‥‥と、いうわけで、
ほぼ日26周年を祝って
みんなでワチャワチャやってきた
「おいしいごはんを一緒に食べる一日」ですが、
このあたりで中継を締めさせていただきます。

「みんなでごはんを食べるのって、
こんなに嬉しいことなんだ！」
というのを、再確認したような日で、
たぶんほぼ日乗組員たち、
またちょっと仲良くなって、
力を合わせやすくなったんじゃないかな、
という気がしています。

そしてこれからもまた、嬉しい日には
みんなでごはんをわいわい食べられるような
ほぼ日でありつづけられるよう、
また「やさしく、つよく、おもしろく」を胸に、
ぐんぐん進んでいけたらと思っています。

そしてやっぱり最後にあらためて、
こういう機会だからこそ感謝を。
いろんなことを一緒になって
面白がってきてくださっている、
読者の方、関係者の方々、
いつも本当にありがとうございます。
みなさまのおかげで、いまのほぼ日があります。
これからも、ぜひまたいろんな
楽しい時間をご一緒できたら嬉しいです。

（そして「ふーみん」チームのみなさん、
テキスト中継のさまざまな場面で
お世話になったみなさま、
深くお礼を申し上げます！嬉しかったです！）

それでは‥‥ありがとうございました！
またこれからも、
ほぼ日一同、がんばります。
It's getting better all the time!!

（「うれしい日には、みんなでごはんだ！」
おしまいです）

そして、今日のこぼれ話的なこと、
もうひとつあるんです。
ずいぶん個人的なことですが。

実は今日「コート・ドール」に行ってた
明るいビルのチームに、
ぼくは１冊の本を託してたんですよね。
斉須政雄さんの『調理場という戦場』。
大昔、ほぼ日の連載が
単行本になったものですけど。

この本がもう、ぼくは昔、学生時代に
もう、大好きで、大好きで。

「こんなに何も無い自分が、
これからどう生きていけばいいんだろう」
とずっと落ち込んでいた
二十歳ぐらいの自分がですね、
斉須さんの言葉に
めちゃくちゃ勇気づけられて。
就職活動中とか、ずーっとカバンの中に入れて、
お守りのように持って、
何十回と読み直していたようなものなんですけど。

それを、みんなが
「サインもらってくるよ」と言ってくれて、
斉須さん御本人が今日、
すごく丁寧な、胸にひびくメッセージを
時間をかけて書いてくださって。

もう、こんなの、泣くんですけれども。

から受け取って読んだとき、
ほんとにぼくは泣きましたよ。

斉須さんが書いてくださったのは、
こういう言葉でした。

『言えなかった事
　出来なかった事
　思い通りにならない
　環境と歳月が
　研ぎ澄ました
　感性の刃となって、我が身を社会へ
　彫り出してゆく』

二十歳頃の自分が、時を越えて、
あたたかく肯定してもらったような気がしました。

斉須さん、本当に、ありがとうございます。
もらった言葉に恥じないように生きます。

そして、それを自分のことのように喜んで、
笑顔でわたしてくれる仲間の、
乗組員のみんなの存在というのもありがたくて。

ぜんぜんうまく言えないですけど、
「ほぼ日」って、こういうことがある
メディアなんだよなあ、と思って。
生きててよかったな、と思って。

今日はただ、みんなでおいしく
ごはんを食べる日というだけだったんです。
でも、こういうことだって起こるんです。

ものすごく個人的な思いですけど、
そんなきっかけをくれる
「ほぼ日」という場所が、今に至るまで
26年間続いててよかったなあ、と思うし、
これからもまた続いていってほしいんだ、
と、すごく思いました。

‥‥で、これはもう、
こぼれ話的なことですけど。

さっき、今日の最後に、
すべての仕事がひとしきり終わった
写真係のが、
帰る準備をととのえたあとで
ぼくのところにやってきて、
「あ、これ」と
なにか持ってきたんですよ。
おつかれさまですー、とか言いながら。

‥‥ん、なに？
まだ確認しなきゃいけないこと、
なんか残ってったっけか。


「マミーズのアップルパイです。
田中まさん、テキスト中継のなかで
食べたいって書かれてたから、
朝、出かけたついでに買ってきました。
一日、おつかれさまでしたー。じゃ！」

