数ヶ月前、田口くんから
「みちのく潮風トレイルを歩く企画」を
相談されたときは、
永田さんも私もちょっと迷いました。

田口くんは、
ほぼ日のデザイナーとしての業務が
たくさんあります。
自らが主導しているプロジェクトもあります。
支障なくまとまった時間を
空けるというだけで、
本人にかかる負担が
大きいという理由がひとつ。
もうひとつは「道を歩くテキスト中継」が
いったいどういうものになるのかを
うまく想像できなかったからでした。

しかし、みちのく潮風トレイルの
成り立ちを知るうちに、
「歩く」というベーシックな行動で、
その土地々々を身近に感じることが、
わかってきました。

私は、少しだけ田口くんと
行動をともにして、
歩かなくてはわからないことが、
たくさんあることを知りました。

しーんとした道。
おそろしい海鳴り。
野生動物。
おいしい大判焼き。
フレンドリーな地元のみなさん。
寒い寒い夜。

田口くんに
「もう、歩くのはしばらく
やらなくてもいいって感じ？」
と訊くと、彼はこう答えました。

「ぜんぜんやりたい、
いまからでも歩きたい、
このまま１週間のばしていいなら、
歩きつづけて、いつか
みちのく潮風トレイル全行程を歩き抜きたい」
と。

田口くん、おつかれさま。
またあした（笑）、会社でね！

「はい。
ほんとうにありがとうございました！」

そう言って、
大きく手をふって、
田口くんは改札を抜けていきました。

みなさま、
５日間、たくさんのお声をいただき、
ほんとうにありがとうございました。


東京もまださむい。
こんななかを田口さんは歩いてるんだ、
と思うと勇気がでます。
今日もお気をつけて！わたしもいってきます！
（ことぽっぽ）


宮城のこの時期は晴れる日の朝は
放射冷却でかなり冷え込むので
野営テントで夜を明かす田口さんは
大丈夫だろうかと今朝目が覚めて
いちばんに思いましたが元気そうでよかった！！
全然平気そうだけど、
顔馴染みの人たちが来てくれて
あったかい朝ごはんを振る舞ってくれて
泣いちゃうくらいうまい！！ って
本当はちょっと淋しかったのかな、田口さん。
（ｈ）


あったかいコーヒーに炙ったパン、
焼いたジューシーなソーセージ。
おいしいんだろうなーしみるんだろうなー。
昨日はカレーがあまりにおいしそうだったので、
急遽夕飯はカレーになりました！
（stk）


スガノさんのテキスト中継があることにやっと気がついて、
さっき冒頭から最新まで一気に読みました。
うれしそうにおいしいものを手に入れて、
うれしそうに＆おいしそうに食べる皆様、
いつもながら最高です。
11日もどうぞ安全第一で。こちらは仕事ですが、
14:46には手を止めるつもりです。
（guppy）


ほぼにちは！朝から癒やしの笑顔が満載ですね！
一代さんたちの「おかえりなさい」と
「いってらっしゃい」を拝見して、
ちょっと涙が出そうになりました。
（ゆみっぺ）

ここJR気仙沼駅から、
田口くんは電車で
東京まで戻ります。
つかれているだろうし、
おまとめ動画も作らなきゃいけないから、
ゆっくり新幹線でね。

西田くんと私は、車です。
テントやキャンプグッズや
そのほかいろんなものと、
思い出を載せましてね。

たぐちゃん、ちょっと
陽にやけたんじゃない？

「そうかもしれません」

それか、すす？

「そうかもしれません」

ピー、ガーガーガー。
こちら、トレイル３人組。
ただいま気仙沼駅におります。

つなかんを去るときの挨拶は、
「いってきます！」
また帰ってくるから。

見えなくなるまで（ほんとうに）
手を振って、このチームも帰ります。

おつき合いいただき、
ありがとうございました！
あとは、トレイルチームの
3人組におまかせします。

それではーー！

つなかんをあとにします。
たのしかった。
もちろん、また来ます！

こちら、つなかん。
お茶をのみながら、
たのしいおしゃべりが続いています。
お別れまでの時間を惜しむように。

西田カーに乗って、
「つなかん」のある
気仙沼唐桑をあとにしました。

後部座席に田口くんが乗車していることに
小さく違和感があるのが可笑しいです。

永田さんカメラに見送られた、
ふつうの関係の３人は。