気がついたらこんな時間！
もう、おいとましなければならない時が迫っていました。
あわわわわ！

ドタバタと荷物をまとめて、
ふたごさん、やまうちさん、くりはしさん、
ぼちぼち失礼しなければなりません、
ばたばたとすみません！

展示をたのしんだかたが、
「ガチャファイター廻くじ」の
ガチャを回してくれました。

「どうせならおもしろチャレンジで、
お面とか当たりますように（笑）」

と言いながら回すお客様が
すばらしいと思いました。
たのしみかたを理解してくださっている
方です。

そんなお客様にはE賞がご当選。
ちいさめの廻のキーホルダーです。

「‥‥これは、当たりなの？」

と聞かれてすこし困りました。
あまり目立たないキーホルダーなので、
「人から事情をたずねられにくい」
という意味では当たりだと思います！
いずれにしても、世界中でいま、
これが入手できるのはここだけです！

「ぼくら、ほぼ日と言いまして‥‥」

「あ、手帳を使ってますー」

うれしいです、ほんとうれしい。

「いっしょに写真を撮ってほぼ日に載せてもいいですか？」

「もちろんですー」

ああー、うっれしいなぁ。

八戸の手帳ユーザーさん、
ありがとうございました！

可愛らしいおばあちゃんがいらっしゃいました。写真は恥ずかしいとのことで、手だけご出演。

どこで、この展覧会を知ってくださったんですか？

「ラジオを聴いて知ったのよ。博物館っていうから、蝶々とかそういうものが見られるのかなと思ったら、不思議なものがいっぱいで（笑）とりあえず、ガチャガチャをぜんぶ引いて、家に帰ったら孫に見せようと思うんですー。」

ラジオを聴いて！ 蝶々はいないのですが、ガチャガチャを楽しんでいただけてうれしいです。ありがとうございます！

古代では、
人間をカプセルに入れて転がして、
どこを怪我するかで恋占いをしていた。
‥‥もちろん大嘘です。

その「恋占い」を
ちいさな土の人形で再現したものが、
入場して最初に体験していただく
「大嘘ガチャ」です。

東京、大阪で１万8千人の
動員があったわけですから、
その数の土人形が作られています。
それを作るのは、現場のスタッフです。

型抜きで粘土を人型に抜いて、
目を入れて、
乾燥させて、
どこかを割って、
説明書といっしょにカプセルに詰める。
これを１万8千回。

大人たちが力を合わせて、
本気で嘘に取り組んでいます。

広い八食センターの
どこで「大嘘博物館」をやっているのか、
はじめて来られる方は迷うと思います。
ぼくらもいまだに、
方向がわからなくなるくらいです。

何箇所かに看板が出ていますので、
その方向に進みましょう。
やがて突然、魚屋さんの並びの中に
「大嘘博物館」の
エントランスがあらわれます。

干物の横に、ぜんぶが嘘の博物館。
このカオス、すばらしい。

山下「かつては、土人形を使って恋占いをしていまして‥‥。」

お客さま「えっ‥‥本当ですか？」

山下「‥‥うそでございます。」

お客さま「（笑）！」

藤井亮さんの作り込みが凄いので、一瞬、信じてくださるお客さまもいらっしゃいます。すみません、展示してあるもの、すべてがうそなんです。

青森県をはじめ、宮城、岩手など、近隣県のみなさんが遊びにきてくださっています！

新鮮なお魚越しの大嘘博物館‥‥。あらためて、不思議な空間です。

会場内のあちこちから。ガチャのハンドルを回す音が聞こえてきます。

赤ちゃんからおじいちゃんまで、幅広い世代の方にご来場いただけてうれしいです！

一瞬、混乱しました。

いつも「ほぼ日曜日」や
TOBICHIでお見かけするお客様。
ほとんどすべての催しに
来てくれている方が、
ここ八戸の会場に！

よく似た方かと思ったら
まさしくそのお客様でした。

なんと、このために
来てくださったそうです！
「これを東京で見ていなかったので」
って、なんてありがたい‥‥。
うれしくていっしょに記念撮影。

青森県の美術館にも
このあと行くそうです。
そうしてください、
せっかくここまでいらしたのだから。
あと、八食センターでの
お食事もぜひ！！

ほんと、ありがとうございました！