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駅まで送ってくださることに
2022/09/13 18:25
斉吉さんが
駅まで送ってくださることになりました。
いいんですか、
気仙沼駅までですよ。
「駅だからこそ送るんです」
お忙しいのに!
自宅で愛用中の浄法寺漆器です
2022/09/13 18:04
でももう、
行かねば、
盛岡にたどりつけない!
山ぶどうのジュース
2022/09/13 18:00
私はもっと、斉吉さんに
商売のコツを教えてほしい。
感想を生産者さんに届けるよろこびも
2022/09/13 17:47
斉吉の和枝さんとかなえさんに、
看板商品の「
金のさんま
」を手に持って
いただきました。
和枝さん
「明日、岩手のブラムリーの果樹園に
行かれるんですよね。
それはとてもたのしみですね。
東北の生産者の方々はほんとうに、
年中畑に行って作物を見つづけて、
まるで作物としか話をしていないような方が
たくさんいらっしゃいます。
なかには、約束したようなおいしいものを
ご自身でほんとうに出せているかどうか、
心配している方もいます。
斉吉のオンラインショップでは、
買ってくださったみなさまに
かんたんにレビューを書いていただける
しくみがあります。
このレビューをそのまま、生産のみなさまに
お伝えするようにしています。
すると、たいてい
『こんなに言っていただけるなんて』
と、驚かれます。
『生産者冥利につきます』
『もっといいものを出せるように励みます』
と、おっしゃっていただけます。
そうすると、
つくり手の方が一所懸命に出していただけるものを
うまく活かしていただけるようにと、
私たちはさらに、調理法の動画を作ったり、
同梱のお手紙で案内するようになります。
私たちがお届けしているものは、
けっして安いものではないので、
届いてダメにしてしまったり、使わなかったり、
調理を失敗するようなことがあってはいけないと
思っています」
斉吉さんのオンラインショップのなかでも、
特に土曜日の冷凍の「生鮮便」は、
季節ドンピシャリのものを出しているそうです。
今週あがったサバを、
取れた分だけ出す、ということもあるんですって。
そして、月にいちどの「東北おいしい村」は、
アイスクリームやパンなど、
たのしいさがつまった、
東北のおいしいものが届きます。
私もここでどれほどのパンを買ったかどうかわかりません。
「いつでも冷凍庫に、パッと解凍するだけでいい
たのしいものある、と思っていただけるように」と、
かなえさんが毎回内容を考えているのだそうです。
旬に合わせるしかない
2022/09/13 17:09
和枝さん
「うちのオンラインショップは
ある程度の量を発注しますので、
そこめがけて最高のおいしさのものを
収穫しなければいけませんから、
生産者さんにもたいへんな負担がかかります。
ときにはそのタイミングがずれることもあって、
オンラインショップのセットの組合わせが
急に変更になってしまったりします。
生産者さんは、
『こんなにまじめにやってるんだ!』と
驚くような実直な方々ばかりなんですよ。
でも、じつは東北では特に、
『生産』と『商売』が
離れたところにありました。
震災があって、都会のみなさんが目をむけてくださって、
『東北にはおいしいものがこんなにある』と
気づいてくださった。
それまで私たちは、何もできていなかったんです。
そこでやっと、震災前からあった私のおなかのなかの、
静かな怒りが湧き出ました。
自分たちのせいだ、と。
こんなにもいいものがあるのに、
自分たちが伝えてこなかったんです。
東北の豊かさ、みずみずしさを
もっと知ってもらいたい。
もっと遊びにきてもらいたい。
斉吉の『
生鮮便
』と『
東北おいしい村
』が、
みなさんと東北のおいしいものがつながる、
ちいさなきっかけになってほしいんです。
でも、斉吉は
オンラインショップですべてのものをいつでも
販売しているわけではありません。
ですから、みなさんがもっとほしいと思われたら、
どうぞ直接、生産者さんに連絡を取って、
お買い求めいただければと思います。
それはほんとうにうれしいし、
それでこそだな、と思っています。
だから、今回、ほぼ日さんが
うちをきっかけとしてくださって、
『すっぱい林檎の専門店。』さんの
岩手や青森のブラムリーをあつかってくださることは、
ほんとうにうれしいのです」
少しで、さっと
2022/09/13 17:04
和枝さん
「都会にはおいしいお惣菜がたくさんあるし、
レストランもたくさんです。
そんな味に近づけるように自宅で料理しようと思えば、
素材も道具も調味料も、
ちゃんと揃えないといけないと
思っていらっしゃるでしょう。
それが、苦手意識につながってるんじゃないかと
思うことがあるんです。
いい素材を少しの調味料で、
さっと加熱する。
それでじゅうぶんおいしいんです。
新鮮で栄養のある素材は、
さっとした調理でいいのです。
そして、いい調味料の使用量は、
少しでいいんですよ。
火加減だってむずかしくありません。
だって、少し前まで、
みんな薪でお料理していたでしょう。
自宅ではみんなきっと、かんたんなものを
食べていたと思うんですよ」
でもそれは、素材がいいからですよね。
素材さえよければ、
このブラムリーのように‥‥。
「そう、レンジでも、とてもおいしいんです。
糸井さんがたのしみにしてくださってる、
来週火曜発売の
原木まいたけ
も、そうです。
裂いて、フライパンで焼いて、
香りがたってきたら醤油をピュ、でOK」
あのまいたけ‥‥みんなが狙ってますね。
「あれね、年に2週間しか
出ないんですよ」
え!!!
