、久々にゲームの攻略原稿っぽいものを書いたわー。
いまって、攻略といえばとにかくデータですけど、
昔はこういう「オレの編み出したコツ」みたいなことが
ゲームの攻略法としてけっこう便利がられたものです。
「ここは、気合いで避けろ！」とか
「とにかく耐えろ！」みたいな
それ、攻略法って言わなくね？　みたいなものとかね。

ほとんどの人にとって常識でも、
知らない人にとっては超便利な「永田式」、
どうぞあなたもお試しあれ。

きのうひょんなことから、
「かき」をもらったのだ。
かきだぞ。かき。
うわさにも聞いたことがなかった。
「かき」だよ。
なんやらわからん。
とりあえず、埋めたら生えた。
大事にせなアカンから、
周りに埴輪をおいて
うっかり掘り起こしたり
切り倒したりしないように注意。

で、その「かき」の登場によって、
造成計画の変更を余儀なくされそうだが、
いちおうできたぞ。我が村の造成計画が。

ちなみに、これはスキャンをして
いつでも取り出せるように、
アイホーンにいれてある。

今日は、朝に南の島にいって
とってきたマンゴーの植樹と、
椰子の植樹である。

ごらんのとおり、
果樹がまだ潤沢にないため、
種類の違う果樹をうえるときには
果樹と果樹のあいだに
どうしても距離ができてしまう。
そして、それでもすべてを
規則的に植えるためには、
果樹と果樹の距離は
均等にしておきたいのだ。
また、岸壁からの距離が
どれくらいあいているかを
穴ではからなければ、
苗が枯れてしまうではないか！

というわけで、昨日のような
あなっぽこを連続して掘る
練習が必要なのだよ！

ん？　
わたしは、おかしなことを言っているか？
I do not think so.

ちなみに、
村長が土木をしているときに
村民もシャベルをもって
近づいてくれたりするのだが、
きみたちは
ゆっくりしていてくれていいぞ！
村の造成は、村長の役目だからな！