そうやってそそくさと帰っていきまして。

‥‥‥‥。

ええー、なんだなんだ？
めちゃくちゃ食べたいと思ってたけど、
え、そんなサラッとかっこいいことする？
自分も今日、相当大変だったはずなのに、
「あ、買っていったら喜ぶかな」とか思って、
めちゃくちゃさりげなく買ってるわけですよ。

こういう人が、ほぼ日のまだ
入って数年くらいの乗組員ですよ。

ちょっとジーンときちゃったし、
ほぼ日の未来、なんだかまたすごく、
面白くなるような気がしませんか？

かっこいいなあ、と思って
「負けられないなあ」と思いました。

（そしてアップルパイ、めちゃくちゃ喜んで
いただきました。おいしかったー！）

‥‥で、なんだか、撤収も終わり、
ちょっとした掃除とか、
余った食材を配ったりとか、
そういったことがぜんぶ済んだあとで。

最後に写真係だったが、
今日のハイライトをざっとまとめて
みんなに送ってくれたんですよ。

で、それがなんだか、
すごく嬉しい感じのもので、
みんな本当にいい笑顔だし、
楽しそうだし、
「いいチームだなあ」ということが
すごく伝わってくるようなもので。

なんというか、すごく自然に
こういういい時間を
創刊記念日という日に過ごせるチーム？
「あ、これ、めちゃくちゃかっこいいじゃん！」
と、写真を見ながらぼくは思ったんですよね。

「記念日にみんなでごはんを食べる」って、
ほんとに何気ないことですけど、
そういうことを普通に、
「たのしいし、嬉しいじゃん！」
みたいな感じでやれるのって、
案外すごいことだと思うんですよね。

「あつまる」ことを素直に喜べて、
その上、みんなでその場を
一緒に面白くしようとしていける
おおらかさのようなものがあるというか。

めっちゃ普通だけど、めっちゃいい。

だから、そのあたりのことを思って、
「これからも、
おれたち全然だいじょうぶだし、
また絶対おもしろくなれるな！」と
思えたというか。

簡単に言うと
「なかま」みたいなことですかねえ‥‥。

がちょっと前に、全体でのミーティングで
ほぼ日が大事にしたい考えのひとつとして、
こんな言葉をみんなに伝えたんですよ。

『■いいもの、
　　いいこと、
　　いいなかま。
　
　　それができれば、もんくなし。』

なんだか、そのあたりについて
「わぁ、みんなもうできてるじゃん！」と
思えるような一日だったような気がします。

いやあ、ほんとに、ありがとう。
いやはや、ほんとに、おめでとう！

まだまだもうちょっとメールを
いただいちゃうかもしれないですが
（ぜんぶ嬉しく拝読します！）、
最後に、今日の締めにぴったりのような
こちらをご紹介させていただけたらと。


このたびは、ほぼ日２６周年おめでとうございます！！
めでたい日にはおいしいものを食べよう！という
ほぼ日の記念すべき日にピッタリのこの企画。
本当に楽しくテキスト中継を追っていますよ！

じゃんじゃんとＵＰされていく、
おいしいものと乗組員のみなさんを見ていると、
なんだか私までおいしいもので
幸せに満たされていくようです。

最後にふーみんさんの、
ものすごくおいしそうな晩ごはんをみんなで食べて、
わーっと片付けて、おいしかったねーと
大満足のみなさんの様子を見ていると、
２６周年のほぼ日の船をまたぐんぐん進めて行く
パワーとなっていくのだな、と、
長年たのしませてもらっている読者として、
またこれからのほぼ日がどうなっていくのか、
たのしみでワクワクしています。

そうそう、
カロリーメイツの久々の復活も嬉しかったです。
変わらないメイツTシャツの３人が、ペロリと食べて
空になっていくお皿が本当に気持ちよくて、
またいつかメイツの食の旅を見てみたいです。

おいしいもの食べてりゃ
なんだってなんとかなるはず！なのですよね。

本当に２６周年おめでとうございます。
（スティックのり子）


‥‥ね！ ですよね！
もうほんと、おいしいもの食べてりゃ
なんだってなんとかなるはず！

いただいたメールを読みながら、
ああ、今日はそういうことがしたかったんだよな、
そういうのをみんなでやって、
場所は違うかもしれないけど、
画面の向こう側にいるいろんな人たちと、
なんだか「こういうのっていいよね！」って
やりたかったんだよな、と思いました。