「今回ブラムリーで、
菅野さんもおわかりになったと思いますけど、
食べもののホントの旬は
ほんの一瞬なんです」
そうか、ふだんの私は、
流通できるものばかりを、
食べていたんですね。
最初は生で食べてみた
2022/09/13 16:39
和枝さん
「『すっぱい林檎の専門店。』さんにも、
最初はほかの用事で
遊びにうかがったんです。
そのとき、藤野さんに、
イギリスのものでこんなりんごがあります、
調理用なんですよ、
と、ブラムリーを分けていただきました。
最初は当然、生で食べてみました(笑)。
すっぱくてね。
でも、イギリスでは肉料理に使うということで、
斉吉でもいろいろ試してみることにしました。
たしかに、豚肉のソテーに合わせると、すごくいい。
でも、分量や火入れの仕方など、
あんばいが難しいな、と思ったんです。
次にジャムにしてみました。
最初は当然、鍋でつくりました。
とてもおいしいけれども、
あまりにもあっという間にくずれてしまって、
これも逆に難しいのかもしれない。
そこで、レンジです。
砂糖とレンジ。かんたんです。
ブラムリーの、すぐにくずれる特徴も活かせます。
これなら、お客さまにも、
よろこんでいただけるでしょう。
そう思って、ブラムリーを
『生鮮便』でご紹介することになりました」
そのときの斉吉さんのレンジレシピのおかげで、
私たちのブラムリーの感動が
沸点に達したといえます。
だって、ジャムってすでに
ハードルが高いですから。
和枝さん
「ですよね。でもね、料理って意外と、
あっさりかんたんにできるものなんですよ。
みなさんが思っている以上に」
実際に食べていただけるのか?
2022/09/13 16:29
いいものだからといって、
斉吉さんがオンラインショップで扱うとは限らない。
では、ポイントは?
かなえさん
「ポイントは、ただひとつ。
うちのお客さんに合うだろうか、
ということなんです。
家にこれが届いて、納得いただけるかな?
それをおもに考えます」
和枝さん
「量が扱いづらいもの、
届いて処理に困るようなものがあれば、
斉吉でなんとか工夫できないか、検討します。
生産者さんに、
『もう少し小分けにできませんか』
と、ご相談することもあります。
そして、重要なのは調理法です。
いくらおいしいものが届いても、
お料理のハードルが高いものは、
実際に使っていただけません。
ですから、斉吉のチームでは、まず、
『だまって買う』
『これは、おいしいね!』
『料理、アレンジをやってみる』
『これならお客さまに使っていただける』
というところまでやって、はじめて、
生産者さんにご連絡して、アポを取ります」
だから、ブラムリーも、
電子レンジ法が、前面に!
「そうなんです」
おいしいからといって、扱うとは限らない
2022/09/13 16:20
かなえさん
「生鮮便は火(冷蔵)と土(冷凍)、
東北おいしい村は月にいちど、
やるようになってきたので、
どんどんと『喉が渇くように』
おいしいものを探すようになりました」
どうやって探しているのですか?
農家さんやお店の横のつながりで、
紹介が多いのでしょうか。
和枝さん
「いえ、たまに紹介はありますけど、
ほとんどが、直接食べて見つけています」
えっ。お取り寄せで?
かなえさん
「通販で買うこともありますが、
多くは、お店に買いにいって食べます。
だから扱うまでに旬が終わってしまって
『また来年に』ということもよくあります」
和枝さん
「でも、おいしい、いいものだからといって、
斉吉が取り扱うかどうか、というのは、
また別の話になるんですよ」
どういうことですか。
とれたてのものには力がある
2022/09/13 16:05
かなえさん
「コロナの緊急事態宣言が出て、
私たちは東京や大阪などの
催事に出かけられなくなった時期がありました。
お客さまから、次いつ来るのか、
買いものに外に出られなくなったんだよ、
という声が届きはじめました」
たしかに、ひところは
デパートも閉まっていました。
和枝さん
「それに加え、私はちょっと前から
考えていたことがありました。
催事などで東京や大阪に行くと、
お店にならんでいるものが、
ちゃんと流通に乗るような野菜や肉ばかりだな、と。
ときには『ちょっと日が経ってしまってるな』と
感じるものも並んでいました。
出張がつづくと、
ちょっと体調を崩すこともあったんです。
それでなくても、コロナで
自由に食べられないときでしょう、
みなさん、何をめしあがっているのかなぁと
ずっとずっと思っていました。
このような時期でも、
とれざかりのものをめしあがったら、
元気になってくださるのではないか。
そう思って、
『生鮮便』や『東北おいしい村』をはじめたのです」
かなえさん
「だから、最初の頃は、
トマトと、きゅうりと、魚の切り身、
そんなかんたんなものばかりでした。
とりあえず欲しい方に届くようにと
30セットくらいからはじめたのです」
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