エントランスまで入ってみると‥‥。

「あっ、なんだ、このベンチは！」

あー、内装も新しくなってるね。

「こんなベンチはなかったぞ！」

そうだね、って、なんでそんなにキレてるの。

「こんなベンチはなかった！！
　こんなベンチはなかったぞ！！」

だからなにギレよ、それ。

「思い出なのに！
　こんなベンチはなかった！！」

第２九曜ビルにやってきました。
誰しも最初の勤務地は
思い出深いものなのですねー。

中華料理「礼華」に来ました！

あこがれてた
高級な中華料理のお店。
予約でいっぱいで
入ったことがなかったんです。

わたしたちだって、
コース料理を楽しませてもらおう。
うれしくて写真がぶれてる。

さっき、おはぎを食べたばかりなのに、
もうおなかがすいている私たちです。
うまい。うまいです、生パスタ！

まもなく、やってきましたー。
マイパスタ！

海老とキノコのトマトクリームパスタです。
わいわいわい！

先に出来たてが来た二人に、
あつあつを先にお食べーと食べてもらったら、
うわーん！いい顔してるー。

わたしのテーブルはまだ空白です。
でもキッチンでシェフがシャカシャカと
フライパンをあおっている音が聞こえます。
もうすぐだわーーー。

永田さんと合流。
地上に出ました、表参道駅。
ああ、この街の空気ー。

永田さんがテキスト中継をしています。
何度も何度も目にしてきました。
スマホ首に気をつけてね。

が行きつけだったという
中華料理の「上海港」。
イチオシは11番の
海老レタスチャーハン。

「一度、お財布を
忘れちゃったことがあったんだけど、
あまりにも来てるから店主さんが
わたしのことを覚えててくれてて、
つけにしてくれたの」

この時代に。

「そう、この時代に。
それ以来いまも車で通ってるの」

律儀な杉山さん。
後ろ姿がうれしそう。

こちらは、糸井重里と
山下、永田の３人から成る
「時代関係なく好きになんか
食べてくださいチーム」です！

あらかじめ本隊チームから
「どうせあんたら言うこと聞かず
好きに動くでしょ」扱いされてる
感じがありますが、うん、いい読みだ！

そんなわけで我々３人は
自由に何か思い出のものを食べます！

まずは山下と合流。

「表参道の駅降りるとどうしても
骨董通りに向かっちゃうんだよね」

何年前の習慣よ、それ。

「‥‥あ、18年前だ」

染みつき過ぎ！

デザイナーのが
ちょっと遅れて合流しました。
いま自動車教習所に通っていて、
縦列駐車を教わってきました。

みんなそろってお腹もぺこぺこ、
ひちょうに向かいます。