みんなでごはんを食べる、なんて、
ほんとに何気ないことかもしれないですけど、
こうやってまた、船をすすめて
いきたいと思ってるなあ、みたいな。

いや、もう、ぜんぜんまとめられて
ないですけど（苦笑）、
そんなふうに書いてくださって嬉しかったです。
本当に、ありがとうございました！
（田中）

いろんな企画に参加してくださる
こんな方からも、うれしいメールが。


ほぼにちわ、サンキュー三郎です。
いつも楽しく拝見しています。

ほぼ日を読んでいてお気に入りの言葉が
いくつかあります。
その中でも一番のお気に入りは

　　「おもしろがり上手」

何でも楽しんじゃえ！、楽しんだもん勝ち！そんな感じかな。

先日の「炎のオンリーでロンリー」に
参加して改めて思いました。
みんなおもしろがり上手だと。

第1回目のオンリーでロンリーで
山下さんと永田さんが
サンキュー三郎を面白がってくれたおかげで、
ほぼ日読者の人達もそれに乗っかって
おもしろがってくれて、
あれよあれよという間に10年。
糸井さんをはじめ、スタッフの皆さん、
ほぼ日読者の皆さん、
みんなおもしろがり上手だよなぁ、とつくづく思います。
（なんか同じ臭いがする・・・。）
みんなでおもしろがる感じが大好きです。
おもしろがり上手の連鎖、もっと広げたいですね。

ほぼ日、大好きです。
26周年おめでとうございます！
（サンキュー三郎）


いやぁ、なんだかもう、
長々とコメントしてしまうのもあれなのですが、
「おもしろがり上手」って、最高ですね。
さらにうまくなって、
ほんとにもっともっと連鎖を広げたいです。
ありがとうございます！
（田中）

もうひたすら、ありがたいなー！
という気持ちばかりですが。


創刊26周年おめでとうございます。
テキスト中継を追っかけながら
たのしい一日を過ごさせていただいています。

ほぼ日をスキになって
ほぼ日好きな人と出会えて
ほぼ日愛を語れるなんて最高です。
糸井さんがいなかったら、
ほぼ日がなかったらこんなこともなかったんですよね。

先日のオンリーでロンリーでも
たのしい時間を過ごさせていただきました。
前橋BOOK FESも決まり、
年があければ生活のたのしみ展
まだまだいろいろな事が待ってるほぼ日さん
たのしみにしてまーーーーすっ！
（もぐりん）



ほぼ日さま、おたんじょうびおめでとうございます！
ごはん！ごはんいいですね！
行く道、お店に入って座る、メニューを選ぶ、ごはんを待つ、出てくる。
その瞬間の食べ物のキラメキと、香りと温度に、
胸がぱぱーんと膨れる感じ。
テキストと写真で、みなさんのおいしい、
がぱぱーんとワタシの胸を膨らませています。
ううーん、シアワセ！
今週末東京旅行なので、どこかみなさんのおいしいに突撃しちゃいます。
午後もがんばれそうです。ありがとうございます！
（ゆう）


「オンリーでロンリー」やテキスト中継など、
一緒に楽しんでくれてる方がいてこそだなあ、と、
なんだか今年の26周年は本当に思っています。
ありがとうございます！
ぼくらもまたがんばれそうです！！
（田中）

いやはや、もう、
できる限り紹介しちゃいます！


ほぼ日のみなさん、ほぼ日は!
26回目の創刊記念日おめでとうございます。
忘れられないのは2023年春に開催された
「生活のたのしみ展」でいただいた
斉吉さんの牛ちゃわんです。
やわらかく、そしてやさしいあまじょっぱさの牛肉と玉ねぎとつゆが、
ほかほかの炊き立て白ご飯にぴったりで、
あっという間に完食してしまいました。
付け合わせの浅漬け、お味噌汁、そして、
一緒にいただいたSORACHI1984も美味しくて大満足でした。
あまりの美味しさに、別の日に再び食べに行ったほどです。
また食べられたらいいな、なんてひそかに思いつづけています。
（mspencer）



初期の「生活のたのしみ展」で
あんペースト&バターをコーヒーで
いただいたことを思い出しました。
今や、コーヒーのお供はあんこ系が
最適じゃないかと思うくらい。
しばしば羊羹や最中などと
コーヒーを楽しんでおります。
会場で、ほぼ日の皆さんが
接客してくださったのが嬉しかったです。
これからのほぼ日にも期待しております。
（otome）


斉吉さんの牛ちゃわん、そうなんですよ、
あれもほんっとうに美味しかった！
で、「SORACHI1984」もですよね
（ぼくも飲みました）
また食べられたらいいなーって、
お互いに思い合っておきましょう。
で、登場したら、そのときニヤッとしたいです（笑）。

そして、あんペースト＆バター、にコーヒー！
なんだっけ‥‥すごく記憶にありますよ。
（２つくらい候補があります。苦笑）
でも、ぼくらも「たのしみ展」で
いい感じでやりとりさせてもらえるのが
いつもほんと元気になるんですよね。
また「たのしみ展」いらしてくださいねー！

（田中）

なんだか長い読者の方の
こんな感じのメッセージも、
やっぱりすごく嬉しいんです。


26周年おめでとうございます。
2001年からの読者です。
これまで楽しく読ませてもらっています。
これからも楽しみにしています。
（fromふくい）



26周年おめでとうございます。
いつからほぼ日を読んでいるか、
分からないのですが、ユラールのパーカを
ボロボロになるまで着ていました！

ほぼ日のおいしいものといえば、
カレーの恩返し、です。
ほぼ日の塾に参加したとき、
みんなでカレーを食べたことが
あったと思います(たぶん)。
そのとき、おいしいね、って言いながら
食べたのをすごい憶えてます。
なんか遠足みたいで楽しかったですね。
（なかね）



私がパッと思い出したのは
かなり昔の投稿だと思うのですが、
「ただいま製作中！」でシェフさんが
お寿司を掲げている画像でした（笑）。
シェフさんのあの表情がとても良くて、
忘れられません。

あと、もう一つ。
皆さんでお弁当を買いに行くイベント。
皆さんとても楽しそうで、
私もそこに混ざりた〜いと思った記憶があります。
(bunko)



「パソコンと豆炭」が本棚にあるので
その頃から、ほとんど欠かさず
拝見していると思います。
本当にたくさんのことを教えていただき
生活を豊かにしていただいています。
今年は美味しいもの周りをテーマにされるとのこと。
とても楽しみです。
（かなえゆい）


ありがとうございます！
昔から読んでくださってる、というだけで、
ぼくはものすごく元気が出る感じがあって、
みなさん嬉しく、ありがたいです。
ユラールのパーカー！ 「ほぼ日の塾」のカレー！
「パソコンと豆炭」！ イべんとう ！
そして謎のの表情（笑）！
（さすがに写真、見つけられなかった！）

思い出を共有させてもらえるって、
ほんとに嬉しいですね。
これからも、どうぞよろしくお願いしまーす！
（田中）

そして、こんなメールをくださった方も。
おそばもので３通ほど。


今日、ふーみんさんの映画を観てきました。
お料理も美味しそうでしたが、
とてもあったかい気持ちになりました。
糸井さんが言っていた「アイディアと誠意」って
こういうことなのかなぁ？と思いました。
映画のタイトルをお借りして、
わたしも「キッチンから花束を」。
26周年、おめでとうございます！
（GS）



初期からの読者なので
「サルのおせっかい」が忘れられません。
香ばしいガーリックとオニオン。
できることならまた食べたいけど
難しいんだろうな。
ラーメンを箱買いしたのは
たぶん最初で最後の経験となることでしょう。
（J）



26周年おめでとうございます！！
気仙沼に行った時に食べた
まるきさんの煮干しそばは衝撃的でした。
TOBICHIさんに行った時に初めて買った
「カレーの恩返しカレー」も
今まで食べたカレーの中で
トップレベルに美味しかったです
（すりごま）


わぁ、「ふーみん」さんの映画、
見に行かれたんですね。いいですよねぇ！
（写真はねぎそばです）
斉さんご本人、ほんとうにあのままの
あたたかい空気の方でした。
ぜひお店にもまた、行かれてください。
ありがとうございました！

そして「サルのおせっかい」のお話も
うれしいです。
「サルのおせっかいを買った」というだけで、
なんだか思い出を共有してる感じが
ふわーっと楽しい気分です。
これからもよろしくおねがいしますね！

また、まるきの煮干しそばも、
あれ、なんであんなにおいしいんでしょうね？
「カレーの恩返しカレー」もうれしい！
ありがとう、ございますー！
（田中）